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2010年3月

2010年3月31日 (水)

“何だろう?”二題

 ―紺色の建物は?若い女性の行列は?―

①紺色の建物は?100330011_2 100330022

今、日比谷パティオに青い建物が建てられています。何か、青いテント地のシートで外面が覆われ、中は工場のようにだだ広い建物です。まさか、こんな繁華街に町工場が出来るわけではないでしょうが、不思議な建物です。

近くに掲示してある建築計画のお知らせを見ると、「ルナレガーロ」という建物で、用途は「飲食店/事務所、その他」とあります。でも、イマイチ分かりません。

そこで、工事現場の警備をしている人に聞いてみました。

「ルナ・レガーロ(月からの贈り物)」というサーカスとグルメを融合させたエンターテインメントイベントが行なわれるようです。

インターネットで調べてみると(注1)、ロシアのサーカス団「グレート・モスクワ・サーカス」のパフォーマンスを見ながら、日本を代表するシェフの料理に舌鼓を打つというイベント企画だそうです。4月29日から8月1日まで日比谷パティオに設けられる特設テントで開催されるようです。

“サーカス” と言えば、小さい頃見た木下大サーカスやキグレサーカスやロシアのボリショイサーカスを思い起こすのは、亀さんだけでしょうか。

②若い女性の行列は?100330041_4

青い建物の正体が分かって日生劇場の通用口の前まで来ると、若い女性が行列を作っています。

先日も、アイドルグループKAT-TUN・赤西仁さんの「友&仁」の日生劇場公演(注2)のときも若い女性が一杯でしたが、今回は何なのでしょう?100330052

現在、休演中の日生劇場の正面に行ってみて、行列の原因が分かりました。4月4日から1ヶ月あまり、ジャニーズの滝沢秀明さん(タッキー)が主演する「滝沢歌舞伎」の日生劇場公演があるのです。

彼女たちは、どうも、舞台稽古にタッキーが来るのを待っているようです。

“朝早くからよく待つよ!”とあきれたものの、6時間も近所の公園でカワセミを待っている亀さんに、そう言う資格はありませんね。(記入者:亀さん)

(注1)3月21日産経新聞:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100321-00000028-san-ent、ルナ・レガーロのHP:http://luna-regalo.jp/

(注2)赤西仁「友&仁」:http://www.tohostage.com/youjin/

(注3)滝沢歌舞伎:http://www.shochiku.co.jp/play/others/100404/http://www.nissaytheatre.or.jp/?page=paf/index#89

2010年3月30日 (火)

わが家のクリスマスローズに新人参加!

     ―クリーム・クリスマスローズ―100327321_2

3月5日のブログ(注)で、亀さんちの紫色のクリスマスローズが31個の花をつけ、満開であることを報告しました。100327354 100327343_2 100327332_2

その後もツボミがたくさん出来て、咲き続けています。しぼんだ花を取っても、葉の間から小さなツボミが出て、それが伸びてツボミが大きくなり、どんどん咲いてゆくのです。

園芸店の人に聞くと、上手に育てると、5月くらいまで咲き続けるようです。10032736

これに気を良くした奥さんは、近くの有名大規模園芸店で開かれている「クリスマスローズ展」に行き、白いクリスマスローズ(クリーム・クリスマスローズ)を買ってきました。

紫色のものより落ち着きがあり、素敵です。実は、亀さんは、紫色のクリスマスローズよりは白いクリスマスローズの方が好きなんです。

奥さんは、“多分、展示即売会で売れ残ったものが安く売られるはずだ”と言って、また、買いに行くつもりのようです。(記入者:亀さん)

(注)3月5日付け「クリスマスローズの花は満開です!」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-c033.html

2010年3月29日 (月)

スランプのカワセミ撮影(2)

    ―午後は2時間もいたが・・・―10032723

カワセミは、午後は2時間、餌捕りをしていました。特に2時からの2時間は1時間半以上いました。また、オス・メスのカップルが一緒にやって来て、啼き合ったりしていました。一緒の枝に止まったり、愛の交歓をするかと期待していたのですが、上のように近くまで来ても、同じ枝には止まりませんでした。10032724 10032725 1003273021 1003273122

魚捕りも盛んにしていましたが、カワセミの餌捕りのシーンの撮影に失敗ばかりでした。なお、4枚めの写真は、カワセミが魚を食べるときに魚を振り回して弱らせますが、その際に飛び散る水滴が写っています。100327201 100327212 100327221

カワセミの飛び込む位置を予想して置きピンをするのですが、その予想が外れるのです。位置が大体合っても少しずれてピンボケになるのです。初めの写真のピントはわずかにずれていたようで、次の場面(下段の写真)はピントが合っています。100327263_2 100327274_2

また、カワセミの飛翔の 写真もピンボケばかりで、何とか見られるのは上の2枚くらいです。

とにかく、その日のカワセミ撮影は失敗ばかりで、亀さんはスランプ状態でした。

なるべく早くスランプから脱して、いい写真を撮りたいと思います。(記入者:亀さん)

