昨日の昼食はカツカレー
―キッチン南海の名物・姐御さん―
亀さんは、1週間に1回、仕事で神田神保町に行きます。そのときには、その周辺で昼食をとります。
数ヶ月前から気になっている店があります。その店は、「キッチン南海」という洋食屋さんです。
店の前には、いつも長い行列が出来ていて、陳列されている料理も安く、美味そうなのです。
でも、長い時間並ぶのはイヤなので、今までは、敬遠していました。昨日は、店の中にも人が並んでいるのですが、行列が短かったので、思い切って並んでみました。
並ぶとすぐに、女店員の方が注文を取りに来られますが、チケットを買うわけでも伝票が出るわけでもなく、女店員さんがどんどん頭に入れていかれるだけです。
店内は、全体で20席くらいですが、一杯です。何の装飾もなく、食べるだけの「空間」といった感じです。
席に着くとすぐに、先ほどの女店員さんが、カツカレーなどのカレーの客にはスプーンと水、生姜焼きライスなどのライスの客には箸と水を、手際よく出されます。
店内の客は、みんな黙々と食べ、食べるとすぐに出て行きます。ですから、回転が速く、席に着いて5分ほどで、注文したカツカレーが出てきました。
ご飯の上に、千切りキャベツとカツがのせられ、その上に真っ黒いカレーがたっぷりと掛けられています。
味は、高級カレー店やインドカレー店のようなカレーでも、家庭のカレーでもなく、昔ながらの大衆食堂のカレーのようで、懐かしい味でした。
食べ終わると、伝票がないので、レジのお爺さんに料理を申告して、料金を払います。
亀さんが感激したのは、カツカレーの味よりは、注文をとり、席を案内し、料理を運ぶ女店員さんのテキパキとした動きでした。まさに、「キッチン南海」を支える“姐御さん”といった感じでした。(記入者:亀さん)
追記:なお、この女店員さんは、食べログなどのブログでも有名人のようでした。http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000612/、http://gourmet.livedoor.com/restaurant/4455/、http://blog.goo.ne.jp/deepsky_001/e/c24f0d6ff4abc211b44d1cf77480836f
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コメント
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プロですね。10人くらいでそれぞれ違った品物を注文してもさっと配ってくれる店がある。
マニュアルどうりの店は二人でもいちいち問われる。こちらがカレーになります。今は何なんだ?
カレーが美味しいだけでなく、本当に心のこもった店なんだろうね。
投稿: GORO爺 | 2011年2月17日 (木) 22:02
> GORO爺 さんへ
食べログなどのブログを見ると、亀さんのように感心している人と“怖い”と書いている人とに分かれています。
チケットもなく、伝票も書かず、一人でテキパキとしている姿を見て、 GORO爺 さんの言われるように、“プロだ~!”と、亀さんは感激しました。
神保町の古書店街に行かれたときに行ってみるといいですよ。
投稿: 亀さん | 2011年2月17日 (木) 22:31
こんばんは。
私も↑の方の意見と同じです。
いちいち伝票に書いて時間がかかる店と口伝えですんなり出て来る店との違いでしょう。
ラーメンの家系の店では結構口伝えが行われて居ますが、女店員さんのプロ根性に拍手したいです。
ラーメン屋さんの店員はどこも同じ位に髪の毛ボサボサでラーメンの中に落ちているんじゃないか?と心配に成ります。
味を売りにしている店が有りますが、食品を取り扱っている以上見成りはキチンとして欲しいですね。
味はあくまでも2の次ですね。
投稿: ななごう | 2011年2月19日 (土) 18:33
> ななごう さんへ
ななごうさんの意見に賛成!
この姐御のプロ根性に拍手ですね。
投稿: 亀さん | 2011年2月19日 (土) 22:41