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2012年1月

2012年1月31日 (火)

28日のカワセミ・番外

―キンクロハジロ、コガモ、セグロセキレイなど―

この日、カワセミが魚を捕る池やその周辺に、ずっと、キンクロハジロのメス、コガモのオス、セグロセキレイなどがいました。

しかし、カワセミはそれを気にする素振りはありませんでした。12012834dsc_00831201280411dsc_0018_2

まず、キンクロハジロは、ずっと、この池にいて、水に潜って魚を捕っていましたが、カワセミもその近くで魚捕りをしていました。12012835dsc_0048

セグロセキレイもカワセミがよく止まるコンクリートの堤防に止まって餌を漁っていました。かなり急な壁にバランスをとって止まっているのは凄いですね。1201281021dsc_0071_2

上の写真のように、カワセミが飛び込むのを、そのセグロセキレイが眺めていることもありました。12012836dsc_0150

また、コガモが2羽来て、仲良く泳いでいるので、つがいかと思ったのですが、どちらもオスでした12012817dsc_0105

最後の写真は、カワセミを見送るスズメです。12012818dsc_0115_2 12012828dsc_0177_2

ところで、カワセミは、“”青い鳥”と言われています。

しかし、亀さんは、緑色のカワセミが好きです。この日も、日陰に止まったり、夕陽を受けると、緑色に見えました。

カワセミは、漢字で「翡翠」と書きますが、「翡翠(ひすい)」は緑色の宝石です。

だから、カワセミに「翡翠」という漢字を当てた人は、緑色のカワセミを見ていたのだと思います。(記入者:亀さん)

2012年1月30日 (月)

28日のカワセミ・その3

 ―カワセミのホバリングの撮影は難しい!―

この日は、カワセミの魚捕りの撮影に成功したんですが、そのホバリングは上手く撮れません。

22日にはきれいなホバリングの写真が撮れた(注)のに、この日はなぜか上手く撮れないのです。

一緒にカワセミを撮っていたKRさんやYDさんの撮った写真を見ると、きれいなホバリングが写っているので、亀さんは多少焦り気味でした。1201282911dsc_0219 1201283012dsc_0221

午後4時を過ぎ、少し暗くなり始めた頃、やっと写真が撮れましたが、ボケボケの写真が2枚だけしか撮れていませんでした。

“今日はもう無理だな…”と諦めようとしたとき、YDさんが「もう少しできるぞ!」と言われたので、“これが最後!”と思って、ホバリングをするのを待ちました。

すると、4時半頃、カワセミ君が、かなり長い間、ホバリングをしてくれました。

亀さんは、照準器で方向を合わせ、ファインダーを覗いてシャッターを切りました。でも、なかなかピントが合わないので、何度もシャッターの押し直ししてみました。1201283121dsc_0240 1201283222dsc_0243 1201283323dsc_0244

上の3枚がそのときに撮れた写真です。かわいいカワセミが写っています。羽を広げたポーズは撮れませんでしたが、やっと撮れました。

頑張った甲斐がありましたよ。それと、YDさんの熱心さに救われました。

来週も頑張るぞ!(記入者:亀さん)

(注)「カワセミのホバリングが撮れた!」(2012.01.23):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-8424.html

2012年1月29日 (日)

28日のカワセミ・その2

    ―魚捕りがやっと撮れたよ!―

(前回のブログで、やっと亀さんが魚捕りの撮影に成功したのに、カワセミが魚を落とすという失敗をしたことを報告しましたが…)1201281021dsc_0071 1201281122dsc_0072 1201281223dsc_0073

次の魚捕りのときは、シャッターを押し遅れ、水から出るところは撮れなかったのですが、3枚だけ一応ピントが合っていました。この魚捕りをセグロセキレイが近くで眺めていました。

そして、今度は、シャッターを押し遅れないように緊張感を持って待ちました。1201281331dsc_0077 1201281432dsc_0078 1201281533dsc_0079 1201281634dsc_0080

次のときは、シャッターをちゃんと切れ、ピントがピッタリと合いました。キタ~!

魚が小さいのですが、水から出たところからきれいに撮れました。羽も青く輝いています。

亀さんは、“これで、魚捕りシーンはバッチリだな!”と思ったのですが、そうは問屋はおろしませんでした。1201282341dsc_0168 1201282442dsc_0170 1201282543dsc_0171 1201282644dsc_0172 1201282745dsc_0173

次のシーンでは、カワセミの飛び込んだ瞬間はバッチリ撮れており、水越しにカワセミの姿が写っているのに、“上手く撮れた!”と思ったのですが、その次の写真からはボケており、最後の1枚しかピントが合っていません。

なかなか上手くいきませんね。

でも、段々撮れるようになったので、魚とりについて、今後良い写真が撮れるかな…。

一方、ホバリングについては…。

この日も、カワセミは10回以上もホバリングをしてくれました。その撮影については、次回のブログに書くことにします。(つづく)(記入者:亀さん)

追記:一緒に行ったKRさんが、“以前に比べてよく撮れるようになりましたね!”と喜んでくださいました。亀さんの技術力の向上のために根気強くご指導下さるKRさんには、感謝するするばかりです。

28日のカワセミ・その1

  ―魚捕りの撮影は最初は失敗ばかり…―

亀さんは、28日も、KRさんと一緒に、先週も行った某公園に行き、カワセミ撮影をしました。1201280212dsc_0007 120128032dsc_0014

先週は、ホバリングの撮影に幸先よく成功したものの、魚捕りの撮影に失敗してばかりでした。

この日も、カワセミは何度も魚捕りをしてくれたのですが、初めのうちは失敗ばかりでした。1201280411dsc_00181201280512dsc_0019 1201280613dsc_0020_2 1201280714dsc_0021_2 1201280815dsc_0022 1201280916dsc_0023

“今度こそ成功したぞ!”と思ったときには、カワセミが捕った魚を落とすという失敗を犯し、良い写真が撮れません。

近くに、キンクロハジロがいるのに、カワセミが飛び込み、魚を捕ったのですが、上の2段目の写真を見ると、魚を落としているでしょう!

亀さんが成功した時くらいチャンとしてよ!

でも、これでタイミングがつかめ、“今日は撮れるぞ!” と思い、頑張っていましたら…。(つづく。乞うご期待!)(記入者:亀さん)

2012年1月28日 (土)

本屋でハヤシライスを食べた!

    ―丸善の早矢仕ライス―12012701p1090765

昨日のお昼、食事前に本を購入するために、丸善書店日本橋店(注1)に行きました。12012702p1090764

入口の掲示をふと見ると、『丸善』の早矢仕(ハヤシ)ライスについて、①“早矢仕ライスを生み出したのは、丸善の創業者・早矢仕有的(はやしゆうてき)…”ということと②そのハヤシライスが3階のMARUZEN cafeで食べられることが書かれていました。

亀さんは、本を買うことをすっかり忘れ、この日の昼食は、丸善の早矢仕ライスにすることにしました。12012703p1090762

そして、日替わりランチの若鶏の炭火焼早矢仕ライス(サラダ付・1200円)を注文しました。

若鶏の炭火焼と野菜と濃厚なドミグラスソースが味のハーモニーを奏でていて、なかなか美味しいハヤシライスでした。

なお、ハヤシライスの「ハヤシ」の語源については、色々な説があり(注2)、有力説としては、この「早矢仕有的」説と「ハッシュドビーフ」説があるようです。

前者は、早矢仕有的が作る牛肉と野菜のごった煮に由来するというもので、後者は、明治初年に神田佐久間町の三河屋(注3)のハッシュビーフが有名になり、これとライスと合せて、ハヤシライスの語源となったというものです。

亀さんは、これまで、ハヤシライスの語源は、ハッシュドビーフだと思っていましたが、丸善の創業者の姓の「早矢仕」に由来するという方が面白いし、そのために、本屋が本業なのに未だにハヤシライスを売っているのも歴史を感じました。(記入者:亀さん)

追記:ところで、お袋の味で定番の“肉じゃが”の発祥の地が亀さんの故郷・呉市なのか、舞鶴市なのかというように、明治時代に作られた料理の由来については、色々な説があるようですね(注4)

(注1)丸善:http://www.maruzen.co.jp/top/

(注2)ハヤシライスの由来、語源:http://ハヤシライス.sblo.jp/

(注3)三河屋は、早矢仕有的がひいきにした料理屋だったようです。

(注4)肉じゃが発祥地をめぐる旧海軍港・仁義なき戦い!?:http://www.excite.co.jp/News/bit/00091130380449.html

2012年1月27日 (金)

寒い日に、おしるこ!

