竹原の町並み保存地区を散策!
ふるさと3日目の10月8日は、奥さんの要望で、兄夫婦と一緒に、「安芸の小京都」と言われる竹原の町並み保存地区を散策することにしました。
竹原は、古来、京都下鴨神社の荘園として栄え、殊に、江戸時代後期、製塩と酒造で栄えた町で、その頃からの古い町並みが残され、国選定重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。最近テレビでも取り上げられていますが、亀さんも初めてでした。
なお、江戸時代後期の歴史家・思想家の頼山陽の祖父(惟清)、父(春水)(注1)や池田勇人元首相の出身地です。
竹原は、必ずしも交通の便が良くないのですが、兄の車で僅か1時間で着き、道の駅・たけはらの無料駐車場に車を置いて、地区内を散策することにしました。
まず、鳥羽町通りから町並み保存地区に入りますが、ここを見ただけでは“普通の田舎の町並み”という感じです。
ここには、小笹屋竹鶴酒造・酒の資料館(注2)、市重要文化財の松阪邸(注3)などの重要な歴史的建造物が並んでいます。小笹屋は、ニッカウヰスキーの創設者の故竹鶴政孝氏の生家です。
その先に、風情のある板屋小路がありますが、亀さんは、初代郵便局跡の上吉井邸(注4)脇を右折し、西方寺(注5)に向かいました。
石段を上ると、古い山門の向うに本堂があり、さらに階段を上ると、京都・清水寺の舞台を模して建てられたという観音堂(普明閣)があり、そこからの眺望を楽しみました。
西方寺の石段を降りると、竹原最古で広島藩の本陣として使われた吉井邸(注4)などがあり、その先を右折する大小路には、国の重要文化財の春風館・復古館(注6)があります。ここは、頼山陽の叔父で医者の春風の邸宅でした。
亀さんたちは、帰る時間が迫ってきたので、頼山陽の祖父の惟清旧宅を見て、この日の散策を終えました。
亀さんたちは、兄たちと別れ、広島駅に向けて高速バスのかぐや姫号(注7)に乗りました。
兄夫婦との楽しい1日でした。(記入者:亀さん)
(注1)頼山陽の父・春水は、広島藩の学問所の創設の際に儒学者として登用されていますが、この学問所は、亀さんの母校・S学園の前身です。
(注2)小笹屋酒の資料館:http://www.takeharakankou.jp/guide/see/sakenoshiryokan.php
(注3)松阪邸:http://www.takeharakankou.jp/guide/see/matsuzakatei.php
(注4)上吉井邸・吉井邸:http://www.gojyaku.com/kimono/machi/takehara/takehara4.htm
(注5)西方寺:http://www.takeharakankou.jp/guide/see/saihoji.php
(注6)春風館・復古館:http://www.takeharakankou.jp/guide/see/shunpukan.php
(注7)竹原から広島までは、JR呉線で行くと2時間弱掛かります(1110円)が、芸備バスの高速バス・かぐや姫号だと約1時間(1150円)で行けます。
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コメント
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亀さん、こヾ(^o^-) ん(o^ー^)o ばo(^0^o*) ん(o^-^)ヾわ(*^〇^*)ノ”
こんな素晴らしいお屋敷が、こんなに沢山残っているんですね~素晴らしい
シェリーの大好きな街並みです
やっぱり広島に行かなくっちゃ~~っ
投稿: シェリー | 2012年10月15日 (月) 18:02
> シェリーさんへ
わが故郷の広島には、世界遺産が2つあるほか、色々な名所旧跡があります。
是非足を運んでください。
美味しい海の幸、山の幸も沢山ありますよ。
投稿: 亀さん | 2012年10月15日 (月) 21:32
亀さん、故郷報告有難うございます。
竹原は、名前は良く聞いていますが、私は未だ行ったことがありませんが、風情のある街ですね。
投稿: INO | 2012年10月17日 (水) 02:23
> INO さんへ
少し交通の便が悪いのですが、なかなか風情のある町でしたよ。
亀さんは、時間が十分なかったので駆け足観光でしたが、4、5時間かけてじっくり見るともっと良かったと思います。
投稿: 亀さん | 2012年10月18日 (木) 11:15