もうすぐ誕生!
京都市左京区八瀬にある瑠璃光院の庭園でモリアオガエルの卵を見せてもらいました。池を囲む青もみじなどの葉のなかにまるでお菓子作りに使う「メレンゲ」をくっつけたように見えます。 大きさは握りこぶしほど、この中で2週間ほどたつと卵が孵化してオタマジャクシになり、下の池にポトリと落ちるのだそうです。この時季、あちこちの水辺で繰り広げられる命の育み、池にはコイもいてひょっとしたら・・・とも思いますが7個の卵塊がありましたからそうした試練を乗り越えて代々たくましく生き続けているのでしょう。いまは先月末までの春の特別公開が終わったばかりで静まり返った境内にはウグイスの鳴き声が聞こえていました。こんどはぜひ産み付けるところを見たいですね。 (記入者:野次馬)
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テレビで、オタマジャクシになって池に落ちるところを見たことがあります。
下の池の水量が減っても、地面に落ちず、水面に落ちるところに卵が産みつけられているそうですよ。
機会があれば、オタマジャクシが落ちるところを撮るといいですね。
投稿: 亀さん | 2011年6月12日 (日) 22:31
GORO爺の関わっている保育園の田植えが6月3日に有りました。田んぼのすぐそばの樹の枝にメレンゲが。同じようなメレンゲが田んぼの縁にも。
モリアオガエルの仲間で、シュレーゲルアオガエル。成体はこちらの方がきれいな青色。子ども達のおもちゃにされていました。
投稿: GORO爺 | 2011年6月13日 (月) 07:27
亀さんへ 一部、茶色く色が変わったのもありましたから孵化までもうちょっとなんでしょけどね。機会があれば、ぜひカメラに収めたいです。確かに産卵ポイントは池の水面の「真上」でした。「軟・着水」して無事、育ってくれたらいいですね!
投稿: 野次馬 | 2011年6月13日 (月) 19:28
GORO爺さんへ シュレーゲルアオガエルと聞いて「ここにも外来種が進出か」と思いましたが、江戸時代にかのシーボルトがこれの標本を母国ドイツに持ち帰り、それを研究したのがヘルマン・シュレーゲルという研究者だったのに因んで名前がついたそうで純粋な日本固有種だそうです。モリアオガエルとは鳴き声も「キリリリリリ・カララララ」と同じでなかなか見分けがつかないそうです。この卵ははたしてどっちなんでしょうか。
投稿: 野次馬 | 2011年6月13日 (月) 19:39