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2010年3月12日 (金)

印刷局のミツマタ

      ―お札の原料―100310011

このブログの愛読者の“ほよりん”さんのブログ(注1)に、ミツマタの花が咲いていることが書いてありました。

そこで、亀さんは、虎の門の印刷局(注2)の本局敷地内のミツマタを見に行きました。

印刷局は、お札(日本銀行券)や旅券・印紙・郵便切手などを印刷していますが、ミツマタがお札を印刷する和紙の原料になることから、その敷地にミツマタが植えられているようです。100310022 100310033

行ってみると、ミツマタは3分~5分咲きでした。ツボミの緑色、花の白色・黄色・橙色がきれいです。100310041 100310052

ちょうどタイミングが良いことに、1本のミツマタにメジロが来ており、盛んにミツマタの花の間を飛び回ってその蜜を吸っていました。

ところで、お札には印刷局が印刷してことが分かるように、「印刷局製造」と書かれていることを知っていますか? また、その書き方が少しずつ変化し、今は「国立印刷局製造」と書かれていることを知っていますか? 下のお札をご覧下さい。10031006 100310072

この印刷局が昔は「大蔵省印刷局」と言っていましたが、中央省庁の再編で大蔵省が財務省に変わった際に、「財務省印刷局」に変わり、さらに独立行政法人化され、「独立行政法人 国立印刷局」になりました。

そのため、お札の製造元の表記も、「大蔵省印刷局製造」から「財務省印刷局製造」に変わり、さらに「国立印刷局製造」に変わったのです。現在流通しているお札は、「国立印刷局製造」のものが一番多いのですが、古いお札には大蔵省印刷局製造」などと書いてあるものもあります。注意して見ると面白いですよ。(記入者:亀さん)

追記:なお、貨幣を造る造幣局も、大蔵省造幣局→財務省造幣局→独立行政法人造幣局に変わりました。

(注1)3月9日付の“ほよりん”さんのブログ:http://hoyorin-pu.seesaa.net/article/143164475.html

(注2)国立印刷局:http://www.npb.go.jp/

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コメント

こんにちは
ミツマタが咲き出しましたね。
今日、出先で咲いているのを撮ってきました。
お札のこと、いろいろ勉強になりました。

中学生の時に、「こうぞ、みつまた、がんぴ」と
呪文を唱えたことを思い出します。
「国立印刷局製造」の拡大写真が良いですね。

> micoさんへ
ミツマタの話だけではつまらないので、印刷局のことを書きました。
造幣局のことまで触れたのは、micoが造幣局の桜の通り抜けのときの話題としてですよ。
もうじき、桜の通り抜けですね。

>トノさんへ
ミツマタの話だけでは詰まらないので、お札の話をしました。
ところで、木曜日に休暇(ズル休み)を取って、カワセミ撮影をしました。いい写真が撮れましたよ。2日間で4回シリーズでブログに載せます。見てくださいね。

私のブログを載せていただいてありがとうございます(o^-^o)
メジロさんはミツマタの蜜が好きなんですね^^
グッドタイミングでしたね^^)v

お札、観察してみます♪

> ほよりんさんへ
印刷局にミツマタがあり、そろそろ咲く頃なのは知っていたのですが、億劫で、見に行っていませんでした。
ほよりんさんのブログを見て、行ってみたら、咲いていたうえに、、メジロまで来ていました。本当に運が良かったですよ。

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