   ―嵐の松本君が大好きとか…―

日本列島には大寒波が居座り、裏日本を中心に大雪を降らせています。120126011p1090753 120126022p1090756

関東地方は、先日に大雪の後は、寒い晴天が続いています。

空気が澄んで、青空がきれいですが、最高気温が5、6℃、最低気温が零下で、日陰の雪はまだ融けません。12012604p1090751

こんな寒い日には、温かいものが欲しくなります。

そこで、「3時のおやつ」に、缶入りのおしるこを買ってきて、職場のみんなにプレゼントをしました。

“カロリーを気にする女性陣には不人気かな?”と思っていたのですが、意外に大受けでした。

女性のMさんに尋ねると、「嵐の松本(潤)くんが好きなんですよ! 月9ドラマの“ラッキーセブン”でも飲んでいましたよ! ドラマを見てプレゼントしてくれたんでしょう?」と言われました。

亀さんは、そんなことは全く知りません。単に、近くの自販機に缶コーヒーやお茶のペットボトルと一緒に売っているのを見て、“飲みたいなあ!”と思って買っただけでした。

飲んでみると、温かくなかなか美味しいおしるこでした。

ただ、亀さんは、缶コーヒーや缶ジュースと同じように、プルトップを空け、そこから飲んだのですが、あずきの粒がなかなか出てこないので、“マグカップか湯飲みに移して飲んだ方が良かったな!”と感じました。(記入者:亀さん)

追記:近所の小公園の日陰には雪が残り、雪だるまの残がいがポツンと残っていました。120126033p1090760

2012年1月26日 (木)

面白い氷の造形を見つけた!

    ―どうして出来たのかな?―12012501p1090750_2

上の写真は、昨朝出勤する途中に見つけた氷の造形です

道路の上に、星か雲丹のような形をした氷がへばりついているのです。

どうして、こんな形の氷が出来たんでしょうね。

1.この上には電線がありました。

2.前日の電線の状況は下のような状況でした。12012400p1090736_2

3.上の写真の電線は、日向の電線ですが、この面白い氷の造形の上の電線は日陰にありました。

以上のことから、亀さんは、次のような出来方をしたのでは…と考えました。

①電線に積もった雪の多くは、昼の暖気で路上に落ちました。

②日陰の電線は、徐々に融け、融けた雪がツララ状になり、水滴が路上に落下しました。

③夕刻になって、地表の温度が零下になったときに落ちた水滴がまた凍って星状の氷になったのでは…。

というものです。

皆さんは、どのように考えられますか?(記入者:亀さん)

2012年1月25日 (水)

大雪で大混乱!

        ―凍結した道に四苦八苦―

23日の夜、東京の都心では雨だったのですが、亀さんが住んでいるあたりは、21時頃から雨が雪に変わりました。

雪はぼたん雪で、あっという間に路面が白くなり、ものの30分で積雪が数センチになってしまいました。

亀さんは、タクシーに乗ったのですが、細い道路には入れず、途中でタクシーを降りて、雪道を歩いて帰りました。

雪はガンガン降ってきて、傘をさしていても黒いオーバーコートに白い雪が降りかかりました。(以上の状況については、24日付けブログの追記の写真参照。)

その後も雪が降り続け、都心でも4センチの積雪でした。12012401p1090735 12012402p1090738 12012400p1090736

24日、朝起きてみると、家々の屋根は真っ白く、木々や電線にも雪が付着しています。また、道路も凍結していました。まことに歩きにくく、四苦八苦しながら、バス停まで行きました。12012403p1090739_2 

最寄り駅まで行くと、JRは不通で、振替乗車券が配布されていましたが、亀さんがいつも乗る地下鉄は満員で、ダイヤの遅れが生じていたものの、無事に運行されていました。12012404p1090741

都心に着いて見ると、さすがに大都会・東京だけあって、車道はもちろん歩道、路地の雪までほとんど排除してありました。(もっとも、スリップ事故が多発したようですが…。)12012405p1090749

亀さんちの方は、夜になっても細い道には雪が残っており、今朝の出勤ではスリップしないように、滑りにくい靴を履き、そろそろと歩くなど、苦労しました。(記入者:亀さん)

2012年1月24日 (火)

魚捕りのシーンはうまく撮れないよ~!

    ―1月22日のカワセミ・その2―1201222451dsc_0257 1201222552dsc_0262

22日は、既報の通り、幸先良くカワセミのホバリングの撮影に成功してので、気を良くしていたのですが、その後のホバリング、魚捕りの撮影には、不満が残りました。

このカワセミはよく魚を食べ、何度も飛び込むのですが、亀さんがカワセミの飛びこむタイミングを掴めていないのです。

つまり、このカワセミは、飛び込むまでに相当の時間をかけ、亀さんが焦れて緊張を解いた頃、おもむろに飛び込むのです。

ですから、カメラの振り方やシャッターを押すタイミングが合っていないのです。

この日、カワセミが水から上がった瞬間を捉えたのは、冒頭の写真だけなのですが、この時もこれの後の写真は上の1枚を除き、ボケボケでした。120122021dsc_0006_2 120122172dsc_0177 120122234dsc_0238 120122203dsc_0209

ほとんどの場合、シャッターが遅れているので、魚捕りの一連の動きの中で、上のように、魚を咥えて飛んでいる場面しかピントが合っていません。

何とか、カワセミが水から上がり、そして飛んでいく一連の写真を撮りたかったのですが…。120122071dsc_0098_2 120122082dsc_0099_2

この日は、このほか、水浴び(上の写真)や飛翔の写真も切れ切れに撮れましたが、自分の未熟さに気付かされた1日でした。

でも、少しずつ腕は上がっているかな?(記入者:亀さん)

追記:今(24日0時)、外は大雪です。既に道に雪が積もりだし、屋根に積もった雪が庭に滑り落ちています。最寄りのJRも運休になったようだし、夜が明けると、どうなっているんでしょうかね。120124011p1090722 120124022p1090719 120124033p1090728

2012年1月23日 (月)

カワセミのホバリングが撮れた!

   ―1月22日のカワセミ・その1―

1月22日、早朝は雨が降っており、天気予報でも午後3時頃まで雨だったのですが、10時過ぎにはほとんど雨が止みました。

亀さんは、カワセミ仲間のKRと一緒に、14日にも行った某公園に行って、カワセミを撮りました。

亀さんたちがいた約4時間のうち、カワセミがいなかったのは10~20分で、じっくりとカワセミが撮れました。

14日は、サンニッパに2.0倍のテレコンを付けて、ホバリングや魚捕りの撮影に失敗ばかりだったので、この日は1.4倍のテレコンにしてみました。1201220511dsc_0036 1201220612dsc_0048

その効果か、行ってすぐに、ホバリングの撮影が2枚だけ成功しました。(でも、イマイチというところでしたが…。)

このとき、“ホバリングの撮影は照準器で焦点を合わせるだけでは不十分で、ファインダーを覗いて焦点を合わせたほうが良い。”と気付きました。

それから間もなく、カワセミはむこう向きですが、ホバリングをしてくれました。亀さんは、照準器で大体の位置を合わせた後に、ファインダーを覗いて写してみました。1201220921dsc_0147 1201221022dsc_0148 1201221123dsc_0149 1201221224dsc_0152 1201221325dsc_0153 1201221426dsc_0156

その結果が上の写真です。一連のホバリングのうち数枚はピンボケでしたが、この6枚はかなりきれいに撮れました。

天気があまり良くない日に亀さんがやって来たご褒美なんでしょうかね。

もっとも、この後のホバリングは、“二匹目の泥鰌”とはいかず、ほとんどがピンボケ状態でした。

運だけではなく、実力が向上するように頑張らないといけませんね。

でも、とにかくハッピーでした(記入者:亀さん)

追記:この日のカワセミの魚捕りや飛翔の写真は、その2で掲載します。あまり期待しないで下さい!

