江戸の老舗で昼食
亀さんは、金曜日は職場の近くの日本橋の飲食店で昼食を摂っています。
職場の仲間と一緒に、毎週1軒ずつ、行ったことのない店を片っ端に回って、食べ歩いているのです。
昨日は、嘉永3年創業の「割烹 嶋村」にしました(注1)(注2)。
店に入ってみると、店の壁に文久元年の「魚盡見立」番付が飾ってありました。
亀さんが入った店が、勧進元の一つの「数寄屋町 嶋村」として記載されています。
亀さんは、最近読んだ石川英輔著「大江戸しあわせ指南」(小学館101新書)の95ページにもほぼ同様の見立番付が掲載されたことを思い出しました(注3)。
その本の説明によると、その中央に書かれた店は別格の高級店で、なかでも勧進元の「八百善」、「嶋村」などは超々高級店だというのです。
夜のメニューを見ると、相当な値段の店でしたが、昼のメニューはサラリーマンにとって手頃な値段でした。
亀さんは、900円の日替わり定食にしました。
この日の日替わり定食は、白身魚のフライとメンチカツでしたが、牛蒡の白和え、香の物、味噌汁が付きました。
料理自体は、割烹の料理ではありませんが、牛蒡の白和えや味噌汁やご飯はとても美味しく、老舗割烹としてランチにも手を抜かないという、店の意気を感じました。
何かの機会があれば、夜来てみたいナー!(記入者:亀さん)
(注1)まち日本橋トップ>日本橋を愉しむ>名店のごはん>割烹 嶋村:http://www.nihonbashi-tokyo.jp/enjoy/gourmet/201104/
(注2)ぐるなび>嶋村:http://r.gnavi.co.jp/g202500/
(注3)石川英輔著「大江戸しあわせ指南」:http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784098251414
« 9月27日のカワセミ | トップページ | 9月29日のカワセミ »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
亀さんへ 江戸の老舗で昼食とはうらやましい。ここのところ和田はつ子の「料理人季蔵捕物控」と高田郁の「みをつくし料理帖」シリーズ(いずれもハルキ文庫)にはまっていますのでなおさら!ブログにて<ご相伴>させていただきます。
投稿: 野次馬 | 2012年9月29日 (土) 09:57
>野次馬 さんへ
江戸の老舗と言っても、お昼の900円の定食ですから、内容的には、“羨ましい”と言えるものではありません。
やはり、夜のメニューでナイトね。(あっ、ダジャレになっている!)
投稿: 亀さん | 2012年9月29日 (土) 18:21