石山寺「青鬼まつり」(その1)
地元・石山寺の前を通りかかると何やら人だかりが。きょう5月第三日曜は恒例の「青鬼まつり」だったのを思い出し、自宅にカメラを取りに戻って<取材>することにしました。約800年前、すぐれた学僧だった朗澄律師(ろうちょうりっし)がその徳を慕う人々のため、死に際して鬼の姿になって守るという誓いを立てられたのを記念し、その遺徳をしのぶまつりです。地元に住みながら毎年、新聞のニュースで知ることが多かったのですが久しぶりの機会でした。
まつりの一週間前から東大門わきに高さ5メートル、杉枝で作られたご覧の青鬼が飾られます。右手には金棒を模した木製の棒、左手には大きな数珠を持ち、緑色のお面をかぶっています。へその位置には「佛」の一字、赤いふんどし姿というユーモラスな姿です。
9時半からのまつりには境内から地元の青年が青鬼装束になり登場、続いて子どもたちによる「青鬼太鼓」が披露されました。
ここの青鬼は暴れたり威嚇するしぐさもなくその由緒からもまったく<おとなしい>のでこども達も安心してなじんでいるようにみえます。
「青鬼太鼓」は日ごろから練習に励んでいただけにリズムも揃っていてなかなか上手でした。
(記入者:野次馬)
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