下水道のマンホールのふたが変わった!
―下水道の布設の時期が分かるよ!―
亀さんは、先日から、都内を歩いていて、下らないことが気になって仕方ありませんでした。
下水道のマンホールのふたを見ると、今までと変わったような気がしたのです。
今までのふたは、黄色や緑の色は付いておらず、鋳物の色そのものだったような…。
“インターネットで調べてみよう!”と思ったのですが、忙しさの中で、インターネットで調べずに2週間以上経過しました。
昨日調べてみると、東京都下水道局は、10年ほど前から、マンホールのふたに固有番号と管きょの布設年度を表示することにより、単なる管理用であったマンホールふたに「個性」と「顔」を持たせることとしたようで、23区全体で約47万枚あるマンホールふたを年間約1万3000枚ずつ順次変えていくことが分かりました(注)(全部新しいふたになるのに、30年以上掛かる計算です。)。
それによって、下水道への理解と愛着を深め、維持管理の迅速化・効率化を狙っているようです。
そこで、昼休みに神田小川町近辺で、マンホールふたを調べてみました。
上左が今までのマンホールふたで、上右が新しいふたです。古いふたも結構残っていました。
上の写真は亀さんの職場に一番近いふたで、新しいものです。左から、黄色で63、緑で9H、緑で6H、黄色で34と書いてあります(写真をクリックすると拡大されます。)。
最初の文字のキャップの色が黄色→合流管、汚水管、青色→雨水管で、数字(01~99)は管理図内の人孔(マンホール)番号で、真ん中の緑色の二つのキャップは管理図内の固有記号を表し、最後の数字は管きょの布設年度(西暦。1900年代…黄色、2000年代…青色)を表します。
ですから、上のふたは、1934年に敷設された合流式の63というマンホールの9H6Hというマンホールふたということになります。
上の写真は亀さんの職場の周辺で布設が一番古い1933年のものです。
靖国通りを挟んだ神田淡路町のものです。1979年の布設です。
本郷通りを挟んだ神田小川町2丁目、神田錦町のものです。2005年や2010年に布設された新しいマンホールもありました。
このように、マンホールのふたの番号で、下水道の布設時期が分かるなど、色々と楽しめますよ。(記入者:亀さん)
(注)「マンホールのふたが変わります」(H.13.3.26):http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/in102.htm
« 丸ちゃん、ありがとう! | トップページ | らくらくスマホとキャラメルバナナ寿司 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
亀さん、こんにちわ。
さすが亀さん、注意力が凄いですね。
私も、ウォーキング途中で色の付いたマンホールの蓋を見た事あるんですが、
全然、気にも留めなかったですね。
まして、数字等が記入してあるなんて!
思ってもいませんでした。
さすが亀さん(v^ー゜)ヤッタネ!!。
投稿: ポンタロウ | 2014年5月30日 (金) 10:42
>ポンタロウさんへ
亀さんは、気になることがあると、放っておけないという性癖があり、下らないことも調べてしまうんです。
どうでも良いことなのに…とは思うんですがね。
ポンタロウさんのように、喜んで呉れる人もいるんで、うれしくなります。
ありがとうございます。
投稿: 亀さん | 2014年5月31日 (土) 00:27