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2012年1月28日 (土)

本屋でハヤシライスを食べた!

    ―丸善の早矢仕ライス―12012701p1090765

昨日のお昼、食事前に本を購入するために、丸善書店日本橋店(注1)に行きました。12012702p1090764

入口の掲示をふと見ると、『丸善』の早矢仕(ハヤシ)ライスについて、①“早矢仕ライスを生み出したのは、丸善の創業者・早矢仕有的(はやしゆうてき)…”ということと②そのハヤシライスが3階のMARUZEN cafeで食べられることが書かれていました。

亀さんは、本を買うことをすっかり忘れ、この日の昼食は、丸善の早矢仕ライスにすることにしました。12012703p1090762

そして、日替わりランチの若鶏の炭火焼早矢仕ライス(サラダ付・1200円)を注文しました。

若鶏の炭火焼と野菜と濃厚なドミグラスソースが味のハーモニーを奏でていて、なかなか美味しいハヤシライスでした。

なお、ハヤシライスの「ハヤシ」の語源については、色々な説があり(注2)、有力説としては、この「早矢仕有的」説と「ハッシュドビーフ」説があるようです。

前者は、早矢仕有的が作る牛肉と野菜のごった煮に由来するというもので、後者は、明治初年に神田佐久間町の三河屋(注3)のハッシュビーフが有名になり、これとライスと合せて、ハヤシライスの語源となったというものです。

亀さんは、これまで、ハヤシライスの語源は、ハッシュドビーフだと思っていましたが、丸善の創業者の姓の「早矢仕」に由来するという方が面白いし、そのために、本屋が本業なのに未だにハヤシライスを売っているのも歴史を感じました。(記入者:亀さん)

追記:ところで、お袋の味で定番の“肉じゃが”の発祥の地が亀さんの故郷・呉市なのか、舞鶴市なのかというように、明治時代に作られた料理の由来については、色々な説があるようですね(注4)

(注1)丸善:http://www.maruzen.co.jp/top/

(注2)ハヤシライスの由来、語源:http://ハヤシライス.sblo.jp/

(注3)三河屋は、早矢仕有的がひいきにした料理屋だったようです。

(注4)肉じゃが発祥地をめぐる旧海軍港・仁義なき戦い!?:http://www.excite.co.jp/News/bit/00091130380449.html

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コメント

早矢仕は知りませんでした。林さんだろうとは聞いたことが有る。すかさずハッシュドビーフの説明をしていました。
本屋さんが・・・・・との説の方がよさそうですね。
生姜湯はナントチューブ入りの生生姜をマグカップで溶かして飲んでます。簡単で良いよ。

早矢仕は知りませんでした。まさに、トリビアですね。それにしても、早矢仕。凄い字ですね。

>GORO爺さんへ
本当に、「早矢仕」とは珍しい苗字ですね。
元祖争いがあるのは仕方ありませんが、“本屋さんでハヤシライスを…”というのがいいですね。
生姜湯は試してみます。

>ココナッツさんへ
初めまして!コメント有難うございます。
今後も宜しくお願いします。
「早矢仕」家は、江戸時代、医者の家系で、有的はこの家に養子に行ったようです。
亀さんは、前から知っていたそうですから、かなりの人が知っていることかもしれませんね。

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