紅葉の比叡山「探<索>行」(その3)
「比叡山山内シャトルバス」は延暦寺の主要3ブロック「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」などを回ります。乗り降り自由の「1日フリー乗車券」もありますし坂本ケーブルまでならほんのひと駅ほどです。ところがちょうどバスが出たところだったので<悩むところ>となりました。
どうしてかというと「待つべきかそれとも・・・」ではなく履いていたのが普通の皮靴でしたしスーツに黒カバンという<街中スタイル>なのでつまりは場違いかと。それでもこんな好天はなかなかないぞと作戦変更!きょうの目的は「登って降りる=比叡山越え」プラス「紅葉見物」プラス「シャッターチャンス」などと欲張りに思い直した次第です。
途中の展望台からは寂光院や三千院がある大原の盆地が遠望出来ました。最奥の山並みは福井県境に連なります。
幾たびも戦火に遭ったせいかはわかりませんがいくつもの五輪塔や石塔が並んでいました。ひとつひとつが墓石なのかそれとも。誰かはわかりませんが花を手向けた方があるようです。
江戸期のように思われる古い道標です。「右 京都へ二里半」ということは9.3キロ「左 四明ヵ嶽へ二丁」は先ほどのロープウェイ駅のある「比叡山頂」まで2百メートルの意味でしょうか。 (記入者:野次馬)
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コメント
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革靴、スーツ、黒カバンでは山道は辛かったでしょうね。
なお、比叡山の山頂はどこかについては、色々な意見があり、一般に、大比叡(846m)と四明ヶ嶽(838m)の二つの山頂があると言われています。なお、1丁は106mです。
ロープウェイ駅から大比叡までは600m以上あるので、ロープウェイ駅にある比叡山頂は、四明ヶ嶽をさしているんだと思います。
投稿: 亀さん | 2010年11月22日 (月) 21:32
亀さんへ よくご存じですね。その通りで四明ヶ嶽からは広い観光駐車場の東南方向にはっきりと「より高い」大比叡が見えます。ところで分岐点の案内板の「30分」というのは「山道を」が略されているわけで何度も小石を踏んで痛かったです。すれ違うハイカーの視線も。
投稿: 野次馬 | 2010年11月22日 (月) 23:25