ピロリ菌の除菌
―日本が貧しかった頃に感染したとか…―
亀さんは、胃の内視鏡検査を何度も受けていますが、ピロリ菌の検査をしたことがありませんでした。
というのは、ピロリ菌に感染していると、胃潰瘍や胃がんの確率が高くなることは分かっているのですが、C型肝炎が完治するまでは、“C型肝炎で肝臓がんになる確率が高いのに、胃がん防止に頑張っても…”という気持ちが強く、除菌の意欲が湧かなかったのです。
今年は、C型肝炎が完治したこともあり、6月16日の胃の内視鏡検査にあわせて、ヘリコバクター・ピロリ抗体の検査をしました。
すると、ピロリ菌に感染していることが判明し、その除菌のために、6月23日から上のような「ラベキュア®パック800」を服用しました(注1)。
服用の効果は直ぐ分からないとのことで、約2ヶ月後の8月18日に、ユービット錠の尿素呼気試験法(注2)による検査を受け、先日、除菌が成功したことが分かりました。
ところで、“亀さんがなぜピロリ菌に感染したのか?”が疑問だったので、医師に質問しました。
すると、医師は、「正確には分かりませんが、日本が貧しく、衛生環境が悪い頃、井戸水などを飲んで、感染した可能性が大きい。」とのことでした(注3)。
そうしてみると、終戦直後に育った亀さんは、衛生環境や医療環境の悪かったために、C型肝炎ウィルスやピロリ菌に感染したのですが、戦後の医療の発展のお蔭で、いずれも克服できたことになりますね。(記入者:亀さん)
追記:亀さんの奥さんも、今年、ピロリ菌の除菌をしたのですが、3剤がこのようにパックになっていないために、間違いなく服用するのが大変だったようです。
しかし、このラベキュア®パック800というのは、飲まなきゃいけない薬3剤が服用する時ごとにパックになっており、便利でした。
(注1)ラベキュア®パック800:http://www.eisai.co.jp/news/news201409.html
(注3)そのため、50歳以上の日本人の80%はピロリ菌に感染しているが、衛生環境の良くなってから育った若い人の感染率は低いそうです。
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