これは何だろう?
―関西出張関連・おわり―
今年4月に関西に出張した際にも、関東と関西の列車に関する違いを書きました(注)。
その一つに、折りたたみ式の補助椅子があります。今回も、その補助椅子が有効に使われていることを確認しました。
今回、亀さんは、JRの車内の補助椅子周辺に上の写真のようなものがあることを発見しました。4月には気がつかなかったものです。
皆さんは、これが何だか分かりますか? 補助椅子の前の背もたれにあるんです。
上の写真を見れば、分かりますね。右の女性は、それを有効に使っておられます。
そうです! 車両に入口付近の補助椅子の前には、ボックス席の背もたれの裏側を活用して、立っている人が寄りかかるスペースが作られているのです。
そのため、寄りかかり易いように、腰やお尻に当る部分に突起が出ているんです。
こんなものは、首都圏のJRでは見たことがありません。
でも、寄りかかってみると、具合がとても良い! 実に、関西人は、合理的ですね。(記入者:亀さん)
(注)2010.4.25「列車の話」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-9f83.html
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コメント
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おはようございます。
これは便利そうですね。
たしかに腰当てが有ると乗っていても楽です。
こちらでも採用すると良いでしょうね。
タクシーの空車から乗車後の行燈のライト消しなど便利なものはどんどん採用した方が利用者に好評だと思います。
関西と聞くとタクシーの3,4列駐車、高速での急な割り込み、交差点での赤信号皆で渡れば怖くないなど良いイメージが有りませんがこの様な利用者に便利なものは大きくアピールしても良いと思いました。
関西のちょっとした一面を教えて頂き増して有り難うございました。
コメが長く成りました。
投稿: ななごう | 2010年7月 5日 (月) 09:21
関西出張、お疲れ様でした。
色々と面白いネタを披露して頂き、ありがとうございます。
地方に住んでいると、公共交通機関はとても単純です。
都市部に行くと、乗り換えだけでもあたふたしてしまい、目的地に着いた時には、ぐったり・・・なんてことも、よくありますよ~。
投稿: ubazakura | 2010年7月 5日 (月) 10:08
亀さん、出張お疲れ様です

関西の電車事情はこんな合理的なんですね~!!
とても便利なパーテーション(?)JR東日本でも作って欲しいです^^
”寄りかかれる”というだけでも、長距離路線の通勤者にとってはすごく有り難いですものね
投稿: シェリー | 2010年7月 5日 (月) 10:50
>ななごうさんへ
買物をするときの値切り方など、関西人には付いていけないところもあるんですが、関西の私鉄は色々なアイデアを取り入れていて、面白いですよ。
今年も見たのですが、阪神電車で経験した、“電車を通り抜けした乗換え”などは、本当に関西人ならではの知恵ですよ。
関東人は、プライドが高いのか、関西のような自由な発想が無いようですね。
http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-bd9f.html
投稿: 亀さん | 2010年7月 5日 (月) 12:35
>ubazakura さんへ
都会の乗り物は、“乗り換えの際に何両目の乗っていると乗り換えやすいか”ということを知らないと、ホームの端から端まで歩く羽目になり、乗り換え時間も掛かります。
そのための乗り換えガイドブックまであるんですよ。
ですから、都会の生活に慣れると、それほど苦になりません。
でも、亀さんも一時宮崎に勤務し、その後東京に戻ってきたときには、戸惑いましたよ。
地方から来た人は大変でしょうね。
投稿: 亀さん | 2010年7月 5日 (月) 12:42
>シェリー さんへ
本当にそうですね。
同じJRでも、関西の方が民間的です。
乗客のにーずをよく把握しているんでしょうね。
関東でもやると良いですね。
投稿: 亀さん | 2010年7月 5日 (月) 13:11