2012年1月22日 (日)

雪やこんこ、犬は喜び…

     ―正月飾りからの変化―12012101p1090687

窓の外では、まだ冷たい雨が降っています。

ふと見ると、リビングの出窓の装飾が、犬のちりめん細工になっています。正月飾りはもう片付けられています(追記参照)

亀さんが“まだ旧正月になっていないのに、正月の装飾は終わりなの?”と奥さんに尋ねたところ、“そろそろ3月の雛飾りを出さないといけないので…”と言います。

それにしても、犬のちりめん細工の意味が分からないので、“犬の季節って、冬なの?”と尋ねると、“雪が降ったから出したのよ! ♪雪やこんこ、あられやこんこ、…犬は喜び庭かけ回り…♪(注1)っていうでしょう!”と言います。

そういえば、隣りに雪うさぎのちりめん細工が並べてあります。12012102p1090689

また、同じ出窓には、節分(注2.立春の前日で今年は2月3日)に合わせて、鬼とおかめの面をかぶったネズミ、魔除けの節分イワシとヒイラギのちりめん細工が飾ってあります。12012103p1090704

さらに、玄関にも、節分の木彫り人形が飾ってありました。

2月に入れば、雛飾りで室内を飾るのでしょうが、この時季は、各所にツバキのちりめん細工があるものの、室内装飾が寂しいような気がします。(記入者:亀さん)

追記:室内装飾は、飾ってあるときにも色々と充実させ、次第に変化していきます。例えば、正月の羽子板などの装飾も屏風の購入で上から下のように見栄えが変わります。奥さんのこだわりが分かります。111231042p1090565 12010914p1090635

(注1)童謡「雪」:http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/yuki.htm

(注2)節分:http://gogen-allguide.com/se/setsubun.htmlhttp://hukumusume.com/366/kinenbi/pc/02gatu/2_03.htm

2012年1月21日 (土)

雪が降ったよ!

    ―さぶいよー!今日は大寒― 

今日(21日・旧暦12月28日)は、二十四節気では大寒で、寒(小寒から立春の期間)の中日で、一年で最も寒い時期です。120120033p1090674

東京・埼玉では、昨日は雪が降り、その後、みぞれから雨に変わりましたが、とても寒い1日でした。120120011dsc_0001_2 120120022p1090673

朝、庭や近所の小公園には、うっすらと雪が積もっていました。120120044p1090675

雪の中を通勤・通学する人たちは、傘を差し、防寒具で身を固めて小走りに電車やバスの方へ急いでいました。

東京の都心では、雪は積もりませんでしたが、寒くてたまらなかったですよ。

昨日に続いて、今日も、1日中、みぞれ交じりの冷たい雨が降り続けていて、カワセミ撮影にも行けず、家の中でテレビを見たり、本を読んだりしています。

明日は、晴れないかなあ~!(記入者:亀さん)

2012年1月19日 (木)

カワセミたずねて…

    ―“母をたずねて”ではないが―

昔、亀さんの子供が小さい頃、フジテレビのカルピスこども劇場で「母をたずねて三千里」というテレビアニメがありました(注1、その主題歌→ココをクリック!)が、覚えていらっしゃいますか?

亀さんや亀さんのカワセミ撮影仲間は、まさに「カワセミたずねて」という状態です。

亀さんちの近くの公園では、既報の通り、昨年末以来3羽のカワセミが猫や猛禽類(ツミ)に食べられたため、カワセミが来なくなりました。

そこで、亀さんたちは、それぞれ、カワセミをたずねて、あちらこちらに行ってカワセミを撮影しています。120119011dsc_0004

ところで、19日、亀さんは、風邪気味で1年ぶりに休暇を取りましたが、昼過ぎには体調が回復し、窓の外を見ると、青空が見え、ヒヨドリが啼いていました。

そこで、1時過ぎに、1月9日に行った撮影スポット(注2)に行ってみました。(体調が回復したので行ったんですよ。行きたいからズル休みしたのではありませんよ!)120119022dsc_0009 12011903dsc_0004

しかし、3時半までいて、カワセミは来ず、ヒヨドリやキジバトが来るだけでした。12011904dsc_0011 12011905dsc_0019

帰る間際に、アオサギやカワラヒワが来たので、少し粘ってみたんですが、やはりカワセミはやって来ませんでした。

帰る途中に、いつもの公園に寄って、公園の管理員さんに尋ねたところ、やはり、あれ以来カワセミは来ていないそうです。12011906dsc_0028

周辺の用水でカワセミの糞の状態を調べましたが、新しいものは見当たりませんでした。

いつもの公園にカワセミが来るようになるのはいつになるんでしょうかね。(記入者:亀さん)

追記:明日は、東京・埼玉も雪と予報されていますが、日曜日には、天気が良ければ、KRさんと一緒に1月14日に行った場所(注3)へ行くつもりです。

(注1)作品紹介「母をたずねて三千里」:http://www.nippon-animation.co.jp/work/hahawotazunete_sanzenri.html

(注2)「今日も空振り!」(12.01.10):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-783c.html

(注3)「14日のカワセミ」(12.01.15):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-1a6e.html

2012年1月18日 (水)

喫煙場所の設置者?

   ―神田淡路町で見かけましたが…―12011703p1090663

先日、神田淡路町を歩いていると、昔ながらのたばこ屋さんがありました。“タバコ屋さんの看板娘”ならぬ、看板?女性がタバコを売っておられました。12011704p1090665 

その店を通り過ぎて、ふと見ると、そのタバコ屋さんの敷地に喫煙場所が設けられていました。

多分、たばこ屋さんが設けたものであろうと思います。

千代田区は、全国で初めて路上喫煙禁止条例(正式には「千代田区生活環境条例」)を定め、その運用も厳しいのです。

そこで、喫煙者にとってはこのような喫煙場所の設置は有り難く、タバコ屋さんにとっても営業上必要だと思います。12011705p1090664

喫煙者の亀さんは、“そこで一服しようかな…”と思ったのですが、止めました。

隣のビルの窓ガラスに、「路上喫煙禁止」、「禁煙」などというビラが貼ってあるのです。

厳密には、喫煙場所は路上ではないので、条例に違反していませんが、“お隣りのビルの方は、喫煙場所からのタバコの煙で嫌な思いをされているんだろう…”と思ったからです。

今は、タバコは、路上ではもちろんのこと、職場の執務室では吸えず、また、多くの喫茶店でも吸えません。職場では喫煙室がある場合もありますが、喫煙室がなく、ビル内全体が禁煙の場合も多いようです。

路上もダメ、ビル内もダメ、さらには喫煙場所も設置できないとなると、どうすればいいんでしょうかね(注)

いっそのこと、禁酒・禁煙法でも制定してもらいますかね。

エッ、禁酒は反対ですって? 亀さんは酒が飲めませんから賛成だし、飲酒は交通事故や傷害事件の原因になりますから、喫煙とあわせて禁止しては…。(無理ですかね。)

ということで、亀さんは節煙に努めることにしました。(記入者:亀さん)

追記:なお、亀さんちでは、孫が来宅しているときは、室内禁煙です。

(注)昨年末に、街角のタバコ屋さんが店の中に喫煙ルームを設置しているのを見たことがあります。あれなら、近所にもタバコの煙は行きませんから、良いですね。

河野悠里さんの路上ライブ

    ―最寄り駅で美声を響かせる―120117011p1090666_2 

昨夜、亀さんの最寄駅の路上で、きれいな声で路上ライブをしている女性歌手がいました。

路上ライブをする人は、往々にして自己陶酔してやっている人もいて、あまり上手くないことも多いのですが、なかなか良い声をしているので、少し聴いていました。

その歌手は、河野悠里さんで、「短期間(約3ヵ月)で集中的に路上ライブを実施し、目標数のCDを手売りする」スタイルをとっているシンガーソングライターで、音楽プロデューサーの立石賢司氏のプロデュースにより、シングル「1/f」で全国デビューしているようです(注1)120117022p1090671_2

今回も、“アルバムの「東京野球物語」を3か月で3333枚を届ける”ことを目標に路上ライブをしているようです。(なお、2月5日には西川口でワンマンライブをするようです。)

また、Blog(注2)やtwitter(注3)を駆使して頑張っているようです。

なかなかメジャーな歌手になるのには大変なんでしょうが、頑張って欲しいものです。(記入者:亀さん)

