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2010年10月 6日 (水)

野次馬の北九州あちこち(鐘ノ岬)

今回どうしても訪ねたかったのは鐘ノ岬でした。ティータイムを楽しんだリゾートホテルからは東、湾を挟んで海に突き出ています。岬の沖合で東側の響灘と西側の玄界灘がちょうど接していて古代から航海の難所でした。万葉集にも「ちはやぶる 鐘の岬を 過ぎぬとも われは忘れじ 志賀の皇神(すめかみ)」とうたわれています。志賀の皇神とは志賀島にある志賀海神社の祭神のことで航海の安全をつかさどる海の神に祈りを捧げたことを忘れないという意でしょうか。お椀を伏せたような岬の標高は60メートルほどですが海からは格好の目印だったようです。暖帯林に覆われていますがメモしてきただけでも天然記念物のイヌマキやシイ、サンゴジュ、ハマビワ、シロダモ、タブ、ツバキ、ユズリハ、サカキ、アオキ、ムクノキ、サネカズラなど。その他も合わせて数十種類を数えます。南斜面にある織幡神社は石段を登った本殿前からすぐ下に鐘崎港が見えます。右がイヌマキで高さは十数メートル、幹回りも3メートルほどあり見上げると実に存在感があります。

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参道脇にはいくつもの記念碑がありました。まずは地名の由来にもなった「鐘」にまつわる伝説を紹介する石碑と大岩です。岬の沖には朝鮮半島から運ばれる途中に船が嵐に遭い乗せていた大鐘が沈んでいると伝えられています。大正時代に地元の実業家が大金を投じて鐘を探しましたが見つからず鐘の形の大きな岩が伝説になったのだろうと引き揚げました。背丈くらいありますから重さも数トン以上。石碑には経緯が彫られていますが「鐘はまだ海の底に眠っている」と考えている人も多いとか。

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ここ鐘崎は済州島や韓半島から渡ってきた海女が最初に住み着いた場所としても知られています。この地から能登や志摩、安房などに分かれていきました。海女の銅像は海の向こうのはるかな故郷を見つめているようでした。

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最後に鐘崎漁港と「蟹籠(カニかご)漁船」を紹介しておきます。イカ釣り漁船は見慣れていますがこちらは初めてでした。ひとつひとつの籠に餌を入れ長いロープにつないだのを沈め、時間をおいて引き揚げる漁法です。漁期は秋から冬にかけてですから間もなくです。どんなカニが入るのでしょうか。
 
(記入者:野次馬)

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コメント

いい旅をしていますね。
カニは食べられなかったんですか?
玄界灘は海の幸が豊富で、美味しい食事ができたのでは…。

亀さんへ 「遅まきながら」と書きましたが出かけたのは先月18-20まで2泊3日でカニは解禁前でしたしね。今回の目的は<孫><墓参り=山口・広島><実家>でしたから何せ気ぜわしくて・・・。

こんばんは。

イヌマキと云う木でしょうか。幹回りが太くて存在感が有りますね。

この石も大きくて凄いです。
最低でも10トンは下らないでしょうね。

ななごうさんへ イヌマキの大木は本殿から雑木林をほんの10メートルほど入ったところにあります。ところがクモの巣がすごくて手にもった枯れ枝で払いながらやっと近づきました。それでも戻ったらシャツやジーンズに巣の残骸がかなり残っていました。宗像大社では蚊、ここではクモ(の巣)いやはや!
大岩の感想は「こりゃカネがかかっただろうな!」です。鐘じゃなかったのにね。

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