アケビの授粉、一応完了!
亀さんちのアケビは、今、三つ葉アケビの雌花と雄花が満開です。ただし、雌花は、めしべがほぼ成熟していますが、雄花はおしべの半分くらいしか成熟していません。
また、五つ葉アケビは、雌花が満開直前で、めしべもほぼ成熟しているのですが、雄花はツボミのものが多く、おしべもほとんど成熟していません。
このように、アケビが雌雄異花で、雌花・めしべと雄花・おしべの開花・成熟の時期が異なるのは、遺伝子の多様性を確保するために、自家受粉を避けるための仕組みだそうです。
そのため、めしべに花粉を付ける授粉作業をする際に、花粉の確保が大変です。
そのため、亀さんは、五つ葉アケビと三つ葉アケビという異なるアケビを栽培しているのです。
そして、この9日から3日間でほぼ授粉を終えましたが、三つ葉アケビの雌花、五つ葉アケビの雌花とも、三つ葉アケビの花粉で授粉しました。
五つ葉アケビの雌花は、まだツボミのものもあるので、五つ葉アケビの雄花の花粉で追加的な授粉をするかもしれませんが、授粉は、一応完了です。
昨年の授粉よりは上手くいったので、今年も、昨年の収穫(121個)以上、一昨年の収穫(160個)程度の収穫が期待されます(注)。
今後、折に触れて、アケビの実の生育状況を報告いたします。(記入者:亀さん)
(注)昨年、一昨年の収穫:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-5fde.html
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