あの超有名企業の建物?
正面通りをさらに西へたどって鴨川を渡ったところでこの3階建ての立派な建物を見つけました。近寄ってみると何やら聞いたことのある会社名がありました。
「かるた・トランプ 製造元 山内任天堂」、そうあの任天堂ゆかりの建物でした。いまや世界的な知名度を持つゲームメーカーに成長した任天堂は明治22年この京都で誕生した小さな会社でした。山内相談役の曽祖父が「任天堂骨牌(かるた)」つまりかるたや花札の製造をする会社を興したのがはじまりです。その後、トランプ製造やファミコンなどゲーム機器を手掛けて急成長しました。「スーパーマリオブラザーズ」や「ニンテンドーDS」最近ではWiiにはまっている方もあるのでは。帰宅して同社の歴史を調べてみたらこの建物は昭和30年ごろに営業所として使われていたことを知りました。意外な歴史に触れる「京のちょっと散歩」もなかなかおもしろいですよ。 (記入者:野次馬)
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コメント
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昔、任天堂と言えば、梅にウグイス・猪鹿蝶の花札ですよ。
小中学生の頃は、花札、麻雀牌とか遊び人の道具を作っている会社という認識でしたよ。
今とは違いますね。
投稿: 亀さん | 2010年4月18日 (日) 21:31
亀さんへ 最近の任天堂の人気商品のリストを書き直しておきました。「Wii」も「WII」と書いてしまいましたしね。正直なところうちの孫に聞いた方が正確だったかも。トランプは「ナポレオン印」で全国を席巻したそうです。箱の大きさをショートピースなどタバコと同じ大きさにして日本専売公社(現・JT)とたばこ販売店への販売提携に成功したそうです。なかなかのアイデアですよね。
投稿: 野次馬 | 2010年4月18日 (日) 22:01