追記:YouTubeに彼女の歌唱があったので、試聴してください。

(バッタービビッてる)http://www.youtube.com/watch?v=PqqS6UGkDQI。(PLAYBALL!)http://www.youtube.com/watch?v=m9ZrRsQOk8E。(ナイター中継)http://www.youtube.com/watch?v=ftoK4JF5yyM&feature=related。(1/f)http://www.youtube.com/watch?v=1STzAmjoXig。(Login)http://www.youtube.com/watch?v=ZHFLvDHQq3I

(注1)河野悠里:http://sc1.be-inc.jp/next/artist/kohno_yuri.html

(注2)河野悠里の「1/fゆらぎ」ブログ:http://ameblo.jp/kohnoyuri/

(注3)河野悠里のtwitter:http://twitter.com/Yurik_Eve

2012年1月17日 (火)

白瀬隊、南極上陸から100周年

   ―今も南極観測隊ってあるんだ…―12011601p1090660

たまたま、行きつけの書店に、1月新刊の新潮文庫の大野芳著「『宗谷』の昭和史―南極観測船になった海軍特務艦―」があったので、小学生の頃の第1次南極観測隊の派遣に対する感激、カラフト犬タロー・ジローの生存の喜びなどが懐かしく、つい買ってしまいました。

その本には、初代南極観測船「宗谷」の数奇な運命(注1)と初期の南極観測隊の裏面史が書かれ、面白く読み終えました。

特に、日本国民に夢を与えた南極観測の裏側で、南極観測隊の派遣を最初に提案し、かなりの費用を負担した朝日新聞・文部省・学者・各大学の山岳部等の醜い主導権争いがあったことは興味深い話でした。

“このような話をウィキペディアではどう書いているのかな?”と思い、「南極観測隊」などで検索してみると、亀さんは意外な事実を知りました。

①南極観測隊は毎年派遣されており、観測隊員の募集も毎年行われており、現在派遣されているのは、第53次南極観測隊であること(注2)

②亀さんは、”南極観測隊は航空機で昭和基地に人員・資機材が輸送されている”と思っていたのですが、まだ、南極観測隊を砕氷船で輸送するということが行われており(注3)、現在の南極観測船「しらせ(2代)」が昭和基地付近(南緯68度54分・東経38度57分)で南極の氷と苦闘していること(注4)

③初代の南極観測船「宗谷」は海上保安庁所属の船でしたが、2代目以降の「ふじ」、「しらせ(初代)」、「しらせ(2代)」は海上自衛隊の所属であること。

ところで、今年は、白瀬矗(のぶ)陸軍中尉が日本初の南極探検隊を率いて南極大陸に上陸してから、100周年になるようです。また、昨日(1月16日)は白瀬中尉が南極に上陸した日でした。

そんな日に、初代南極観測船「宗谷」の本を読み終えたというのも偶然とはいえ、面白いですね。(記入者:亀さん)

追記:「しらせ」からみた南極や「昭和基地」の状況の動画や昭和基地WEBカメラの画像も見ることができます(注5)

(注1)ソ連の耐氷貨物船として建造→日本の耐氷貨物船→海軍特務艦→戦地引揚船→灯台補給船→南極観測船→巡視船

(注2)南極地域観測事業:http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/nankyoku/index.htmhttp://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/10/1312674.htm。南極観測のHP:http://www.nipr.ac.jp/jare/

(注3)観測隊員は、空路でオーストラリアに行き、南極観測船に乗ります。

(注4)asahi.com:http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201201140001.html。進め!しらせ:http://www.nipr.ac.jp/jare/shirase/index.html

(注5)「しらせ」からみた南極・南極の昭和基地の動画:http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/nankyoku/index.htm。昭和基地WEBカメラの画像:http://polaris.nipr.ac.jp/~webcam/NC2/

2012年1月16日 (月)

「焼いてまへん」って?

   ―八重洲地下街で見た看板―12011301p1090654

亀さんは、週1回、日本橋の会社で働いています。

その職場まで、東京駅から八重洲地下街(注1)を通って通勤しており、昼食もこの八重洲地下街の飲食店でしています。

この地下街には、東京駅近辺の地下商店街の中心的存在で、売場面積は都内最大で73,253㎡国内でも大阪のクリスタ長堀に次いで2番目の規模のようです。

通勤の通路としている人が多いうえに、飲食店なども多く、ちょっとした都市の繁華街より賑やかです。120113032p1090650 120113021p1090649

先日、出勤の途中、“昼食を何にするかな?”と思いながら、キョロキョロしていると、上右の看板が目に付きました。

“焼いてまへん”って何だろう?

関西風お好み焼屋さんの大阪道頓堀「ぼてぢゅう」(注2)の入口においてある看板でした。

普通、「準備中」という看板を掛けるところを、大阪のお好み焼屋ということで、大阪弁で「焼いてまへん」という看板にしているようです。なかなか洒落をきかした看板ですね。

亀さんは、この看板に感激して、その日の昼食は、この店に決めました。120113043p1090652 12011305p1090651

昼、この店に入ってみると、何故か、広島風お好み焼もあったのですが、亀さんは、関西風の豚入りお好み焼にしました。

広島風お好み焼とは別物ですが、なかなか美味しかったですよ。(記入者:亀さん)

(注1)八重洲地下街のHP:http://www.yaechika.com/

(注2)ぼてぢゅう:http://www.botejyu.co.jp/group/、八重洲地下街店:http://www.botejyu.co.jp/shop/tokyo_yaesu-chikagai.htmlhttp://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13025664/

2012年1月15日 (日)

14日のカワセミ

  ―久しぶりに会えましたが、大失敗120114011dsc_0087 120114022dsc_0172 120114033dsc_0101

昨日(14日)午後、KRさんがカワセミ禁断症に陥っている亀さんを別のカワセミ撮影スポットに連れていって下さいました。そこは、亀さんちから約10Kmの距離です。

その場所に着いてみると、馴染みのカメラ仲間が来られており、カワセミ嬢が既に来ています。

“急いで準備を…”と思って、亀さんは大失敗をしていることに気が付き、青ざめました。サンニッパのレンズは持ってきたのですが、カメラ(Nikon D300S)を忘れているのです。

次善の策で、手持ちカメラに使っていたD90をサンニッパに付けて、カワセミを撮ることにしました。連写機能がD300Sより劣るのですが、仕方ありません。

そして、被写体のカワセミまで若干距離があるので、2.0倍のテレコンを付けて撮りました。上の2段目右は頭上の枝に止まったもので、トリミングをしていません。120114041dsc_0034 120114052dsc_0019 120114063dsc_0219

カワセミ嬢は、色々飛び回ったり、ホバリングを何度もしてくれたんですが、なかなかピントが合わず、残念でした。12011407dsc_005212011408dsc_0023

また、魚捕りも上手く撮れませんでした。

カワセミ嬢もあまり大きな魚を捕ることが少ないようでした。ただ、上の上段の写真では、一度に2匹ゲットしています

12011409dsc_0217 12011410dsc_0180 12011411dsc_0230 12011412dsc_0246

途中で、カワセミ嬢が啼き出し、カワセミ君もやって来ました。ただ、この2羽はカップルではないようでした。(上の2段目左がメス、右がオスです。)

一度だけこの2羽が近くの止まり木にオスとメスが並んで止まったのですが、近すぎて撮れませんでした。2.0倍のテレコンを付けたのは失敗でしたかね。

この日、亀さんたちがいた2時間半のうち、カワセミがいなかったのは10分だけで、亀さんたちが帰るときにも、メスとオスが並んで遊んでいました。

大失敗はありましたが、久しぶりのカワセミ撮影で満足した1日でした。(記入者:亀さん)

2012年1月14日 (土)

マカラズヤ?ワカラズヤ?

