神田蕎麦地図めぐり4
―神田錦町更科の二色せいろ―
亀さんの「神田蕎麦地図めぐり」の第4回目は、「神田錦町更科」です。
その店構え・店内には、昭和の初めの佇まいがそのまま残っており、店員の方もほのぼのとした様子で、くつろいだ雰囲気を醸し出しています。
この店の特徴は、ハリのある細めの麺で、喉越しが良く、“これぞ、そば!”というそばです。
例えば、夏メニューとして、冷しおろしそば、冷しきざみおくらそば、冷し納豆そば、冷し小海老天すだちおろしそば等の冷しそばがあり、お客の過半は冷しそばを食べていました。
また、天せいろも、ネタが海老、穴子、まいたけ、芝海老のかきあげ、桜エビとごぼうのかきあげ等、色々な天種があります。
亀さんは、名物の“二色せいろ”を食べました。これは、普通のそばと季節によって異なる枝豆切り、ゆず切り、レモン切り、お茶切りなどの変わり切りそばが付くのです。
この日は、大葉切りそばでした。2つの味のそばが美味しくいただけました。
次に来るときには、どのそばにするか、楽しみな蕎麦屋さんでした。(記入者:亀さん)
追記1:この店では、最初に水やお茶でなく、そば茶が出されます。これも、他の店には無いサービスだと思います。
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コメント
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麺類好きな私としては、見ていて読んでいて、
楽しい限りの情報です。
「神田そば万博」の絵にあるように、江戸っ子は
頭の上まで手をあげてお蕎麦を頂くんですね?
威勢が良いし、それだけお蕎麦が長いって事!
投稿: トノ | 2011年9月 8日 (木) 12:29
> トノさんへ
亀さんの田舎では、あまり蕎麦を食べず、うどんが好きなのですが、減量の意味も含めて、神田蕎麦地図めぐりをしています。
こうして、昼食を蕎麦にしていると、いつの間にか蕎麦好きになりましたよ。
ところで、今、江戸っ子のようにして食べると、注意されるでしょうね。
投稿: 亀さん | 2011年9月 8日 (木) 22:53