神田蕎麦地図めぐり8
「神田蕎麦地図めぐり」の第8回は、神田丸屋です(注1)。
神田駅の西口から賑やかな西口商店街が続いており、鰻屋さん、寿司屋さん、カレー屋さん、中華料理店など多くの飲食店が連なり、サラリーマンの胃袋を満たしています。かなり激戦の飲食店街となっています。
「神田蕎麦地図」には、“天ぷら付きのせいろや自家製麺のカレーうどんが人気の逸品”と書いてあるので、亀さんは、天もり(800円)を食べました。(お品書きには、天せいろはありません。)
つゆは、関東風の濃い目の蕎麦つゆですが、甘味があって、なかなかいい味です。それに、刻みネギと大根おろし+生姜の薬味がついています。(第7回の浅野屋本店のように(注2)、ワサビはありません。)
天ぷらは、揚げたてなのですが、エビ1本とシシトウ1個だけで、ころもも厚く、美味しいとは言えませんでした。また、蕎麦も特段の特徴もありませんでした。
近辺に多くの飲食店があるためか、「江戸神田蕎麦の会」加盟の他の店に比べて安価な料金で提供しているようです。その努力は認めざるを得ません。
毎日昼食で蕎麦を食べるサラリーマンにとってはありがたいことですが、蕎麦の味を楽しみにして来る客にとっては、イマイチという味ではないかと思います。
味と値段の両立は大変で、値段をとるか、味をとるか、難しいですね。(記入者:亀さん)
(注1)神田丸屋:http://1pin.its.ac/tenpo/maruya.htm、http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13068200/
(注2)2011.10.04付け「神田蕎麦地図めぐり7」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-218e.html
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コメント
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こんにちは。
たしかに、亀さんの云う通り両立は難しいですネ。
しかし、近頃は食べ物に限らず「安ければ良い」の風潮です。
適切であれば、良い物は「それなりの値段」でないと経済も良くならないのでは・・・と思います。
年寄りは良いですが、若い人が「可哀想」です、本当に美味しい物は「なにか」など・・・「味を楽しむ」より「安いもの」と考える余裕の無さは「夢」がないですネ。夢の無い年寄りも多いですが・・・。
投稿: マルチュウ | 2011年10月22日 (土) 15:15
こんばんは。
神田周辺は美味しいところが沢山ありそうですね。神田はなぜか仕事で行っても食事時間には合わないのです。今年の3.11直前に知人がウイルコムのサービスセンターへ行くのに付き合って神田へ行きました。夜だったので一杯と言う事になって、入った店が大当たりの店でアンコウ鍋を食べましたが、安くて美味しい店でした。少し神田周辺を開拓しようかと思っています。
投稿: シゲ | 2011年10月22日 (土) 17:38
>マルチュウさんへ
安い値段で、伝統の江戸の蕎麦を食べさせることは難しいことですね。
蕎麦だしの美味しさに、江戸の蕎麦を感じることはできたのですが…。
投稿: 亀さん | 2011年10月22日 (土) 22:44
> シゲさんへ
あんこう鍋なら、神田須田町のいせ源が有名ですが、ここはなかなか予約が大変で、値段も…。
サラリーマンには、神田駅近くのなまこ屋が手頃ですね。
亀さんも、あんこう鍋を食べに行きますかね。
投稿: 亀さん | 2011年10月22日 (土) 22:56