     ―変な看板?・その2―12011203p1090648_5 

神田神保町の古書店街の中に、三省堂書店の近くの靖国通りに面して、紳士カバンの老舗があります

その名前が変わっています。

読んでみると、一瞬、「分からず屋」と読めますが、カタカナで「レオ マカラズヤ」と書いてあります。

店のご主人が物の道理が分からない「分からず屋」だから、そのように名付けたのかな?”と思って見直すと、やはり、「レオ マカラズヤ」と書いてあります。

そこで、亀さんは探索を始めることにしました。

検索エンジンで、「レオマカラズヤ」で入れて検索すると、すぐに、レオマカラズヤ(株)のHP(注1)が見つかりました。

そのHPの会社案内には、「風変わりの名の由来は、これ以上まからないというところから。明治時代にあった、まけろまけないという風習をやめ、正札主義で貫く意思の表れでした。しかし、現在は、事前に値引きしてあるので、これ以上まけ(ら)れないと意であります。」と書いてあります。

明治39年(1906年)に創業した当時、商品取引では商品の値段は大体「相対(あいたい)」といって、売り手と買い手の駆け引きで決まっていました。一方、越後屋(今の三越)は、17世紀から市場を考慮して価格決定し、値引きをしない「正札販売」をしていました。

この店の創業者は、この「正札販売」をする(値段を「負けない」、「負からん」)と意味で、店名を「マカラズヤ」にしたそうです。また、商戦に負けないという意味もあるようです

この店は、テレビや出版物で色々と取り上げられているようで、神田法人会の広報でも何回も取り上げられているようです(注2)。この広報を見る限り、3代目のご主人の木内武郷さんは、分からず屋ではなさそうです。

今後も、街を歩くときに、変わった看板を探してみようと思います。(記入者:亀さん)

(注1)レオマカラズヤ(株)のHP:http://leo-makarazuya.co.jp/

(注2)神田法人会の広報:(木内武郷さん:ご近所さん訪問)http://www.kanda-hojinkai.com/kinjyo/kinjyo50.html、(老舗を訪ねて「レオマカラズヤ」)http://www.kanda-hojinkai.com/sinise/sinise24.html

2012年1月13日 (金)

『大阪人の格言』―野次馬の読書案内(017)

何やかやと「言い訳ばかり」じゃ申し訳ないよってに<文句なくおもろい>のを1冊紹介しときまっさ。
ずばり
『大阪人の格言』(徳間書店)ちゅう本や!お代は福澤はん、じゃなかった野口はん+税、わかるか?つまり1,050円や。こっちまで<笑わすクセ>がついたがな!

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表紙はこれや、この黄色がよう目立つやろ。
「苦しいときこそ笑わなアカン!」そや、その通り!
書いたんは
小杉なんぎん、知らんか、守口市生まれの漫画家でコラムニストや。昔は「なんぎ」いうたらしいけど、何や「運が付く」とかいうて「ん」付けたらしい。
『歌集 阪神タイガース/虎にしびれて』いうのんもあるみたいやからゴリゴリのタイガースファンやろな。
帯の指揮棒振っとるおっさんは誰かいうと関西では超有名な
「浪花のモーツアルト」ことキダ・タローサンや。何かエライ強烈なこと言うとるなあ、それどういう意味かちゅうとやな、これや【意味】=何かをやり直すときは、根本まで立ち返れ、やそうな。
「人生をやり直すその気持をどこまで戻すのか、というと、普通はせいぜい<小学校からやり直せ>と言われるぐらいだが、エスカレートさせるのが大好きな大阪人は、赤ん坊どころか、一気に精子にまでいってしまう。でも、どうせやり直すなら、そのくらいの気持ちのほうがうまく行くかもしれない」ときっちり解説もついとる。

「崖におるヤツはそっとしといたる、それがデリバリーちゅうもんや」
【意味】=追い詰められている人は、そっとしといてあげよう
もひとつ、「デリカシーちゃう?」なんてつっこんだらアカン。レベル→ラベル、コンセプト→コンセント、セオリー→セロリなんちゅうのは大阪人のシャレやからな。

逆境を励ます5連発:
「下向いても地べたしかないぞ」
【意味】=落ち込んでもしょうがない、胸を張れ! そや!

「雨が降らんと虹は出えへんからな」
【意味】=悪いことがあった後は良いことがある! そや、その通り!

「北風言うてもしょせん南の逆の風や」
【意味】=強がるときに使う言葉  やて!

「切った爪集めてどうするねん?」
【意味】=過去をいつまでも引きずるな! やて!

「もう笑うしかない」
【意味】=つらすぎるときは笑え! そや、それしかないわ!

もひとつ、これは<野次馬はんに>かいな?
「わからんことはロマンやいうことにしとけ」
【意味】=深く悩みすぎるな! やて!

それと、もひとつ
環状線、そっち(東京)は山の手線言うたかな、ま、何でもええけど通勤電車でこれ読んだらあきまへんで~。プハーッと吹き出してしまうから、これだけはよう言うとくよ~!
(記入者:野次馬)

紹介できなかった震災関連本―野次馬の読書案内(016)

昨年の東日本大震災以後も変わらず本は読んできましたが、なかなか皆さんに紹介する気分になれずすっかり間が空いてしまいました。お詫びしておきます。直接震災に関連する本もそうですが、珍しく書庫から『方丈記』『徒然草』『梁塵秘抄などの古典を引っ張り出して読んでみたり、ノンフィクションでは吉村昭さんの『三陸海岸大津波』を再読したりとさまざまな本を手に取りはしました。私は被災地に親戚はありませんが、東北旅行の途中で酔狂にも訪問したことで<お知り合い>になった同姓同名の東松島市の元・漁協組合長が今回の津波で亡くなったこともあり、災害そのものの大きさもあって書く前から気分が萎えてしまったというのが正直なところです。「傍観者にすぎないのにあれこれ書いても」という気持もありましたし。片づけ前にいくつか並べてみました。

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下・右の『震災歌集』(中央公論新社)は、俳人の長谷川櫂さんが巨大地震と津波、続いて起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故から始まった混乱と不安の12日間を俳句ではなく短歌に心情を託した歌集です。まさしく「やむにやまれぬ思い」が凝縮されていると話題になりました
「津波とは波かとばかり思ひしがさにあらず横ざまにたけりくるふ瀑布」
から始まる約120首はいずれも心にずしんと響く力作で、なかでも
「松島の島々こぞり盾となり津波より町を守りぬといふ」
というのがあったのにJR仙石線で数駅行ったばかりの東松島市の「東名(とうな)」や「野蒜(のびる)」は駅舎ごと津波にさらわれ多くの方が亡くなりました。ですから最後の
「復旧とはけなげな言葉さはあれど喪ひしものつひに帰らず」

まで読み切っても紹介しようという前にあの衝撃的なニュース映像や、組合長のお顔が浮かんだりしてまさに「さまざまな思いに振り回される」日々でした。 

その左は地震考古学の第一人者である寒川旭(さんがわ・あきら)さんの『日本人はどんな大地震を経験してきたのか』(平凡社新書)。発掘現場から見つかった「噴砂」という液状化を伝える地層の謎や古文書に残された大地震の紹介で「揺れ続ける日本列島」の姿がわかりやすく紹介されています。

上・左は、昭文社の『東日本大震災復興支援地図』(写真はなし)と一緒に買ってきた『大地震の日本史』(ダイアプレス)です。大地震だけでも古代から現代までこんなにあるのかとあらためて驚かされてしまいます。
先日、滋賀県立図書館の「新春書庫探検隊」というイベントに参加、江戸時代はじめに滋賀県で発生した「寛文近江大地震」=寛文2年(1662)5月1日発生=はマグニチュード7.3-7.5でした。琵琶湖でも津波が起きましたし、わが大津市にある膳所城の天守閣などが琵琶湖に崩れ落ちました。その修復図面を見せてもらいましたが「ああ、あの地震のことか」と早速役に立ちました。
 

その右の『震災日記』(松尾眞、アルファベータ)は、東日本大震災翌日の12日に「震度6強」の大地震に襲われた長野県栄村の記録です。筆者は地震当日から被害状況をネットで発信続けた「NPO法人栄村ネットワーク」理事で京都精華大教員。ご母堂が家内の知り合いでこの本をいただきました。地震発生直後からネットで発信し続けた迫真のドキュメントというだけでなく総理大臣(当時は管首相)をも動かし、行政はどうあるべきか、被災者は何をすべきかから将来にわたる復興の道筋までを提言する稀有の記録になっています。 

最後に下・左は中公文庫から文春文庫に版権が移っていますが先に紹介した『三陸海岸大津波』です。手元には中公新書で『海の壁』として発表したものから今の書名に変わった中公文庫版もありますが、こんどの文春文庫版はまだまだ版を重ねそうです。

余談ながら「何でそんなに本があるのか」ですが、出るたびに解説者が変わるのでそれを読みたいばかりについ、と言っておきます。
 (記入者:野次馬)

京都・鴨川で「亀」発見!

