カワセミ撮影の合間に・2題
―キジのカップルとカワラヒワの集団―
近所の公園では、4月1日はカワセミの出が極端に悪かったので、亀さんたちは、カワセミが公園周辺の水辺で魚捕りをしていないか、カワセミの糞などを調べながら、散策してみました。
すると、近くから“ケーケッ、ケーン”という大きなキジの声(注1)が聞こえてきます。声の方向を眺めると、水田の縁の荒れ地で、キジのカップルが餌を食べています。
亀さんは、そっと近づいて写真に収めました。オス・メス並んだところが撮りたかったのですが、オス・メスの距離は最小でも10m以上ありました。また、枝や草が被らないように写したかったのですが、困難でした。
キジのカップルを見たのは、久しぶりでした。
OⅡ公園でカワセミの来るのを待ったいると、カワセミがよく止まる木に沢山の野鳥が止まりました。
誰かが「スズメが沢山止まったぞ!」と言われる(注2)ので、見てみると、カワラヒワの大群がねぐらに帰る途中に一休みしていました。
多くの人が、いつもはカワセミを撮っているカメラで、そのカワラヒワの大群を撮っていました。
一人の人が「一斉に飛び立つと絵になるなあ!」と声を上げると、陽気なYDさんが「それはあっしにお任せ下さい!」とその木に近づき、“ワッ!”と叫びました。
カワラヒワは驚いて、思い思いの方向に飛んで行きました。飛ぶ形がそれぞれで面白い写真が撮れました。(画像をクリックして拡大してご覧ください。)
YDさんのサービス精神の旺盛さと明るさには、感心するばかりでした。(記入者:亀さん)
(注1)キジの鳴き声:http://www.youtube.com/watch?v=Qft8qkYhCWg。バードリサーチ鳴き声図鑑:http://www.bird-research.jp/1_shiryo/nakigoe.html
(注2)カワセミ撮影の仲間の中には、カワセミ以外の野鳥については、ほとんど関心がなく、カワラヒワとスズメを見間違える人もいるんですよ。
« 4月1日のカワセミ | トップページ | 桜はもうじき満開! »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
雉のカップルに出会えて良かったですね。
カワラヒワの驚いた様子が感じられました。
投稿: mico | 2012年4月 3日 (火) 09:58
キジの写真が色鮮やかで素敵です!
そして、ちょっとビックリです。
亀さんの所は都心に近いのに
キジがいるんですね。
投稿: トノ | 2012年4月 3日 (火) 12:22
野生の雉に会えたなんて、ラッキーでしたね。カワセミと違い、可愛い顔ではありませんが、色合いが本当に綺麗ですね。
投稿: ぴいちゃん | 2012年4月 3日 (火) 20:00
亀さんちの近所ではこんなキジの夫婦も見られれるんですね。
投稿: IWATO | 2012年4月 3日 (火) 21:22
>micoさんへ
公園からキジの声はよく聞こえたんですが、間近に見たのは久しぶりでした。
カップルというのもラッキーでした。
投稿: 亀さん | 2012年4月 3日 (火) 23:56
> トノ さんへ
亀さんちは都心から地下鉄で45分のところにありますが、政令指定都市のさいたま市との境には見沼田んぼという自然があり、その保全がなされています。
そのせいで、多くの動植物が生息しています。
投稿: 亀さん | 2012年4月 4日 (水) 00:01
>ぴいちゃんさんへ
確かに、オスの羽などの色合いはきれいですね。
このあたりには、野生のキジが沢山いるようです。
投稿: 亀さん | 2012年4月 4日 (水) 00:04
> IWATOさんへ
そうなんですよ。色々なところにキジがいるんですよ。
ところで、亀さんは、記事を見ると、桃太郎の鬼退治を連想します。
投稿: 亀さん | 2012年4月 4日 (水) 00:07