11月12日のカワセミ・その2
「その1」の冒頭の写真の魚捕りでは、カワセミ君は、とても大きな魚を捕まえました。
これを食べるためには、2分くらい掛けて、魚を弱らせて、大きな口を開けて食べなければなりません。こんな大きな魚のときは難行苦行・必死の作業です。
この場合も、魚を木に何度も打ち付けたり、振り回して弱らせていました。
カワセミ君もあまりの大きさで持て余し気味です。
こんな大きな魚だと時間が掛かるので、連写をやめて見ていると、カワセミ君は、魚の方向を回転させる時に、大失敗をして、魚を落としてしまいました。(予期せぬ出来事で、亀さんをはじめほとんどの人がこの瞬間の撮影に失敗しました。)
カワセミ君は、しばらく、落とした魚の方向を残念そうに眺めていました。“逃した魚を大きかった!”というような目付きをしていましたよ。
しばらくすると、カワセミ君もようやく立ち直り、魚を探し始めました。クチバシには、逃した魚の鱗が光っていました。
カワセミ君にとっては悲しい出来事だったのでしょうが、亀さんたちにとっては、ラッキーな面もあります。
つまり、あのままカワセミ君が大きな魚を食べてしまうと、カワセミ君は満腹になり、カワセミは帰ってしまうのです。それに反し、大きな魚を食べなかったので、魚捕りを続行するはずなのです。
カワセミは、その後、亀さんたちの予想通り魚捕りを3回して、帰っていきました。
最後の魚はまずまずの大きさだったので、食べるまでに多少時間が掛かりました。(つづく)(記入者:亀さん)
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コメント
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おはようございます。
大きな獲物も良し悪しのようですね。
カワセミ君の苦労が伝わって来ました。
楽しませて頂き有難うございます。
投稿: mico | 2011年11月14日 (月) 09:47
> micoさんへ
小さいと何匹も捕らないといけないし、大きいと食べるのに大変だし…。
カワセミ君は、噛んだり、千切ったりできないので、大変ですね。
投稿: 亀さん | 2011年11月14日 (月) 17:40