京都の真ん中を流れる鴨川で「亀」発見!というか「亀の飛び石橋」を見つけました。以前に別の場所のを紹介しましたがこちらは京都府立医科大学付属病院のすぐ東側にあります。

Imgp1193これが病院のある西側から東を見た全景です。いちばん下流に上流=北を向いた3匹、飛び石橋は上流側に東向きの4匹と並んで西向きの4匹で計11匹います。

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実はこれを撮ったのは先週6日でしたがそのうち紹介しようと思っていました。ところが12日に皇居で行われた新春恒例の歌会始に京都府の大石悦子さんの「とび石の亀の甲羅を踏みわたる対岸にながく夫を待たせて」が選ばれているのを見つけましたので。詠まれたのは間違いなくこの「飛び石橋」ですよね。ご主人が気長に待っておられたのはどちら側だったのでしょう。 
(記入者:野次馬)

この物体はいったい何?(2)

正直に言うと、この雑木林が民有林なら所有者にお願いして伐採の「ついで」にこの巣を採ってもらい何とか譲ってもらえないかと。すぐそばまで伐採が進んでいたので巣を見つけることができましたから。

そこでいちばん近くの集落(大津市石山内畑町)を訪ねてみましたら住民の方から「そこにも、ここにもありますよ」と言われてよく見るとありますあります。軒先に、壁に。それがこの写真です。

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いちばん上のなんかはわざわざここに吊り下げたような。「飾り」にはぴったりの位置です。

「駆除はしないんですか?」と質問したところ「費用もかかるし、取ってもまた別のところに巣を作るだけだから」の返事。そっとしておけば別に危害は加えないそうで、見つけただけで大騒ぎになる都会とは違うのでしょうね。自然と共生しているというか。それと聞いたのは蜂にも<好み>があって、昔からの日本家屋や土蔵などに好んで巣を作るそうです。新築のお宅や新建材を使った建物は敬遠するとか。今のシーズン、蜂たちは巣立っていていずれも「留守」みたいです。
(記入者:野次馬)

この物体はいったい何?(1)

初詣に出かけた猿丸神社への途中で道路脇の雑木林に何やら「気になる物体」を見つけました。その時はご報告した通り長男夫婦や孫たちが同乗していましたので、あらためて取材に出かけてきました。

Imgp1198_2ほら、木の上に何か見えるでしょ。

ではもう少し拡大してみます。

Imgp1200もうちょっと拡大して!」ですか。

了解リョウちゃん分かったホイ!
=以前、ダジャレで使っていた携帯メールの返事

Imgp1199

どうですか?正体はスズメバチの巣のようです。大きさは高さが60cmくらい、直径も40cmくらいで左のところに巣穴が開いています。これは黄色スズメバチの巣で天敵のオオスズメバチ*の攻撃を防御するために巣の出入口はここだけです。枯枝を齧り取って繊維分を唾液で丹念に固めながら作り上げていきます。この中には6角形の「蜂の巣」の集合体が何段にも作られ、女王蜂が産みつけた卵を集団で育てていく蜂のコロニーです。

これだけ完全で立派な巣ですからちょっと欲しいような気もしますが国有林か県有林みたいですし置き場所も必要ですから無理でしょうね。 

*オオスズメバチは土中や石垣など直接見えないところに巣を作ります。オオスズメバチは偵察蜂がこの巣穴から侵入しますが、防戦する黄色スズメバチは何十匹もでこれを取り囲み発熱することで熱に弱いオオスズメバチを殺すことが知られています。

**オオスズメバチの「マリア」を主人公にした百田尚樹の『風の中のマリア』(講談社)はこうした攻撃の様子や生態が詳しく紹介されています。紹介したのはこの本からの知識と読書日記で紹介するために仕入れたものです。文庫化(講談社文庫)もされていますので興味のある方はぜひご一読を!

(記入者:野次馬)

でかい顔・坊主頭の看板は?

          ―変な看板?・その2―120112011p1090645 120112022p1090646

亀さんが最近よく行く、神田小川町の交差点の京都三条菓子司「寛永堂」神田小川店の2軒隣りに、でかい顔・坊主頭の看板があります。

オバマ米国大統領のモノマネで有名になった、お笑い芸人・デンジャラスのノッチさんに少し似ています。

色々なシャツを売っていますが、「○○シャツ店」と「△△洋品店」というような名前はなく、「顔のYシャツ」と書いてあります。

顔(かお)のYシャツなのか、顔(がん)さんの(注1)のYシャツなのか分かりません。

前者なら、この店の関係者の顔だろうし、後者なら、この店の経営者が中国系の顔さんということになります。

そこで、亀さんは探索を始めることにしました。

検索エンジンに「顔のYシャツ」と入れると、この店に関するブログが沢山出てきました。

この店は、大正9年(1920年)創業のオーダーシャツで、創業者(現経営者の先代)の顔を看板にしたところ評判になったため店名も「顔のYシャツ」に変更したそうです。

会社の名前も、株式会社顔のYシャツだそうですし、経営者は、「顔」さんではなく、「梶」さんだそうです。

北朝鮮の故金日成主席や楽天の星野仙一監督のワイシャツも作ったようです。また、テレビ番組のイカ天で有名だったバンド「たま」の「まちあわせ」でも、“神保町「顔のYシャツ」の前で夜の2時15分のまちあわせ…”と歌われる(注2)ほど、有名店なのだそうです。

今回の探索は、前回の「ぷろぴ○○」に比べて、極めて簡単でした。(記入者:亀さん)

(注1)「顔」という中国の姓があります。有名な人としては、孔子十哲の一人の顔回(顔淵)や唐代の代表的な書家の顔真卿がいます。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1337796638

(注2)たま まちあわせ(いかすバンド天国):http://www.youtube.com/watch?v=2D4zWXEraCc。なお、歌詞の中で「神保町」というのは、「小川町」の誤りです。

2012年1月12日 (木)

「ぷろぴ○○」って?

      ―変な看板?・その1―12011104p1090637

左の写真は、先日神田神保町で発見した看板です。

だいだい色(赤橙色)の空きビルに、ひらがなで、「ぷ」、「ろ」、「ぴ」とかいてあります。

あと残り2文字あったようなのですが、写真のように脱落していて、何のことか分かりません。

放っておけないのが亀さんの性分です、ここから亀さんの探索が始まります。

[第一段階] 検索エンジンで「ぷろぴ」と入れると、可燃性の気体で、合成樹脂・繊維の原料の「プロピレン」などが出てきますが、神保町でそんな危険な工業原料を売る店や事務所があるとは思えません。

[第二段階] “あと2文字が分からないと…”と思いあぐねていると、“Googleのストリートビューを見ると、残り2文字がある写真が出ているかも…”と考えつきました。

そこで、Googleの“ストリートビューで確認すると、3年前には、残り2文字が写っていたものの、1文字は「ん」ですが、もう1文字は読み取れません。

[第三段階] そこで、検索エンジンで「神保町 ぷろぴん」と入れた結果、ようやく「岡村日記」というブログで、そのビルの写真は掲載されていないものの「ぷろぴんし」であることが分かりました(注1)

でも、亀さんには何のことか全く分からず、「しんぴろぷ」と逆に読んでも意味不明です。このブログの筆者も、”謎が謎を呼ぶ。気になって仕方がない。”と書いています。

[第四段階] そこで、再び検索エンジンに「神田神保町 ぷろぴんし」と入れると、「日記②」というブログが出てきて、写真も出ていました。

しかしながら、このブログの筆者も、“これに関しては全くもって謎ですな。”とこの看板の意味は分からなかったようです。

[探索結果] ということで、「ぷろぴんし」という名前は分かりましたが、何の店・事務所なのかは分かりませんでした。探索失敗!!

下らないことなんですが、気になるビルです。(記入者:亀さん)

(注1)岡村日記:http://d.hatena.ne.jp/okmrtyhk/20090604/p1

(注2)日記②:http://kamiopea.exblog.jp/page/12/

2012年1月10日 (火)

今日も空振り!

