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2011年8月 5日 (金)

では私も新刊文庫の2冊を!

例えば新潮文庫の広告「今月=8月の新刊」で食指が動いたのは『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』(城山三郎)『父でもなく、城山三郎でもなく』(井上紀子=城山氏長女)『いまなぜ白洲正子なのか』(川村二郎)『父の戦地』(北原亜以子)『往きて還らず』(団鬼六)の5冊。行きつけの大手書店に出かけて購入したのは次の2冊です。

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何が言いたいのかというと「こちらのほうが面白そう」という以上に「買いそびれそう」ということでしょうか。上の5冊は棚に残りそうだけどこちらはさて、と思ったから。言い換えればそれこそ新刊は山ほど出ても版を重ねていくのは至難であるという意味です。新刊に出会うのも一期一会かもしれません。

『被爆者が語り始めるまで』は長い沈黙を経て行動と言葉に残すことを選んだ広島と長崎の被爆者の記録です。『佐賀北の夏』は07年夏の甲子園で奇跡の全国制覇を成し遂げた無名の公立校の史上最大の逆転劇への道のりとその秘密、といったところでしょうか。「ところでしょうか」と書いたのは買って来たばかりだから、ここは正直に。

もう1冊、こちらは講談社文庫の『風の中のマリア』(百田尚樹)。2年ほど前に私の『気まぐれ読書日記』で取り上げたオオスズメバチを主人公にした作品で、文句なく面白いと絶賛しました。文庫化に伴って解説を書いたのが養老孟司さんでそれがまたよかったから「危うく」買いそうに・・・。というのも実際の購入は近所の某書店に集中発注しているのでこちらでは新刊書のチェックとリサーチが中心(すみません)。それと某書店には置いていないあるフリーペーパーを「ついで」に貰って帰るために気の弱い私、文庫か新書を買っているからです。余談ながらそのフリーペーパーは「魂の一行詩」に注力する角川春樹責任編集の『河』。そのなかの氏の一句

原爆忌チューブの赤を絞り出す

 (記入者:野次馬)

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コメント

野次馬さん!
「被爆者が語り始めるまで」について:
被爆者は、戦後十数年は被爆者に対する偏見があり、被爆二世の結婚への差別があったので、被爆者であること、被爆二世であることを秘密にしていました。
亀さんも、やっとこの歳になって被爆者の父や祖母から聞いた話を家族などにするようになりました。
高校同期生の中には、S君など、胎内被曝の人も相当いましたよ。

亀さんへ 私自身は被爆者の母が早くから平和運動に取り組んでいたこともあり、「原爆1号」の吉川清さんや資料館長だった高橋さんなどにかわいがってもらいました。そういう意味では2世であることは最初から<カミングアウト>でした。母は84歳になりましたが永年「原爆の語り部運動」を続け、政府から非核特使の委嘱を受けました。私はご承知の通り雑文を書くくらいで平和運動とは無縁ですが、母からは「あなたにはあなたの道があるから」と言われています。ならばまあ「道」を外れないようにと。紹介した角川さんの句をもうひとつ
 ヒロシマ忌いつか最後の駅に着く
毎年毎年、あの日が巡ってきて「最後の駅」などまだまだずっとずっと・・・と思う自分がいます。

松井広島市長6月16日の発言。
「被爆者は権利ばかり要求する、くれくればかりではなく、医療費無料、被爆手当て等、感謝の気持ちが薄れてる。その時亡くなった人達に申し訳ない」
被爆各団体から非難ごうごう→各団体に謝罪行脚。昨夜のNHK・Watch9インタビューも、自らの理念なく、新人政治家らしいと云えば「それまで」、NHKは被爆地広島市長の言質を引き出そうと「それだけ」
8月6日を迎えて「厳粛に祈念するのは庶民のみか?」(黙祷)

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