京都寸景「六角堂」
久しぶりに京都の真ん中*にある六角堂をのぞいたら境内の「地ずり柳」におみくじがびっしり結ばれているではありませんか。
以前、上賀茂神社に参拝した際には確か「おみくじは樹木に結ばないでください」と立て札がありました。それともこの柳におみくじで引いた<運勢の好転>を託すのが正式なのかな、と一周してみましたが、おみくじの「結び場」もちゃんとあります。
左奥にあるのがそう、ざっと見ですが「柳派」のほうが多いようです。六角堂は通称で、正式名は天台宗紫雲山頂法寺といい西国観音霊場18番札所と華道家元池坊の二つの顔を持っています。つまり、家元がここの住職兼任というわけです。文字通り本堂は六角形の建物です。おみくじの謎は次回に行った折にでも聞いておきます。眺めているうちに女性ばかり3人グループが柳におみくじを結んで行きました。ウーム、ここではこれが正しいマナーなのかなあ。京のわらべ歌ではありませんが「姉三(人)六角(堂で)多幸祈る」**を即興で。 (記入者:野次馬)
*境内に「へそ石」というのがあることから「京のへそ=真ん中」というわけです
**正しくは通りの名前で「姉(小路通)三(条通)六角(通)蛸(薬師通)錦(小路通)」と続きます
コメント
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こんにちは。
5月3日に初めて京都に行きました。
銀閣寺を見た後に裏道から平安神宮まで歩きました。タクシーやバスで信号待ちで時間掛けるよりも歩きの方が良いとの意見で。約40分大した距離じゃないですね。
この地ずりヤナギに付けて有るおみくじの様に平安神宮の処でもヤナギでは有りませんが同じ様な状況が見られましたね。
まるでサクラの花の感じでした。
投稿: ななごう | 2011年5月26日 (木) 10:52
ななごうさんへ 連休、とくにゴールデンウィークの京都はどこへいっても混雑します。銀閣寺から哲学の道、そして平安神宮へ。裏道なんてとんでもない。私もお薦めのルートです!何気ないような裏通りに思わぬ「隠れスポット」があります。それが古都の「ほんまもん」の楽しみ方です。
投稿: 野次馬 | 2011年5月26日 (木) 19:17