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2015年1月19日 (月)

書斎に熊がやってきた!(2)

「木彫りの熊」はいったいどこで作られたのでしょう。そうだ、と思って熊に「どこから来たの?僕にだけは教えて」と小さな声で聞いたら、寂しそうに後ろを向いてしまいました。

と、これは冗談冗談。<毛並み>を表現するノミ跡を見てもらいたかったから床に下ろしました。へへへ!

Dscn1023

大きめの彫刻刀で彫った上を、さらに細い彫刻刀で毛の方向に沿って丁寧に刻んでいます。こうすることで躍動的な毛並みが表現されています。

次に参考にしたのは郷土玩具の百科事典といえる『郷土玩具辞典』(斎藤良輔編、東京堂出版、1997)です。以前、いくつか雑文を書くのに重宝したのを思い出しました。早速、引いてみると「北海道のアイヌ人形」に続いて紹介されていました。

北海道の熊彫り:北海道産の羆(ヒグマ)の姿態を写実的に木彫りした民芸玩具。材料にシナノキ、クルミなどを用い、這い熊、坐り熊、鮭負い熊、鮭食い熊、立ち熊、吠え熊など大小各種がある。大正13年(1924)北海道胆振国(いぶりのくに)八雲町の徳川農場で、農場主徳川義親がスイスから持ち帰った民芸品の木彫りの熊を見本に、農民の副業として製作されたのが起こりとされ、「八雲熊彫り」と呼ばれた。その後、道内のアイヌ部落に授産の目的で作らせており、現在では八雲町、空知郡奈井江町(堀井観光物産)他、札幌市、旭川市、釧路市、函館市、白老町などで製作され、道内の各地に見られる。「木彫り熊」といって海外にも輸出され、北海道の代表的な観光土産品になっている。

わが書斎にやってきた熊は「坐り熊」のようですね。それも何だか寂しそうに見えます。ペットショップでもそうですがワンちゃんなどを買った方が「この子が私を連れて帰って、と懸命に訴えているみたいで・・・」とかおっしゃるじゃないですか。この熊の場合も買われた方は熊を土産店の店頭あたりで見つけたときに同じような思いにかられたのではないでしょうか。

どこで作られたのかは、生産地は北海道全域に広がっているみたいで難しくなりました。買ったご本人が亡くなっっているのでそれを聞くこともできません。困りました。それにしても宅配事業のしくみがなかった時代、こんな大きな熊をご自身で持って帰られたのでしょうか。重さ3キロですよ!それだけ<一目惚れ>だったのでしょうねえ。

(記入者:野次馬)

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