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2010年11月16日 (火)

「ころ柿の里」を訪ねました

自宅のある滋賀県大津市の南隣、府県境の猿丸峠を越えた京都府の宇治田原町<ころ柿の里>と呼ばれています。和製ドライフルーツ代表の「干し柿」は<古老柿><枯露柿><転柿>などの漢字を当てて「わが町の特産品」というところも多いのではないでしょうか。

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11月になると町内のあちこちに「柿屋」と呼ばれる柿干場が建てられます。ご覧のように屋根は片流れです。南側に開いていますので左の写真は北東側から、右は北西側から撮りました。骨組は丸太で4層構造、屋根は雨除けのわらを敷き詰めてあります。使われるのは長細く小ぶりな「つるのこ」という渋柿です。もうひとつの特産である宇治茶の茶畑の間にはこの時季、いっぱい実を付けた柿の木が目立ちます。茶の木には右下のように白い花が咲いていました。

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ヘタを取って皮をむいた柿はわら縄などで吊るして干すのが一般的ですがここのは柿屋の棚に並べて干します。2~3週間山里の寒風にさらして適度に水分が抜けたら場所を移し、ござの上に広げて1日3回くらい箕を使って転がしながら10日ほど乾燥させると白い粉をふいたころ柿ができあがります。<転柿>と呼ばれるのもここからきたのかもしれませんね。

いまはちょうど柿屋に並べたところ、見回りに来られた農家の方に断って撮らせてもらったのがこの写真です。いちばん上の層まで揺れるアルミはしごを登っていくと甘い匂いが漂っていました。

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もちろん天候にはいちばん気を使うようで雨が続くとカビの原因ともなります。製法にも秘伝があり「転がしながら揉み込む」とか「柔らかくなったらムシロに包んで一晩寝かせる」とも。白い粉は果糖の結晶ですが「茶菓子の元祖」とも言われその甘みの基準にもなっているそうです。 (記入者:野次馬)

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コメント

柿屋は、宇治田原町の風物詩のようですね。
宮崎の切干大根もこんな風景なんですよ。
ところで、広島などの中国地方の干し柿は、ほとんど渋柿の西条柿ですが、他のところはころ柿のようですね。
なお、亀さんは、干し柿や甘柿が大好きです。でも、あわせ柿(渋抜き柿)は苦手です。

亀さんへ 実は前の週に仕事で宇治市と東隣の宇治田原町へ出かけ、この柿屋のすぐそばを通りました。「下に柿を吊るすもの」とばかり思っていましたので「いよいよ準備完了かな」と勘違いしました。広げて干すのは町のホームページで知りましたのであらためて出直した次第です。師走に入ったら完成品を買いに行く予定です。

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