道路の上に鉄橋がぶら下がってる!
先日、昼休みに散歩をしていると、靖国通りの上に鉄橋がぶら下がっていました。
好奇心の塊りの亀さんは、“どうしたんだろう?”と疑問を感じ、すぐに調べに行きました。
すると、山手線・京浜東北線の上方に鉄橋を架ける工事をしているようです。
もっと近づくと、左の方には線路の高架ができています。今後、それと鉄橋が繋がるようです。
真下からみると、山手線・京浜東北線(上の写真では右側)と東北・上越新幹線(左側)の間に、もう1本線路を敷設しているようで、鉄橋架設工事の最中のようです。
何のための線路なのか調べてみると、工事現場の壁に工事内容の掲示がありました。
この線路は、「東北縦貫線」という名前の線路で、上野駅が終点になっている、東北・高崎線等の一部を東京駅に乗り入れ、また、東海道線の直通運転を実施するためのもののようです。
東北・上越新幹線の東京駅乗り入れの際になくなった、上野駅-東京駅間の在来線を復活するものです。これによって、中距離の宇都宮(東北)線・高崎線の通勤電車が東京駅に乗り入れられるようです。
これが完成すると、心配なのは上野駅の運命です。
東北・上越新幹線が東京駅発となり、上野駅の機能が小さくなってきましたが、上野駅は、長い間、東北・上越への玄関口でした(注)。
東北縦貫線が完成すると、♪上野発の夜行列車♪は、東京駅から出ることになるのかな?と思い、調べて見ると…。
東北縦貫線を走るのは、中距離の通勤電車だけで、長距離の電車はこれまで通り上野駅発のままのようです。
安心しました。(記入者:亀さん)
(注)石川啄木の短歌“ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく”の“停車場”は上野駅ですし、井沢八郎の“ああ上野駅”や石川さゆりの“津軽海峡冬景色”でも、上野駅は東北からの終点・東北への出発点となっています。
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コメント
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せり出しの工法ですね。
東京モノレールの田町の高架もたしかこの工法だったと思います。
上野駅の存在が薄くなっていくのが残念です。
私も上野駅で乗り換えました。
投稿: ななごう | 2013年2月 6日 (水) 13:08
>ななごうさんへ
そうなんです。せり出していました。
亀さんは、広島出身なので、上野駅には特に感慨はありません。
亀さんのように西から来た人は、多摩川を渡り、東京タワーが見えるようになると、“東京に着いたなあ~!”と思うんですよ。
投稿: 亀さん | 2013年2月 6日 (水) 15:11
田町の件、歩道橋でした。訂正です。
東京タワー、いつの間にか真っ直ぐに治っていますね。
あの曲がりをどうやって直したか不思議です。
誰も見て無い夜中にロープで引っ張ったんでしょうか?(笑)
投稿: ななごう | 2013年2月 6日 (水) 18:24
鉄道が好きなので、興味津々で写真を見ました♪
面白い光景ですね。
たまに高崎線に乗ることがあります。
東京駅への乗り入れは便利なときもありそうです^^
でも、上野駅のちょっと埃っぽいような雰囲気の高崎線のホームは好きです。
投稿: ほよりん | 2013年2月 6日 (水) 22:35
>ななごうさんへ
東京タワーの本格修理の記事は、昨年見たことがあるので、調べたら、朝日新聞の記事でした。
足場を組んで工事をしたようですよ。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201204070587.html
投稿: 亀さん | 2013年2月 6日 (水) 22:53
> ほよりんさんへ
ほよりんさんのブログには、確かに鉄道の記事が時々ありますね。
鉄子さんでしたか…。
亀さんは、鉄橋を見上げながら、“登ると恐いだろうな!”と思いましたが、 ほよりんさんだと登りたくなるんでしょうかね。
投稿: 亀さん | 2013年2月 6日 (水) 22:57
この記事の後に靖国通りを走って居ましたら、この写真の3枚目から写されている位置の反対側に食堂が有ります。多分御存知だと思います。
その店の前の歩道の植栽がナツカンの様です。
一国のあの木と同じ状態でした。
あそこは、多分前のオーナーが植えたかも判りません。
投稿: ななごう | 2013年2月23日 (土) 19:00
>ななごう さんへ
そうなんですか!知りませんでした。
今度機会があったら、見てきますよ。
投稿: 亀さん | 2013年2月23日 (土) 23:16