野良猫の野生を見た!
―カナヘビを食べた猫―
【少々刺激的な写真がありますので、見たくない人は直ちに見ることを中断してください!】
亀さんは、カワセミ撮影に行ったとき、カワセミが来ないときには、ベテランさんに技術的な助言をもらったり、野鳥の情報を教えてもらって時間を使っています。
しかし、待ち時間が長いと、他の被写体を撮って過ごします。
先日、近所の公園にいる白い野良猫を撮っていると、その野良ちゃんが目の前のカナヘビを狙っています。
“どうせ、猫はカナヘビを取り逃がすだろう!”と思っていると、草むらに逃げるカナヘビを野良ちゃんは追いかけていきました。そして、戻ってきた野良ちゃんはカナヘビをくわえています。
それから、野良ちゃんはカナヘビをすぐ食べるのではなく、カナヘビをなぶりながら、食べて行きました。
最初は、少し離れたところに傷ついたカナヘビを置いて、それが動くのをじっと待っています。
それが少し動くと、前足でそれをつかまえて遊ぶんです。(でも、上右の写真では、つかみ損カナヘビが下に落ちています。)
そして、カナヘビを少し遊ばせて、最後に食べてしまいました。
家で飼われている猫は、キャットフーズやお魚を飼い主から貰えますが、野良猫は、人から餌を時々貰う以外は、自力で調達しなければなりません。
そんな状態に追い込まれると、野良猫は野生を取り戻すのですね。(記入者:亀さん)
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コメント
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こんばんは。
さすがに野生を発揮してますね。
これが本来の猫の姿であり習性ですね。
猫でも犬でもそうですが野生のものは普段は何を食べているか判りません。
うっかり触ろうとして噛まれたりすると後が怖いですね。
投稿: ななごう | 2010年8月17日 (火) 20:05
>ななごうさんへ
日比谷公園で、野良猫が草むらにひそんでいて、鳥を襲うのを見たこともあります。
生きるためには必死なんですね。
投稿: 亀さん | 2010年8月17日 (火) 20:55
亀さん、こんにちは。
私は狩りをする猫を間近で見て育ちました。
鳩・雉・雀・ヘビ・カエル・バッタ・川魚・ネズミ・モグラ…。
時にはウサギも捕まえて来て、誇らしげに持ち帰り、私に見せてくれました
指笛か鈴を鳴らせば飼い主の元に走って来るので、山歩きの時の用心棒に、飼い猫を連れ歩きました。
まるで狩猟犬の様でしたよ
現在の我が家の猫達は外を知らず、玩具を飼い主の元に持って来るぐらいですね
ペットフード以外を知らない現在の猫と、もし生き別れたら、食べ物を探せず生き延びれませんね。
投稿: ちずやん | 2010年8月18日 (水) 13:12
>ちずやん さんへ
実は、このブログを書きながら、猫好きのちずやんの反応が心配でした。
むごい場面でしたが、亀さんとしては、猫の野生さを見て、ホッとした面がありました。
人間も、家族や国に保護されるだけでなく、自分自身で、力強く生きる必要がありそうですね。
投稿: 亀さん | 2010年8月18日 (水) 13:57