吉浦八幡神社のカニ祭り、盛大に実施!(2)
午後1時を過ぎると、境内に上っていただんじり、御輿、太鼓などが宮下りをします。
上りと同じく、頂載が先頭です。何と言っても、頂載の宮下りがカニ祭り最大のショーです。
(この場面の撮影のために、亀さんはビデオレコーダーを先日購入したのですが、大チョンボです。これまでの撮影で、バッテリー切れになったのです。止む終えないので、写真でその感じをつかんでください!なお、下に他人が写したYouTubeを載せておきます。)
“そーりゃ、さげた、そーりゃ、さげた”という掛け声で、3トンの頂載が20段ほど降りてきたと思うと、掛け声が“そーりゃ、あげた、そーりゃ、あげた”に変わります。
すると、指揮をする人が“そーりゃ、さげた、そーりゃ、さげた”と降りることを指示します。今度は、頂載は下がりだします。“そーりゃあげた”の掛け声では、せっかく下の方に来たのに、今度は上っていくのです。
担ぎ手は疲れてくると、一気に下がりたくなるのですが、観衆が拍手をしながら“そーりゃあげた、そーりゃさげた”と応じます。すると、担ぎ手は元気を振り起こして、頂載を上げます。
元気すぎると、上がりすぎて、観衆が慌てて“そーりゃさげた、そーりゃさげた”となだめます。
こうして、ようやく石段の下まで下りてきても、数回は“そーりゃあげた”の声で上っていきます。
この日は、向かって左手の担ぎ手が弱く、必死で体勢を立て直しながらの宮下りでしたが、バランスを決定的に崩すこともなく、大きな怪我人もなく、無事宮下りを終えました。
宮下りを終えると、掛け声は“そーりゃささげて”に変わり、頂載を上に捧げます。これは、御輿になっていた頂載を台車に載せてだんじりにするためでした。
だんじりになった頂載は、今度は曳かれて町中を練りまわされます。
この後、獅子舞、米俵の御輿、酒樽の御輿、御船のだんじりなどが順に、下りてきましたが、御輿やだんじりは、下りたり、上ったりしながら、宮下りをします。(3)(4)で写真だけ掲載します。
担ぎ手は、みんなヘロヘロになっていましたが、祭りのクライマックスを楽しんでいました。
亀さんも、55年ぶりの祭りを満喫しました。(記入者:亀さん)
付記:昔は、各地区のだんじりや御輿は他地区の人には担がせなかったのですが、頂載や御船など重量のあるものは、他の地区の人も協力して担ぎ、お祭りの盛り上がりを演出していました。時代の違いですね。
(参考)頂載の宮下りのYouTube:http://www.youtube.com/watch?v=FrdmVfoZvdc、http://www.youtube.com/watch?v=FxoUfFHLBcM、http://www.youtube.com/watch?v=iHiJzy1S3OQ、http://www.youtube.com/watch?v=ggxkjxvxTh8、http://www.youtube.com/watch?v=HpaulO3PudY、
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