９月１９日のカワセミ（２）

　　　　　　―最後に大物をＧＥＴ！―

若鳥は、小さな魚２匹では満足せず、魚捕りを続けました。

そして、３０分が経った頃、立て続けに２匹をＧＥＴしました。

最初の魚は、今まで通り小さなもので、あっという間に食べてしまいました。

若鳥は、まだ魚捕りが下手で、大きな魚は無理かな…と思っていたら、次は大物で、食べるまでに１分以上かかりました。

まず、魚を振り回したり、止まり木に打ち付けます。水が飛び散っているでしょう！ 

若鳥は、振り回しやすいように、止まり木の先端に移動して、魚を振り回して、魚を弱らせます。

それから、飲み込もうとしますが、中々飲み込めません。

大口を開けてやっと飲み込めました。苦しそうでしたよ。 

若鳥のお腹はパンパンに張っているので、亀さんは、“このまま帰るだろう…”と思いました。

ところが、この若鳥の食欲は旺盛で、今度は別の止まり木に移って、魚捕りにチャレンジしました。

しかし、風が強くなり、池にさざ波が立って、若鳥は、魚を見つけられませんでした。そして、４時半に帰っていきました。

結局、この日の若鳥は、公園に５０分間いて、１３回の飛込みをして、そのうち４回魚を捕りました。

撮影する亀さんたちにとっては、うれしい悲鳴状態でした。（ツカレタ～！）（記入者：亀さん）

追記：この時公園にいたカメラマン４人のうち、カメラを三脚に取り付ける部品を忘れたため、やむなく手持ちで撮影されていた方がおられました。腕が疲れて大変だったようですよ。