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2011年12月29日 (木)

カワセミ嬢、危機一髪!

    ―猛禽類のハヤブサの襲撃!―111228171dsc_0035 111228182dsc_0037 111228193dsc_0041

先日、亀さんちの近くの公園を縄張りにしているカワセミ君が猫に食べられ(注1)、カワセミ君に代わって、カワセミのメスがその縄張りの主になろうとしています。

昨日(28日)、そのカワセミ嬢に一大事が発生しました。猛禽類のハヤブサ(タカ目ハヤブサ科)に襲撃され、危機一髪だったのです。111228201dsc_0003 111228212dsc_0025_2 111228223dsc_0054 11122824dsc_0012 11122825dsc_0029

この日は、最低気温が零下にならなかったため、池の半分くらいしか凍っていなかったのですが、カワセミ嬢は午前中来てくれず、亀さんは、他の野鳥(カワラヒワ、モズ、シジュウカラなど)を撮って、カワセミを待っていました。111228000dsc_0026

午後1時頃、やっと遠くの木の枝にカワセミ嬢が来たのですが、すぐ帰ってしまいました。

そして、事件は1時40分頃発生しました。

亀さんの目にカワセミの青い姿が入った途端に、公園内の木に止まって待っていた(と思われる)ハヤブサが、カワセミ嬢に目がけて猛スピードで飛んできました。

カワセミ嬢は、危機を感じて逃げ回りますが、ハヤブサは急降下・方向転換・猛ダッシュを繰り返し、追い回します。

あと50cmというところで、カワセミ嬢は水面にタッチして(タッチアンドゴー)、ハヤブサの攻撃をかわしました。それでも、ハヤブサは攻撃を続けましたが、カワセミ嬢は水面タッチを2、3回繰り返し、逃げ続けました。

亀さんたちは、このシーンの撮影は放棄し、大声を上げて、ハヤブサを追い払おうとしました。(ただ、その効果は???)

ハヤブサは、約1分ほどで(注2)攻撃を諦めて、園内の木に飛んでいきました。冒頭の写真は、そのハヤブサを撮ったものです。

仲間に聞くと、難を逃れたカワセミ嬢は、小さな池の止まり木で、長い間休んで、帰っていったようです。

自然界の生存競争は厳しいものですね。

なお、亀さんは、“カワセミ嬢がこれに懲りて、この公園に当分やって来ないだろう…”と思っていたのですが…。(つづく)(記入者:亀さん)

(注1)「カワセミ君に一大事発生!」(2011.12.17):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-8994-1.html

(注2)亀さんたちには、それが長い時間に感じましたよ。

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