    ―別の撮影スポットに行ったが…―12010901dsc_0016 12010902dsc_0014

亀さんがいつもカワセミ撮影に行く公園は既報の通りカワセミが来なくなっています。

そこで、9日は、10時頃、その公園から約2キロの距離の別のカワセミ撮影スポットに行きました。沢山の古民家があるその場所の庭には蓮田があり、そこにカワセミが来るというのです。12010903dsc_0009

しかし、この日は午後1時まで待ちましたが、カワセミは来ませんでした。

ひょっとすると、カワセミが“池の生物をとらないで”という注意書を気にしているのかも…なんてありませんよね(笑)。12010904dsc_0006 12010905dsc_0004 12010906dsc_0002

やって来るのはスズメとヒヨドリとメジロだけでしたが、古民家の屋根に止まったスズメは可愛かったですよ。

帰りに、いつもの公園によって、カワセミが来るかどうか偵察するとともに、他の野鳥を撮ることにしました。(途中、調節池の付近の水路でカワセミを見ましたが、あまりにも遠く写真に収めることができませんでした。)

いつもの公園に行くと、何人もの野鳥観察者などから、カワセミのことを尋ねられました。みんな、驚くとともに残念がっておられました。

そのうちに、数人のカワセミ撮影仲間も偵察に来られましたが、カワセミはやはり来ませんでした。

撮ることのできたのは、コガモのメスとカワラヒワだけでした。120109093dsc_0036 120109082dsc_0029_2 120109071dsc_0026

この公園には水鳥はほとんど来ず、コガモが来たのは初めてです。翼の下から見える緑色がキレイです。120109112dsc_0043 120109101dsc_0040

また、この日のカワラヒワは珍しくメタセコイヤの木の天辺に群れで止まりました。120109132dsc_0051_2

なお、この公園の草の茂みには、2羽のウグイスが住みついて、「チャッ、チャッ」と地鳴きしている(注)ので、何とか撮影したいのですが、茂みからなかなか出てくれず、この日は上の写真を撮るのが精一杯でした。

残念な3連休でしたが、今週末は、カワセミが撮れるかなあ…。(記入者:亀さん)

(注)チャッチャッ系の鳴き声:http://migichan.miz.jp/torisounds03.html

2012年1月 9日 (月)

カワセミが来ないよ!

 ―エナガ・メジロ・コゲラ・シジュウカラなど―

7日は、2時前に調節池からいつもの公園に戻ってくると、カワセミ撮影の仲間が5人ほど来ており、カワセミの3度目の受難の話で持ち切りでした。

みんなは、カワセミのお墓にお参りしたり、他の野鳥を撮ったりして、別のカワセミが来るのを待ちました。

しかし、4時頃まで待ってもカワセミは来ませんでした。120107021dsc_0036 120107032dsc_0039 120107043dsc_0043 120107051dsc_0058 120107062dsc_0072

なお、上の写真は、この日撮ったエナガとメジロの写真です。

この公園にエナガが来るのは珍しく、亀さんは最初シジュウカラと思っていましたが、よく見ると、エナガでした。木の枝の中を飛び回るので、枝被りしないものを撮るのが大変でした。

メジロも木の中を飛び回るのですが、木の新芽を食べたり、サザンカの蜜を吸うシーンが撮れました。

  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

昨日(8日)も、亀さんは、“カワセミは来ていないだろう”と思いつつも確認のために、2時頃、いつもの公園に行ってみました。

案の定、カワセミは来ておらず、また、カメラ仲間にも、帰る間際にKRさんが偵察のために来られたものの、他はだれにも会いませんでした。

仕方ないので、園内にいる野鳥を撮り、4時頃に帰りました。

明日からは、KRさんから教えていただいた、別のカワセミ撮影スポットに行ってみるかな…。12010801dsc_0014 12010802dsc_0026 12010803dsc_0054

なお、上の写真は、昨日撮ったカワラヒワ、コゲラ、シジュウカラの写真です。このほか、ウグイスなどもいたのですが、撮影できませんでした。(記入者:亀さん)

2012年1月 8日 (日)

コハクチョウとノスリ

    ―久しぶりの芝川調節池―

昨日のブログで書いたように、カワセミの相次ぐ受難の情報があったのですが、亀さんは、別のカワセミが来ているかどうかを確認するため、昨日も、11時頃にいつもの公園に行きました。

公園には、カメラ仲間が1人居られているだけで、その方もカワセミの受難情報をお伝えすると、諦めて帰っていかれました。12010722dsc_0002

1時間ほどカワセミを待っていましたが、最近は午後2時以降にくることが多いので、その時間まで、近くの芝川調節池に行くことにしました。調節池から富士山がくっきりと見えました。120107071dsc_0012 12010708dsc_0003

調節地には、コハクチョウが4羽来ていました。12010709dsc_0004 12010710dsc_0010 120107112dsc_0010

オカヨシガモの群れもコハクチョウのそばで、のどかに泳いでいました。クチバシが黒いのがオス、橙色のがメスのようです。12010712dsc_0014

突然オカヨシガモが突然飛び立ったので、上を見ると…。120107131dsc_0019 120107142dsc_0025 120107153dsc_0033

ノスリが飛んできました。獲物を探しているようで、下を向きながら流れるように飛んでいました。

猛禽類の撮影に慣れておらず、後ろ姿の映像しか撮れませんでした。カワセミを撮るコツとは違うので、訓練が必要ですね。120107161dsc_0046 120107172dsc_0047

ノスリが上昇しようとしていると、2羽のカラスが飛んできて、ノスリとカラスのバトルが始まりました。

カラスが、ノスリを追い詰め、足蹴にしたりしていました。

しかし、最後は、ノスリが反撃し、カラスを攻撃すると、カラスはカアカアーと啼きながら逃げていきました。120107192dsc_0016 120107181dsc_0044

その後、アオサギも飛び立たりして、亀さんは、1時間あまり、調節池の野鳥を撮っていたのですが、カワセミのことが気になったので、例の公園に帰ることにしました。12010720dsc_0048 12010721dsc_0029

調節池の出口のところの電線にコサギが止まっており、その下の水路では、カワセミが魚を捕っていました。

調節池には、ベニマシコもいるようですので、時々来ようと思います。(記入者:亀さん)

2012年1月 7日 (土)

カワセミの受難続く!

   ―半月で3羽が食われるなんて―12010701dsc_0066

カワセミの受難が続いています。

先月16日に、亀さんが撮影に行く公園を数年縄張りにしていたカワセミのオスが猫の食べられました(注1)

しかし、18日には、オス・メス2羽のカワセミが公園にやって来ました(注2)

そして、そのうちのメスが縄張りを引き継ぎました(注3)

ところが、このメスも28日に猛禽類のツミのメス(注4)に襲撃され、危機一髪でした(注5)。そのメスは、その日と29日は餌を捕りに来ていたのですが(注6)、30日からは来なくなりました。

撮影仲間の判断では、“多分、あのツミのメスに食べられたんだろう”ということです。

その後、見沼代用水にいたカワセミのオス(注7)が縄張りが引き継ごうとしていました。

ところがところが、このオスも先日猫に食べられたのです。

それを目撃していたKBさんとSTさんが猫を捕まえたのですが、そのオスは、既に死んでいたそうで、KBさんたちによって手厚く公園内に葬られました。

冒頭の写真は、そのオスの墓です。墓には公園内に咲いているサザンカが供えてありました。

と言うことで、現在は、この公園を縄張りにするカワセミはいなくなりました。

したがって、今日11時から16時まで公園にいましたが、カワセミはやって来ませんでした。12010720dsc_0029

でも、近くの川にカワセミのメスがいましたので、いずれはこの公園に別のカワセミがやって来るだろうと思います。1111201014dsc_0022 1112281012dsc_0070 11123112dsc_0007

最後に 、カワセミの生前の姿を掲載し、彼らの冥福を祈りたいと思います(写真は食べられた順)(記入者:亀さん)

(注1)「カワセミ君に一大事発生!」(2011.12.17):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-8994-1.html

(注2)「カワセミが2羽います!」(2011.12.18):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-5e0f.html

(注3)「クリスマスのカワセミ」(2011.12.26):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-eaf8.html

(注4)今まで「ハヤブサ」だと思っていましたが、昨日、「ツミのメス」だと分かりました。謹んで訂正します。

(注5)「カワセミ嬢、危機一髪!」(2011.12.29):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-8295.html

(注6)「カワセミ嬢、恐さよりも食欲?」(2011.12.29):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-ba3a.html、「29日のカワセミ」(2011.12.30):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-509f.html

(注7)「カワセミはいるが…」(2011.12.31):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-92cc.html

1万7000歩!?

