30日は恒例の餅つき
12月30日は、亀さんちでは近所の人たちと正月用の餅つきをするのが恒例になっており、今年も30日に、お隣りの大工さん(注1)の店を会場に餅つきをしました。
29日は「苦を搗く」と言って嫌われ、31日は「一夜餅」、「一夜飾り」と言って鏡餅が飾られないので、30日に餅つきをするのです。
本当は28日が最適のようなのです(注2)が、28日まで仕事の人が多かったので、30日に餅つきをするのが恒例になっているのです。
今年は、30日が「仏滅」でしたので、“縁起が悪いのでは…”とも思ったのですが、正月行事は神事が多いので、無視することにしました。
まず、各人が前日から水につけておいたもち米や餅の中に入れる餡などを持ち寄ります。また、餅つきの後にお餅を食べる際のきなこやぜんざいや柚子ネギなども各人が用意してきます。
会場は、お隣りの大工さんの店です。この日は途中から雨が降り出したのですが、さっそくブルーシートを張られ、餅つきに支障が出ませんでした。
まず、コンクリートブロックで作った即席のかまどにお釜を掛け、蒸篭にもち米を入れて、蒸かします。燃料は、工務店に沢山ある材木の切れ端です。
それを臼に移すと、杵でもち米をつぶしこねます。(これをしないで餅つきをすると、もち米が飛び散ってしまいます。)
もち米が十分につぶれた後、餅つきを行ないます。
お餅を搗き終えると、女性陣が協力して、お餅を鏡餅やお雑煮用のお餅などにします。
お餅の形は、それぞれの出身地によって異なり、のし餅だけの人、丸餅だけの人、両方の人がいます。
亀さんちは、広島地方の伝統にしたがって丸餅が中心で、餡子入りの丸餅もあります。奥さんは、東京出身なので、のし餅も少し作りました。
因みに、餅つき要員は30、40代の青年で、亀さんはかまどの管理と燃料補給でした。
なお、この日みんなが持ち寄ったもち米は40~50Kgでした。(記入者:亀さん)
(注1)お隣りの大工さんは、亀さんちの家を建てた大工さんです。
(注2)30日も、旧暦では月末なので、12月30日に門松や鏡餅を飾るのも、31日同様、「一夜飾り」と扱う地方もあるので、12月28日が最適の日のようです。
(参考)うすいちくんの「はじめてのもちつき講座」:http://www.usuichi.com/
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コメント
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苦を搗きましたよ。ろう重複障害の施設では、日程の関係で今年は29日。娘と一緒に朝の準備から手伝いに行く。経験者が少なくなんとなく指示係。
10臼を一人で「返し」担当でした。
毎年何箇所かで手伝います。
投稿: GORO爺 | 2012年12月31日 (月) 22:12
ご近所の皆さんでお餅つきっていいですね
我が家はスーパーでお餅を買ってきました
味気ないですけど、仕方ないですね~。
今年もたくさんのカワセミの写真と面白い話題で楽しませていただき、ありがとうございました。
来年も、期待しています。
良いお年をお迎えください。
投稿: ubazakura | 2012年12月31日 (月) 22:43
>GOROさんへ
GORO爺さんは、お餅つきでも大活躍ですね。
10臼も返し担当では、疲れたんでは…。
今年もご苦労様でした。
投稿: 亀さん | 2013年1月 5日 (土) 09:37
>ubazakuraさんへ
BSの活動の際に、お餅つきをすると面白いのでは…と思いましたが、大変ですかね。
今年1年間通してご愛読頂き、ありがとうございました。来年もどうぞ宜しく!
投稿: 亀さん | 2013年1月 5日 (土) 09:42