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2013年8月 5日 (月)

近江「蓮」紀行(その4)

次はお隣の守山市へ。宇野元総理の出身地で<市花>にもなっている「近江妙蓮」を紹介します。野洲川近くの田園地帯に妙蓮が咲く大日池と「近江妙蓮資料館」があります。

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見頃を迎え数百本が花を付けていました。これがちょうど花が開いたところです。普通の蓮=常蓮=は花のまん中に「はちす」と呼ばれる「種のカプセル」ができますが妙蓮は3千枚から5千枚の花弁だけがぎっしり詰まっています。種がない分、地下茎で広がります。

いつわが国に伝わったかというと慈覚大師円仁が中国から持ち帰ったともいわれ、室町時代の1406=応永13年にはここを治めていた六角氏から将軍・足利義満に妙蓮が献上されたという記録もあります。毎年、天皇や幕府、諸大名にも献上される<珍花>として知られていました。

ところが1954=明治29年に琵琶湖の水位が4メートル近くも上がった大洪水などで花が咲かなくなりました。これを救ったのが蓮の権威の大賀一郎博士で、加賀前田家に寄贈されて金沢の持妙院というお寺に残っているのを突き止め、2年がかりで移植に成功しました。

今年は「近江妙蓮復活50周年」に当たり観蓮会も盛大に行われましたがつぼみから満開までをご覧にいれます。

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右がつぼみです。左のように色づいたら翌日あたりにはいよいよ開花します。

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重なった葉の下にも花が咲いていました。

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中でも珍しいのは一つの茎に複数の花が咲く確率が高いことで、前漢の武帝は一茎二花を「双頭蓮」、三花を「品字蓮」、四花を「田字蓮」と名付け、実に十二花の「十二時蓮、年光蓮」というのまであるそうです。

ようやく見つけたのがこの四花、田字蓮です。

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フー、良かった!(記入者:野次馬)

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