「忍品・忍ざし」
どう読むかというと「いっぴん・しのびざし」。甲賀流忍者の「しのび」と竹ものさしの「さし」を合わせた忍者の里・滋賀県甲南町に新たに生まれた<特産品>です。きょう利用した新名神高速道路の甲南SAの売店で見つけました。350円ナリ。
長さはちょうど15cmで文庫本のしおりにぴったりかと。甲賀流忍術屋敷の近くにある岡根製作所が日本で唯一、竹ものさしを作っているのに町の商工会が目を付け、販売も引き受けたそうです。「竹は温度による伸縮がなく、湿度や熱にも強く適度にしなり手になじむところから、古く甲賀流忍者も竹を使った道具を用いました」とあります。
そう言われても竹の仕込み杖か、池や堀の水中に潜む「水遁の術」に使う息継ぎ用の竹管くらいしか思いつかないけど。
「賊は甲賀流の忍者かもしれぬ。ほれ、斬り合いになったはずみに落としていったこの<忍ざし>が証拠よ!」
「それはどうかな。おぬしはそう言うが、陽動作戦ということもある。あるいは伊賀者かも」
なんてことはないでしょうけど。 (記入者:野次馬)
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コメント
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「町の商工会が目を付け・・・」は良いですネ。
各地方で何らかの、「町おこし」に知恵を絞っています、大成功の「美作市湯郷」も其のひとつです。
「なでしこブーム」で大変な騒ぎと成っています。サッカーを知らない人も今や「熱狂の中」何時までも続くことを祈ってます。(サッカーフアンとしては練習の妨げにならない様、オバチャン達にお願いしたいデス)
投稿: マルチュウ | 2011年8月22日 (月) 21:11
プラスチックの物差しが出る前は、竹の物差しでしたね。でも、30cmだったかな。
忍者でなくても使っていたと思うけど、そう言われれば、そうかなと思えるのがいいのかな…。
投稿: 亀さん | 2011年8月22日 (月) 21:59
マルチュウさんへ 「みまさか」とか「ゆのごう」と読めるのも隣県=広島の出身というより温泉マニアだからでしょうか。「湯郷温泉=別名・鷺の湯、鷺が見つけた伝説から。成分:ナトリウム・カルシウム・塩化物泉。泉温38-40度。効能:火傷、リューマチ、神経痛、胃腸病、皮膚病・・・名物は特になし」だったのが今や、なでしこジャパン・宮間、福元の「岡山湯郷ベル」。その合宿地に選ばれたのだからそりゃあ大変でしょう。そっと見守ってあげればいいのにね。
投稿: 野次馬 | 2011年8月22日 (月) 23:17
亀さんへ 騙されてはなりませぬ!<エセ時代物>は野次馬の創作ですから。
投稿: 野次馬 | 2011年8月22日 (月) 23:20