4月19日のカワセミ(2)
―大きなタナゴに苦戦するカワセミ―
カワセミは、生きた魚やエビ・ザリガニなどを頭から丸吞みします。ワシやタカなど他の鳥のように、大きな餌を千切って食べるようなことはしません。
したがって、大きな魚を食べるときは、とても苦労します。
岩や木に魚を打ち付けて弱らせたり、タナゴのように幅の広い魚は、背びれ―腹びれの方向をつぶして、幅を狭くしたりして、喉を通るようにします。
19日は、タナゴを2匹捕ったので、食べるのに苦労していました。その様子をご覧下さい!
はじめは、タナゴを弱れせるのに苦労し、止まり木に何度も打ち付けており、4枚目の写真ではタナゴを放り投げて咥える方向を変えています。
次は、タナゴの幅を喉を通るようにするのに、苦労していました。タナゴを弱れせて、一度、呑もうとして呑めず、やり直していました。
6枚目の写真では、タナゴをつぶして魚の幅を狭くしています。
このときは、食べるのに、約2分40秒ほど掛かりました。
カワセミの食事も大変なんですよ。(記入者:亀さん)
付記:大きなザリガニの場合は、手足がたくさんありますが、呑みこむときにそれが喉に引っかからないようにするために、ザリガニを岩や木に打ち付けて、手足を落としてから食べます。
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