中央区の平和の鐘
ある日、昼食をとるために、八重洲通りと中央通りの交差点付近を歩いていると、きれいな鐘の音が流れてきました。
よく見ると、その音は、八重洲通りの中央分離帯にある、写真のような三角形の支柱に支えられた金色の鐘から流れてきているのです。
道行く人は見向きもせず、昼食に急いでいきますが、亀さんは、横断歩道を渡って、中央分離帯まで行くことにしました。
この鐘は、「平和の鐘」といい、中央区が平成元年に平和都市宣言一周年を記念して、中央区の陸の玄関に相当する東京駅八重洲口に近い八重洲通りに記念のモニュメントとして設置したものです。
高さ7m、幅は最大2.4mの支柱に、世界一のカリヨン製造メーカーのオランダ・ロイヤル・アイスバウツ社(注)製の26個の鐘がぶら下がっているのです。
そして、午前9時から午後9時まで、毎正時になると、四季折々のメロディーを自動演奏するそうです。
毎正時頃、このあたりを歩くときは、足を止めてきれいな調べを聴くことをお勧めします。(記入者:亀さん)
追記:ここには、江戸幕府開設直前日本に漂着し、徳川家康に信任されたオランダ人航海士のヤン・ヨーステンの記念碑があります。
ここに記念碑があるのは、オランダつながりではなく、「八重洲」という地名が彼の名前に由来しているからだと思います。
(注)オランダ・ロイヤル・アイスバウツ社:http://www.carillon.in/index.html
(参考)平和の鐘:http://www.city.chuo.lg.jp/heiwa/monument/kane/index.html、http://blog.livedoor.jp/tokyo_monument/archives/50409629.html、http://tokyochuo.blog.shinobi.jp/Entry/231/
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