植物二題
―白いゴーヤのその後&変化アサガオ?―
まず、今月16日のブログ(注1)に、白いゴーヤのことを発見したことを書きました。
すると、このブログを愛読していただいている GORO爺さんから、「白いのが熟したらどうなるか興味が…」とのコメントが寄せられました。
そこで、その白いゴーヤに注意していたところ、昨朝、その一つが黄色く変化しているのに気付きました。
緑色のゴーヤも熟してくると、黄色→朱色に変化するので、白いゴーヤも同じように変色するようです。
ただ、この黄色いゴーヤの一部は黒く変色しており、熟したのではなく、虫食いで腐ったのかもしれません。
また、カワセミ撮影仲間でこのブログの愛読者のAKさんから、「若干時季後れですが…」と言いながら、アサガオの種のプレゼントがありました。
亀さんが、日比谷公園名物の「超大輪朝顔展・変化朝顔展示会」についてこのブログで書いていた(注2)ので、それを思い出して、下さったようです。
このアサガオの3粒の種には、理化学研究所仁科加速器研究センター(注3)のサイクトロンで発生する重イオンビームを当ててあるものです。この「重イオンビーム育種法」は、従来の育種法より短期間に品種改良できるようです。
もし、このアサガオの種が品種改良に成功していれば(注4)、2代目で新しい色や形を持った変化アサガオが出来るようです。
つまり、来年この種を蒔いて花を咲かせ、種を採って、再来年その種を蒔いて花を咲かせると、運が良いと、変化アサガオが出来るというものです。
2年も枯らさず、気長に栽培できるかな…?(記入者:亀さん)
(注1)2011.09.16付け「白いゴーヤを発見!」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-fed3.html
(注2)「午前中に終わる展示会」(2010.07.30):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-0e69.html。「日比谷公園名物・超大輪朝顔展」(2009.08.02):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-e695.html
(注3)理化学研究所仁科加速器研究センター:http://www.rarf.riken.jp/、(重イオンビーム育種法):http://www.rarf.riken.jp/newcontents/contents/research/bio.html
(注4)写真の「みんなが創る平成アサガオプロジェクト」のパンフレットには、“運が良ければ2代目に新しい色と形を持った植物が出来ます。この種から花を咲かせ種をとり、次の世代の種から「世界で一つだけの花」を見つけましょう!”と書いてあります。
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コメント
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白いゴーヤの件、有り難う。同じように黄色だと残念ですね。黒いのはやられていますね。
アサガオは是非挑戦して下さい。報告を楽しみにしています。
投稿: GORO爺 | 2011年9月22日 (木) 06:58
ゴーヤたちは、台風大丈夫でしたか?
投稿: 子亀 | 2011年9月22日 (木) 08:02
> GORO爺さんへ
白ナスはいつまで経っても白いのですが、白いゴーヤは熟れると、普通になってしまうようですね。
アサガオは来年までに考えてみます。
投稿: 亀さん | 2011年9月22日 (木) 23:28
>子亀さんへ
今日帰宅時に暗い中で確認すると、黄色いもの以外のゴーヤはなくなっていたようです。
収穫されたのか、台風で飛ばされたのかは、分かりません。
明日にも、もう一度確認してみます。
投稿: 亀さん | 2011年9月22日 (木) 23:31