川越まつりに行きました(1)
亀さんは、16日、次男坊の奥さんの実家のご招待で、川越まつりに行ってきました。
川越まつりは、今回で2回目です。前回は国の重要無形文化財に指定される前で、その指定の運動をされているNさんからの招待でしたが、Nさんなどの努力で、6年前にその指定を受けました(注1)。
この指定効果やこの日の好天で、人出が多く、通りはごった返し、歩くのも大変な状態でした。また、露店の数も尋常ではなく、“関東の露店が総結集した” という感じで、各通りの両側にびっしりと並んでいました。
今年参加している山車は実質14基で、いくつかの町は毎年参加することは出来ないようで、29基の全部揃うのは、10年に1回くらいだそうです(注2)(注3)。
昼間は、市役所前への山車の巡行と市役所前の交差点などでの曳っかわせ(注4)です。
亀さんが行ったときは、交差点で、猩々、菅原道真、太田道灌の3基の山車や仙波二郎、鏡獅子の2基の山車が曳っかわせをしており、ラッキーでした。
しかし、この亀さんは、この交差点から西の方向に行かなければならなかったのですが、この曳っかわせの行なわれている交差点は立ち入り禁止で、通行不能でした。(アンラッキー!)
しかたなく、道を迂回して、川越氷川神社の方向に歩いて行きました。
すると、同神社の前で神事を行う山車がひしめいており、身動きがつきません。考えてみると、川越まつりは“川越氷川祭の山車行事”ですから当たり前ですね。
この道中、可愛い女の子や娘さんの了解を得て、写真を撮らせていただきました。
この女の子たちは、山車が曳行されるときに先頭をあるく男装をした娘衆の“手古舞”です(注5・最後の写真参照)。
とにかく、夏のように暑い中を、観衆をかき分けながらのお祭り見物で、約2万歩近く歩き、ヘトヘトになりましたが、楽しい時を過ごせました。
なお、夜の川越まつりは、次回にします。(記入者:亀さん)
(注1)文化庁・国指定文化財等データーベースより:http://www.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp?register_id=302&item_id=00000795
(注2)今年参加した山車一覧:http://www.kawagoematsuri.jp/schedule.html。ただし、南通町の山車は修理中で参加していなかった。
(注3)山車の写真一覧:http://kawagoematsuri.jp/dashi/p_list.html
(注4)曳っかわせ:曳っかわせは、川越まつりの一番の見どころで、山車が会所前に来たり、他の町の山車とすれ違ったり、交差点でかち合ったりすると、お互いに山車の正面を向けて、囃子の儀礼打ちをして、その良さを競うものです。山車を正面にするために、山車が360度回転するようになっています。http://kawagoematsuri.jp/enjoy/word.html
(注5)山車曳行体系図・手古舞:http://www.koedokko.net/senka/2011autumn/sairei.html
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コメント
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川越は何度か行ったが、祭りはまだです。
秩父は朝から行って、準備から見学。本番では一人だから群衆をかいくぐってあちこちで見ました。
団体で行ったら一か所に釘付けで、目の前を通る時だけ、友人が居てその前を手を振って通り過ぎ、次の絶好地へ走りました。
投稿: GORO爺 | 2011年10月17日 (月) 18:57
>GORO爺さんへ
そうですね。
お祭りは、団体で行くものではありませんね。
亀さんの田舎は、ダンジリなど神輿系が多いのですが、関東地方は、色々な山車があり、秩父、佐原、川越、鹿沼の山車・屋台行事が国の重文に指定されていますね。
亀さんは、久喜の山車は重文には指定されていませんが、昼間が人形山車、夜は提灯山車と1日楽しめるので、面白いと思います。
http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-0530.html
投稿: 亀さん | 2011年10月17日 (月) 23:44