フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 近江花紀行―バイカモとハリヨの地蔵川へ(その2) | トップページ | 京都・木津川の「流れ橋」間もなく開通 »

2010年6月 5日 (土)

近江花紀行―バイカモとハリヨの地蔵川へ(その3)

「花紀行」のバイカモはわかった、ではハリヨは?と言われる前に紹介しておくとそちらは地蔵川に住んでいる魚です。トゲウオ科の淡水魚で針魚・ハリウオが転じてハリヨ。水温が15度以下の湧水の中しか生きられないところからここをはじめ滋賀県や岐阜県の一部だけに生息が確認されています。環境省のレッドデータブックに載っている絶滅危惧種の貴重な魚です。体長は6-7センチ、文字通り背中と腹部にトゲがあります。説明板にあった画像を紹介しておきます。腹部が赤く背中にトゲが見えます。

Cimg2535 Cimg2533

ちょうど今頃が産卵期でバイカモの茂みなどにオスが植物などの切れ端で直径5センチほどの巣を作るとそこにメスが産卵、卵はオスが守ることが知られています。巣作りから子育てまで、オスは本当に大変なんですね。地元ではハリヨの名前から「ハリンちゃん」の愛称もあるとか。ちらっとでも見たいものとしばらく石橋の上からのぞいていました。その下の岩のすきまあたりで一瞬見かけたような気がしましたが、それは黒い魚体で15センチほどありましたから残念、別の魚だったんでしょうね。 (記入者:野次馬)

« 近江花紀行―バイカモとハリヨの地蔵川へ(その2) | トップページ | 京都・木津川の「流れ橋」間もなく開通 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 近江花紀行―バイカモとハリヨの地蔵川へ(その3):

« 近江花紀行―バイカモとハリヨの地蔵川へ(その2) | トップページ | 京都・木津川の「流れ橋」間もなく開通 »