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2014年1月22日 (水)

ワンステップバスと車椅子

     ―運転手さんに感謝!―140120032p1020734140120021p1020733 

亀さんが通勤に利用しているK興業バスは、ノンステップバスかワンステップバスですが、いずれにも“車椅子の人が利用できる”という車椅子マークがあります。

しかし、亀さんは、今までに、車椅子の方が利用されているのを見たことがありませんでした。

ですから、愚かにも、介助の方と運転手さんが一緒に車椅子を持ち上げるのかと思っていました。

先日、亀さんがワンステップバスに乗っていると、車椅子の方が乗ってこられました。

①まず、車椅子の方を介助されている方が運転手さんのところに行かれて、「車椅子で乗りたいんですが…。」と言われると、

②運転手さんが座席の一部を折り畳んで、車椅子のスペースを作られます(上の写真。この席に座っていた人は他の席への移動。)。

③そして、運転手さんがステップの奥に収納されたスロープ板を引き出されます。

④介助者がスロープ板を使って車椅子をバスに乗せます。

降りるときは、この逆です。

基本的には、ノンステップバスの場合(参考参照)と同じでした。

このバスは、ワンマンなので、これらの作業は、運転手さんが一人でやられました。

運転手さんは、それでなくても、バスの安全運転、停留所等の案内、料金の収受等と忙しいのに、にこやかに作業されていました。

運転手さんの業務なので、当然と言えばそれまでなのですが、亀さんは、頭が下がる思いで、眺めていました。(記入者:亀さん)

追記:車椅子の方も介助者の方も、運転手さんに感謝の言葉などを何ら発せられなかったのは、ちょっと残念でした。

バリアフリーの社会を実現することは大切であり、その実現のために皆が努力することが大切だということは、分かっています。

また、バリアフリー新法で、バス事業者に低床バス(ノンステップバス、ワンステップバスレベル)の採用が義務付けられており、その運転手は義務付けられた=当然なことをしているのかも知れませんが、当然なことをしている人に感謝することも大切では…と思う亀さんです。

(参考)ノンステップバス・車いす利用者・乗車のしかた:http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/chifuku/fukumachi/barrierfree/03-norikata.html

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コメント

私はまだ車イスマークの乗り合いバスに
乗ったことがありません。(浜松にある?)

亀さんのお話のように、運転手さん大変そう
ですね。それと、自分でも感謝の気持ちを
常に持っていたいと思います。

>トノ さんへ

浜松市は、このようなことには先進的のようで、遠鉄バスがオムニバスという超低床ノンステップバスを導入して、車椅子でも乗車できるようにしており、また、浜松駅→浜松市役所→はままつ友愛のさとの間に、リフト付バスで定期運行しているようですよ。
亀さんも今回初めて車椅子の方と一緒になったんですが、まだまだ、車椅子の方は自由に外出をするということは難しそうですね。
遠鉄バスのオムニバス:http://bus.entetsu.co.jp/work/omnibus/index.html
浜松市のリフト付バス:http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/syoghuku/welfare/obstacle/contents/09liftbus-unkou.html

ご教示いただき有難うございます。
「灯台下暗し」でした。
ちょっと恥ずかしいです。

会社内で決められて居る事だからやって当然と、云ってしまえばそれまでですが、日本人の心としては一声掛けて頂けると気持ち的に嬉しいですね。
その一言が負担だ。と云う考えも有りますでしょうが、日本の良い心の一つとしてお互い様と云う気持ちを持って接すれば皆、理解しやすいと思うのですが、いかがでしょうね。
強く出れば、権利の行使かも判りませんがアメリカ的な自分さえ良ければと云う考えにはちょっと抵抗感が有ります。
引いてはなんでもかんでも直ぐ訴訟と云うのは、受け入れがたい事です。

日本の良い心をいつまでも大事にしたいですね。

運転手さん、ありがとう。
お仕事頑張って下さい。

>ななごうさんへ
亀さんは、蕎麦屋さんでそばを食べて出るときには「ごちそうさまでした。」と言います。料理人への感謝の気持ちからです。
ななごうさんの言われるように、お互いが感謝しあいながら、過ごしていく方が、穏やかな世の中を作っていけるんだと思います。
そんな日本の良さを残していきたいものです。

私も最近、車いすの方が介助の人なしで一人でワンステップバスに乗って来られる場面に出あいました。それも下校時でバスは学生さんで満員でした。運転手さんが何もかも一人でされているのを見て、又、終点では皆が下車してから、車いすの人を降ろされるのを見て、本当に大変だなーと思い他人の事とはいえ、心の中は感謝の気持ちでいっぱいになりました。運転手さんは体格のいい若い方だったので、ちょっとほっとしたのですが、額には汗がにじんでいました。運転手さん有難うございました。

>すみれさんへ
確かに、ハンデを持った人たちも自由に動ける環境を作ることが大切ですが、それは皆が暖かい心をもって、ハンデを持った人に接しているから、成立しているのだと思います。
このことにハンデを持った人も分かって、お互いに感謝しあいながら、過ごしたいものです。
運転手さんに感謝、感謝!

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