ヒヨドリの幼鳥の危機!
―自然界は自力救済が原則か?―
カワセミの来る公園にはヒヨドリやムクドリも沢山いますが、あまり美しくなく、鳴き声もきれいでないので、まず撮る気はしません。
また、亀さんちの庭にもヒヨドリはよくやってきますが、他の野鳥を追い払うので、可愛くありません(注)。
19日、カワセミがあまりにも来なかったので、70-300mmのズームレンズを持って公園内を散策していると、危機に陥っているヒヨドリの幼鳥を発見しました。ヒヨドリが嫌いとはいえ、見過ごすわけにはいかず、経過を撮影しました。
その幼鳥は、力尽きてか、他の鳥に襲われてか、分かりませんが、羽根をバタバタとさせて、亀さんの目の前の木に落ちてきました。
最初は羽根を広げたまま、少し経つと体勢を立て直して、弱々しい声ながら必死で(多分)親を呼んでいるようでした。
すると、その幼鳥は意を決したように毛繕いを始めました。幼鳥の小さな目がとても鋭く、鷲のような目になっています(画像をクリックすると拡大画像になります。)。
そして、もう一度、大きく啼きいて飛んでいきました。
自然界では、幼鳥が危機に陥ったとしても、親は助けには来ず、幼鳥自身がその危機から脱する努力をするのが原則のようです。
厳しい自力救済の世界なんですね。人間界の過保護とは違いますね。(記入者:亀さん)
(注)’08.12.26付「横暴なヒヨドリ。でもイイ顔!」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-e9a5.html
« 今日は大暑! | トップページ | 野次馬から「暑い!話題」を »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
あまりの暑さに参ってしまったんでしょうか。
厳しい自然界では逞しくないと生き残れませんね。
投稿: mico | 2010年7月23日 (金) 06:02
ヒヨドリ何とか危機脱出して良かったですね。
人間は余りにも子供を甘やかし過ぎています。
困ったものです。
投稿: ななごう | 2010年7月23日 (金) 17:10
> micoさんへ
自然の厳しさをじっくりと見させていただきました。
無事飛んでいったときには、思わず拍手しましたよ。
投稿: 亀さん | 2010年7月23日 (金) 22:12
>ななごうさんへ
団塊の世代の反省として、自分たちの時代は貧しかった反動で、子供たちをぜいたくに、また、甘やかせて育てたかなあと思っています。
日本の現状はそのせいかなあとも思いますよ。
投稿: 亀さん | 2010年7月23日 (金) 22:15