7月2日は半夏生!
―半夏生の花が咲き、タコを食う!―
7月2日は、雑節(72候)の一つ「半夏生」です。
この日は、夏至から数えて11日目で、梅雨も後半となります。旧暦時代は、この日までに農家が田植えを済ます節目となった日のようです。
また、この日には、タコを食べる風習があるようで、亀さんちも食卓にタコのてんぷらが出てきました。これは、農作物がタコの吸盤のように大地にはいつき、しっかり根付くようにという願いと、これから夏に向けて体力・精力を付けるという意味のようです。
ところで、亀さんがカワセミ撮影に行く、近所の公園では、この季節に、ドクダミ科のハンゲショウの花が咲きます。
この草は、半夏生の時季に咲き、穂状の花が咲く頃だけに、花に近い葉っぱが白くなるので、「半夏生」と「半化粧」の連想から、こう名付けられようです。(このことから、片白草とも言われます。)
このように葉っぱが白くなるのは、授粉を媒介してくれる、虫をおびき寄せるための自然の摂理で、葉の表面だけ白くなるのです。
不思議ですね。(記入者:亀さん)
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コメント
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「半化粧」は化粧の途中と教わった。でも山歩きではおばさんたちに、「説明できない状態?」と言葉を濁す。名前を絶対忘れないからね・・・・と猛反撃を受ける。
投稿: GORO爺 | 2014年7月 3日 (木) 06:08
>GORO爺さんへ
面白い花ですね。
珍しい草のようですが、亀さんが行く公園では、愛好家が大切に保護しており、たくさん繁茂していますよ。
投稿: 亀さん | 2014年7月 5日 (土) 21:09