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2014年8月 7日 (木)

広島原爆の日に思う

  ―核の抑止力に頼っている現実―140806011p1040051_2 140806022p1040056140806033p1040057

今年も、8月6日の広島原爆の日がやって来ました。

原爆投下の日は猛暑だったそうですが、今年は43年ぶりの雨天での式でした。

被爆二世の亀さんは、毎年、NHKの「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(注)の中継にあわせて、黙祷し、平和を祈念しています。(そのため、勤務には遅刻しています。)

今年の式典では、広島市長は、平和宣言の中で、「核の非人道性」を指摘し、核兵器という「絶対悪」をなくすための提案などをしました。

また、安倍首相は、被爆者の会合で、「我が国には核兵器のない世界を実現していく責務がある。」と述べたようです。

しかし、現在、我が国は、「核兵器廃絶」と言いながらも、アメリカの核抑止力の傘で守られている現実があります。

亀さんは、理想と現実の違いを感じざるを得ません。

最近、我が国では、東アジアでの緊張を背景に、集団自衛権などの論議が盛んにされていますが、「抑止力」に頼って平和を維持する(←軍事力の拡大)という発想から脱却できるのか、考140806044p1040055えさせられます。(記入者:亀さん)

追記:ところで、原爆被爆者の高齢化に伴なって、原爆の悲惨さが身近な記憶から遠のいていく傾向にあります。

亀さんが小さい頃は、8月6日は登校日で、その日は、原爆の悲惨さを学習し、“原爆許すまじ”を歌って、平和を祈りましたが、昨日のTV放送では、広島市立千田小学校の全校集会の模様が放映され、昔と同様に、平和学習が継続していることに安堵しました。

(注) 亀さんは、真の意味で「平和」が実現できていると認識していないので、一般に使用されている「広島平和記念式典」という用語を使用せず、式典の正式名称を使用しています。http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1347936740512/index.html

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