紅葉の比叡山「探<索>行」(その1)
はじめにタイトルの種明かしをすると紅葉の比叡山を西=京都から東=滋賀までケーブルカー・ロープウェー・ケーブルカーと乗り継いで越えたから。いずれも<索>で引っ張り、<索>に吊るされた乗り物でしょ。晴天に恵まれた20日、京都側の登山口にあたる京福電鉄の叡山(えいざん)電車・八瀬比叡山口駅の近くに用があったのですが行楽シーズンの道路渋滞を避け車ではなく電車を利用しました。
用が済んで帰りは自宅(滋賀県大津市)に戻るだけでしたので同じルートよりはと「比叡山越え」を思いつきました。比叡山といえば天台宗の大本山延暦寺が伝教大師・最澄の開山以来1200年の歴史を伝えています。世界文化遺産に登録される以前から何回となく登り、諸堂を巡拝しましたがいずれも車利用でしたのでこのルートは初めてです。
麓の紅葉もご覧の通りですが清流・高野川から山腹を見上げると上の方はさらに色鮮やかで期待が持てます。それも動機のひとつでした。最初はケーブル八瀬駅からケーブル比叡駅までの「叡山ケーブル」です。延長1.3キロ、標高差は日本一の561メートルで一度に136人が乗れる2両が交互に運行しています。中間地点に「ターンアウト」というケーブルカーが行き違う場所があり、ここが最初の見どころです。
登るにつれて窓のすぐそばまで紅葉が迫り皆さんシャッターを切るのに懸命、かなたに京都市内のパノラマが開けます。約9分で比叡駅に到着、ここからはさらに「叡山ロープウェイ」に乗り換えるのですがちょうど昼時でしたので売店でホットドッグを食べながら一服しました。
ここで「どうしようかと悩んでいる少年」発見!さてその先に見えていたのは何でしょうか。あれれ、ちょっと写っていますねえ。 (記入者:野次馬)
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コメント
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亀さんも、小さい頃、叡山電車とケーブルカーに乗って、比叡山に登ってことがあります。
比叡山のケーブルカーに乗ってとても嬉しかったことを覚えています。
投稿: 亀さん | 2010年11月22日 (月) 00:01
亀さんへ 子供にとってケーブルカーは「記憶に残る」乗り物ですよね。私は幼稚園の時に別府のケーブル楽天地に連れて行ってもらいケーブルカーに乗りました。広島に帰って友達に自慢したけど誰も別府温泉もケーブルカーもを知らなくて話題もそれっきりになりました。途中で「すれ違う」のにはびっくりしました。
投稿: 野次馬 | 2010年11月22日 (月) 23:10