9月3日のカワセミ(2)
―親子で縄張り争いのバトル?―
このように親子のカワセミが長々と一つの枝に止まっているのは、本当に珍しいことです。このときに、この公園にいた多くのカワセミ仲間も、みんな、初めての経験だといっていました。
雨の後、カワセミの親子は、別の止まり木に移ってきて、バトルを見せてくれました。
そのうち、2回のバトルの撮影に成功しました。多少、ピントが甘いところは許してください。
最初は、枝の上方にいた若鳥のオスが下方のオス親を襲撃したところです。(下段では、写真では、上にいるのがオス親です。)
このバトルを始める前には、オス親が後ずさりしながら、若鳥に近づいて、チョッカイをかけていました。お互いに、啼きながら羽を広げて、牽制していました。
バトル後、オス親は勝ち誇ったように、若鳥のいる方向を向いて啼き叫んでいました。
これで、“勝負は決まった…”と思ったのですが、若鳥は、また親鳥の隣にやって来ました。
これからも延々とバトルが続きます。(つづく)(記入者:亀さん)
付記:この親子の撮影をしている最中に、別のカワセミが横切って行ったのですが、そのカワセミを撮る余裕はありませんでした。ひょっとすると、別の若鳥かもしれません。
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コメント
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親離れ、子離れの儀式のようなものでしょうか。
初めての光景を見せていただき有難うございます。
投稿: mico | 2011年9月 4日 (日) 15:41
> micoさんへ
このようなことをベテランさんも初めて見るシーンのようです。
一つの縄張りには一羽しかいることが出来ないので、親鳥か若鳥がこのテリトリーの主になります。
その決着がなかなか着かないのかな…?
投稿: 亀さん | 2011年9月 4日 (日) 18:06