五つ葉アケビの収穫は100個超
10月16日のブログで、アケビ(五つ葉アケビ)の初収穫を報告しました(→ココをクリック!)が、その後も順調に収穫をしています。
すなわち、初収穫の13日には12個、17日には10個、19日には80個、そして、19日には5個の五つ葉アケビを収穫しました。総計すると、107個と100個を超えました。
昨年の最終的な収穫が160個(五つ葉アケビ133個、三つ葉アケビ27個)で、一昨年が177個(五つ葉アケビ148個、三つ葉アケビ29個)ですから(→ココをクリック!)、今年は少な目です。
もっとも、三つ葉アケビの実は、表面が緑色で割れていないため、収穫をしていませんので、あと30個くらいは増えるとは思いますが、過去2年よりは減収です。
その原因としては、結実後の落果はほとんど無かったので、授粉の失敗のためではないかと思います。
つまり、授粉の際のブログ(→ココをクリック!)にも書いたように、雄花の咲くのが早く、雌花が咲いた時期には十分な花粉量が確保できなかったために、上手く受粉できなかったのです。
収穫したアケビは、近所の友人やカワセミ撮影仲間などに配り、喜んでもらっていますが、山形県出身の方は特に喜んでくれます。その理由は、山形県の方だけはアケビの実の皮も食べられ、馴染みの食材(天ぷらや肉詰め)のようなのです。
あとは、三つ葉アケビの収穫が残っており、その収穫はもうじきです。(記入者:亀さん)
追記:近所のアケビ科のムベ(トキワアケビ)の実も紫色に色づいており、収穫時期になっています。
このムベは、アケビと違って常緑樹で、果実は割れません。これに対して、アケビは割れるので、「開け実」と言われ、その語源となったようです。
天智天皇が、この実が長寿の元であると聞き、賞味して「むべなるかな(もっともなことだ)」と言われたようです。
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コメント
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亀さんへ アケビの収穫嬉しいですね。以前紹介した滋賀県近江八幡市の奥嶋神社でムベが実ったので宮内庁への献上用にヒノキの箱に詰めたという新聞記事を見つけました。ムベと違いアケビは割れることから「開け実」が転じたと。お説ごもっとも。むべなるかな!
投稿: 野次馬 | 2012年10月24日 (水) 22:44
> 野次馬さんへ
天智天皇の故事にならっての行事なんでしょうかね。
23日に献上された記事を確認しました。特製の竹かごに入れ、それを献上用のヒノキの箱「行器(ほかい)」に納めて献上したようですが、15個とは少ないのでは…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121024-00000168-mailo-l25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20121022-OYT8T01658.htm
投稿: 亀さん | 2012年10月24日 (水) 23:27