錦絵で見る銀座の名所
亀さんは、カワセミ撮影の際は、サンニッパ+1.4倍のテレコン+D300Sを使用していますが、予備機として、70-300mmのズームレンズ+D90を持って行きます。
ところが、このズームレンズが故障し、ズームしようとすると異音がして、合焦するのに時間が掛かるので、点検・修理のために、ニコンの銀座サービスセンターに行きました。
点検のために30分掛かるというので、周辺を散歩しました。
今年6月末に閉店した松坂屋銀座店の跡では、銀座六丁目10地区市街地再開発事業が始まっており、工事現場は工事の仮囲いがしてありました。
この仮囲いには、「錦絵で見る銀座の名所」と題する錦絵のコピーが描いてありました。
冒頭の錦絵は、「東京銀座通煉化石造真図」です。
以下、順に、「東京芝口橋 ほうらいばし遠景」、「第一大区従京橋新橋迄煉瓦石造商家蕃昌貴賎藪沢盛景」、「新橋より銀座を望む盛況」、「銀座3丁目ガス灯通り ガス灯復元完成記念-東京名所図会 銀座通り煉瓦造-」「東京名所 銀座通里之景-歌舞伎座之図-」、「東京名所 京橋従煉化石之真図」、「東京名所 新橋大通り博品館之図」、「江戸名所四十八景 すきやがし」、「東京料理頗別品 采女町酔月楼」と説明されていました。
ややもすると、殺風景になりがちな工事現場を錦絵で飾るゆとりが感じられ、感心しました。
この錦絵を眺めて時間をつぶし、ニコンのサービスセンターに行くと、点検の結果が出ていました。
結果は、“VR(手ブレ補正)機能の作動不具合で、修理が必要だ”ということでした。
修理代2万円余は痛いのですが、修理をお願いしました。(記入者:亀さん)
(参考)銀座再開発プロジェクト:http://www.j-front-retailing.com/ir/po/po03.php
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コメント
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亀さんへ なかなかの「30分活用法」ですね。私なら?本屋さんか伊東屋あたりの文具ショップでしょうか。でもそれなら小一時間は掛かりそうです。
工事現場の<錦絵ギャラリー>を企画した建築会社の方もこうして丁寧に紹介してもらえたら望外ではないでしょうか。
時代時代の「銀座界隈」があって「いま」に至る。ここにどんな「あたらしい街(=ビル)」ができるのでしょうか。
投稿: 野次馬 | 2013年9月24日 (火) 23:54
工事現場の囲いもおしゃれですねぇ。
さすが、東京!
投稿: ubazakura | 2013年9月25日 (水) 09:54
>野次馬さんへ
本屋は遠いんですよ。
そこで、ウロウロした後、蕎麦を食べていたら、結局、30分をオーバーして、1時間になりましたよ。
投稿: 亀さん | 2013年9月25日 (水) 12:05
> ubazakura さんへ
大手ゼネコンが施工する都心の工事の仮囲いは、おしゃれになりましたね。
因みに、この工事は、超大手のK島が施工していました。
投稿: 亀さん | 2013年9月25日 (水) 12:09
K島建設さん、なかなかやりますね。
とても、良い雰囲気です。
投稿: トノ | 2013年9月25日 (水) 13:07
> トノ さんへ
建設関係の仕事をしていた頃、大手ゼネコンの現場所長の提案で、現場管理費の範囲内で、仮囲いにきれいな絵を描くことが始まりました。
20年くらい前の話ですが・・・。
段々、一般化してきましたね。良いことです。
投稿: 亀さん | 2013年9月25日 (水) 16:27