共同溝見学窓、発見!
銀座や日本橋付近は、電線や電話線がなく、きれいな町並みになっています。空が電線などで邪魔されず、歩道にも電柱や電信柱がなく、歩きやすくなっています。
最近、商店街や伝統的町並みや美観地区などでは、共同溝が整備され、電線等の地中化が進められています。
そのような街の歩道では、共同溝のマンホールを見かけますが、共同溝の内部がどうなっているのかは、殆どの人は見たことがないと思います。
先日、地下鉄(東京メトロ)の日本橋駅で下車し、地上に出ようとして、出口の階段の隣をふと見ると、日本橋高島屋の地下出入口との間に、「共同溝見学窓」という表示がありました。
好奇心旺盛な亀さんは、地下鉄の出口階段に並行して設けられている階段を上って、覗いてみました。すると、共同溝の内部が分かるように、見学窓が設けられていました。
よく見ると、何本もの管が走っており、「水道管」、「電力ケーブル」、「電信線」等の表示があり、それぞれがこの地域の生活活動や産業活動を支えているのが一目瞭然に理解できました。
日常の快適な都市活動は、このような共同溝などの“縁の下の力持ち”によって支えられているんですね。
“百聞は一見に如かず”というように、このようなPRは効果的ですね。(記入者:亀さん)
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コメント
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共同溝見学窓、良いアイデアですね。
普段間違っても見る事が出来ない部分です。
この様な施設に依って市民生活が随分と楽に成って居るわけですが、これを工事する段階に成りますと何故か一般市民の方は、やれ騒音だー、やれ渋滞に成るー等と勝手なことを云います。
困った事です。
口は出します。金は出しません。と同じ様な方が多いです。
皆さんの住まいに近い処での共同溝工事には、優しい心で見て頂きたいですね。
ちなみに私、以前共同溝に入った事有ります。
投稿: ななごう | 2012年5月31日 (木) 03:05
共同溝のお話、とても興味深く拝見しました。
ありがとうございます。
投稿: トノ | 2012年5月31日 (木) 11:40
> ななごう さんへ
大規模な共同溝の工事は、地下鉄をつくるくらいの大工事になりますが、これをつくると、水道管の工事などで道路の掘り返しがなくなるので、全体として道路工事が減るようです。
ところで、亀さんも、昔、虎ノ門付近でつくっている大共同溝工事の見学をしたことがあります。
投稿: 亀さん | 2012年5月31日 (木) 12:54
> トノ さんへ
いつも利用している地下鉄の駅なのですが、いつもはわき目も振らずに歩いているので、気づきませんでした。
多くの通勤客なども気づいていない人が多いのではないかと思います。
でも、縁の下の力持ちのような共同溝の姿を見ることができ、良かったですよ。
投稿: 亀さん | 2012年5月31日 (木) 13:28