     ―今週は年始の挨拶だけ―12010602p1090634

昨年の年末に年末の挨拶をしたばかりなのに、今週は、年始の挨拶に走り回りました。また、複数の賀詞交歓会にも出席しました。

昨日は、回るところが多く、帰宅して万歩計の表示を見ると、1万7000歩を超えていました。

普通は、1日で1万歩ですから、平日の約2倍になっています。

忘年会や新年会は、最近はどちらか1つに限定しているのですから、年末の挨拶か年始の挨拶の一方だけで良いような感じがします。

それに、挨拶に行った相手も自らの挨拶で留守にしていることが多く、結局は名刺を置いてくるだけになるのです。

挨拶回りが年末・年始の習慣になっているので止むを得ないような気もするのですが、何とかなりませんかね?(記入者:亀さん)

追記1:挨拶回りの経路にあった虎ノ門金刀比羅宮でお参りをしました。12010403p1090627

追記2:賀詞交歓会のあったホテル等で亀さんが気に入った凧の装飾と大型の鏡餅です。鏡餅の伊勢海老はプラスティック製ではなく、本物でしたよ。120104011p1090632 120104022p1090630 12010601p1090633

2012年1月 6日 (金)

お節料理に飽きたら…

  ―島根の寒しまめのがいな丼―12010501f1000012

亀さんが仕事で時々通る経路に島根料理店の「主水(もんど)」神田淡路町店(注1)があります。

前から気になっていたのですが、ビルの地下にあり、入りにくいので、今まで入ったことがありませんでした。

しかし、昨日は、お節料理に飽きていたので、思い切って入ってみました。12010503f1000014

昼メニューを見ると、色々な「がいな丼」が書いてありますが、亀さんは、その意味と実体が分かりません。

店員さんに尋ねると、「がいな」は島根県の方言で「大きい」とか「沢山」という意味で(注2)、小ぶりな寿司桶に具と飯を盛り付けしたもののようです。

メニューには、“隠岐海士町公認”とも書かれています。12010502f1000015

亀さんは、この中から、寒しまめのがいな丼を注文しました。「寒しまめ」とはスルメイカの肝醤油漬けのことで、全国ご当地どんぶり選手権で7位になったこともあるようです(注3)

箸袋には“当店自慢「がいな丼」のおいしい食べ方”が書かれ、それには、「まずは一膳」、「薬味を入れた二膳」、「当店特製のお出汁で(お茶漬けにして)三膳」とあります(注4)

亀さんは、その通り、3種類の食べ方をしてみました。

なかなか美味い丼でしたよ!(記入者:亀さん)

(注1)「主水」神田淡路町店:http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13053507/http://gourmet.walkerplus.com/100261416001/http://www.hotpepper.jp/strJ000713014/

(注2)島根県の方言:http://www6.shizuokanet.ne.jp/kirameki/hougen/shimane.htm

(注3)寒シマメ肝醤油漬け丼:http://jigemonshop.net/?pid=26991375

(注4)がいな丼のおいしい食べ方:http://www.c-pon.com/gourmet/user/shop/menu/list?shop_id=3471&menulc_id=3&ext_key=660

2012年1月 5日 (木)

実家に帰る→実家に来る

      ―亀さんに年末・年始―12010101p1090603

年末になると、色々な方から「亀さんは実家に帰るんですか?」と尋ねられます。

しかし、亀さんの両親も奥さんの両親も亡くなっており、正月を両親と過ごすことはもはや出来ません。

むしろ、亀さんたちの3人の子供から言わせると、「実家に帰る」とは亀さんちに来ることです。

亀さんたち夫婦にとっては、「実家に帰る」ではなく、「実家に来る」なのです。

現実に、正月の玄関には、3組の夫婦と3つの孫の靴で一杯でした(注)

という具合で、今年は、一家3世代12人が集い、大変賑やかなお正月でした。(記入者:亀さん)

追記:亀さんの庭のロウバイが満開になり、咲き遅れていたサザンカが段々と咲いてきました。また、お隣りのヒイラギが満開になっています。12010102p1090576 12010104p1090604 12010103p1090585

(注)なお、もう1人の孫の靴は別のところにありました。

2012年1月 2日 (月)

今年初めてのおみくじは?

初詣は例年の通り猿丸神社へ出かけてきました。自宅からは南へ約10km、滋賀と京都の府県境のすぐ京都側・宇治田原町にあります。家内と息子家族とでお参りしてきましたがこちらの孫は3姉妹なので定員5人の車に乗れるのは今のうちだけです。猿丸神社へは京都から大津に転居して以来ですから、もう30年以上も通い続けています。

井沢元彦さんの歴史ミステリー『猿丸幻視行』が80年に江戸川乱歩賞をとり、作中に登場するこの神社に興味が湧いて訪ねたのが始まりです。すぐ近くの石山寺や立木観音などをはしご、じゃなかった「巡拝」したこともありましたが最近はここだけに決めています。

緊張して*引いたおみくじは「第八番 中吉」でしたが趣味のシーカヤックにはちょっと気になる和歌が添えてありました。
吹く風に沖辺(おきべ)の波の高けれど心静けき我港(わがみなと)かな
(うーむ、ツアーは沖に出るのはやめて湾内だけにしておきます)

*なぜここのおみくじだけ引くときに緊張するかというと「小吉」の中に同じく風に関するのがあり、2年連続して引き当ててさっぱり調子が出ないシーズンを送ったからです。それは
のどけしと見えし海原(うなばら)風立ちて小舟あやふし(=危い)沖津白波
すっかり<暗記>しました。<天候急変>を示唆するこちらに比べればまだいいかとは思いますけど。

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境内には狛犬ならぬユニークな「狛猿」が鎮座しています。左のほうのをアップにして紹介します。賽銭もこぼれんばかりですが最初のころは初詣客も近在の方くらいでした。近年は駐車場はびっしりで小さな本殿も行列ができるようになりました。
「瘤取り(がん封じ)の神様」というのがネットで広まったせいで
家族や友人などの病気平癒を願う方が増えたのかもしれません。みなさん切実な願いを込めて参拝されるようで私もがん闘病中の何人かにここのお守りを届けたことを思い出します。
「これで悪いところをなでる」と書いてあるわけでもないのに大半が奉納された木の瘤に触るせいでどれもツルピカでした。孫に「ツルピカだねえ!」と言いましたら、帰りの車では歌詞にそのフレーズが出てくるあの「マルモリ」の大合唱になりました。
(記入者:野次馬)

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2012年1月 1日 (日)

謹賀新年

 ロマンを求めて更なる旅へ

本年が人生で一番いい年でありますように

          2012 元旦  野次馬

明けましておめでとうございます!

      ―亀さんちの正月飾り―111231011p1090549_2 111231022p1090558_2 

明けましておめでとうございます。

昨年はこのブログをご愛顧いただき、感謝しております。本年もよろしくお願いいたします。

冒頭の写真は、亀さんちの玄関を飾る正月飾りです。ちりめん細工の人形や龍の手ぬぐい額です。

このほか、亀さんちは色々な正月飾りが飾られ、みんなを正月気分にしてくれます。 111231031p1090559 111231042p1090565111231053p1090568 111231054p1090564

上は、リビングの出窓を飾ってあります。主としてちりめん細工ですが、龍の張子は、「いせそう」の八幡張子です。

なお、羽子板は奥さんが最近作ったものですが、その衝羽根はムクロジという高木の実を玉にしています(注1)11123108p1090547 111231061p1090540 111231072p1090544

上は、和室や階段の窓に飾ってある小物です。11123109p1090570_2 111231101p1090571_2 111231112p1090572_2

洗面所やトイレにも小物が飾ってあります。

亀さんの奥さんは、季節に応じて室内装飾を変えるのが趣味で、そのために、ちりめん細工や刺繍をやっていますが、正月飾りは少ないようです。

尋ねてみると、正月飾りは、飾れる期間が短く、干支に関するものは12年に1回しか飾れないので、積極的に集める気がしないのだそうです。

今年も、奥さんの室内装飾を楽しんでやってください。(記入者:亀さん)

(注)「羽子板の羽根の黒い玉は?」(2010.01.14):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-fd04.html

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