追記:カワセミの羽の色が青く見えることと緑色っぽく見えることがありますが、よく「別の個体ですか?」と質問されます。

その答は、「同じ個体」です。通常は青く見えますが、夕方など光線の加減で、緑色っぽく見えるんです。下の写真は、色が違って見えますが、同じメスです。ひょっとすると、羽根の濡れ具合も関係しているかも…。10032728_210032728_3 

近所の公園の花

    ―桜・コブシ・トサミズキ―

亀さんがカワセミを撮りに行く近所の公園には色々な木があり、今もいろいろな花が咲いています。10032702

桜は、ソメイヨシノとシダレザクラが植えてあるのですが、そのうち、シダレザクラは今満開です。10032701

ソメイヨシノの開花状況は、東京の都心よりも数日遅れ気味で、今、2分咲きくらいです。10032703

先日、ツボミの状態であったために、“モクレンかな?”と思った木は、コブシでしたが、今、満開になっています。10032704

公園から帰る時に黄色い花に気付いたので、写真にとって帰り、名前を調べました。

“キブシかな?”、“ヒュウガミズキかな?”などと思ったのですが、どうもトサミズキのようです。

近所の公園では、カワセミだけでなく、色々な花を楽しむことが出来ます。(記入者:亀さん)

2010年3月28日 (日)

京都は「龍馬ブーム」です(おまけ)

もうひとつに紹介しておきたいのは<池田屋騒動>のあった「池田屋跡」です。高瀬川にかかる三条小橋を西へ行ったところにあります。元治元年(1864)に新撰組がここの2階で謀議中の倒幕派の志士を襲撃しました。昨年、居酒屋「海鮮茶屋 池田屋 はなの舞」としてオープンしましたが龍馬ブームを追い風になかなか予約が取れない人気店となっています。

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Cimg2235 ところがここでとんでもない<騒動>が起きました。25日夜、地下1階の調理場で料理に焼き目をつけるためのガスバーナーのボンベが過熱して爆発、男性従業員3人が腕などにやけどを負い従業員や客約100人が避難する騒ぎになりました。新聞には「平成の池田屋騒動」「京都・三条 跡地の居酒屋爆発 107人が避難」とでかでかと載りました。京野菜料理教室の帰りに撮った写真がこれ。たまたまでしょうが大阪ガスの作業車も停まっています。入口の貼り紙をのぞいたら「休業」ではなく「開店時間」が遅れるという案内でした。

こんな(おまけ)は文字通り「野次馬」らしいでしょ。 (記入者:野次馬)

京都は「龍馬ブーム」です

亀さんが色々と桜を紹介してくれているので京都からは高瀬川の桜をお見せしましょう。今年の話題は何と言っても<龍馬関連>で、通りかかった高瀬川周辺には「土佐藩邸跡」や「土佐海援隊」の本部が置かれ龍馬も仮寓居にしていた「酢屋」、龍馬と中岡慎太郎遭難の地となった「近江屋跡」などがあります。何やら人だかりがしていたのは「土佐藩邸跡」の石碑と看板の前です。外人さんも含め次々にここで記念撮影していました。

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桜はご覧のように6、7分咲きといったところですが中には満開のもありました。高瀬川は江戸初期の慶長年間に著名な土木技術者の角倉了以(すみのくらりょうい)によって計画・開削されました。旧・立誠小のところにつるはしを持った了以翁の顕彰碑もあります。

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川には鴨のカップルが仲良く浮かんでいましたのでパチリ、人慣れしているのか怖がる様子は見せませんでした。 (記入者:野次馬)

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「野次馬のお勉強シリーズ(2)」(京野菜料理教室―その4)

いよいよ実習室に移動です。その前に「意を決して」着替え。でも皆さん人のことなんか構ってはいられないみたいで、単に私の気にしすぎでした。5人ずつの8グループに分かれた私のグループはあとの全員が女性、見渡せば各グループに1、2名ずつ男性がおられます。右が私のグループの方です。

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あらかじめ教室のスタッフの方が昆布だしとか包丁、鍋などの調理器具、材料を揃えて下さっていたのですが電子レンジの操作や水道蛇口の動かし方からして戸惑う羽目に。先生が「手を切られた時のためにバンドエイドも用意しました」と笑わせようとされますがとてもじゃないが緊張で笑えません。だってここの包丁は我が家のとは大違いでよく切れるんだもの。「けが人第1号にだけはなりませんように」と恐る恐るえび芋の皮むきに挑戦しました。次に人参の皮むき、鯛の塩振り、出汁を漉す「力仕事」も。人参は霙汁に入れるので5ミリ角に切って煮ます。皆さん忙しそうでしたので私が切ることに。結果、お恥ずかしくてお見せできませんが「5ミリ角」以外に3ミリ角、4ミリ角、端材?も。それをこっそり選り分けて「ハイできました」と渡します。

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ああでもないこうでもないと苦心しながらも和気あいあいのうちに料理はようやく完成、もちろんけが人もなし。皆で作った<作品>をおいしく頂きました。われわれの自己評価は「☆☆☆」です。こんどはアウトドアで「筍ごはん」に挑戦するぞ!と心に誓った野次馬でした。 (記入者:野次馬)

「野次馬のお勉強シリーズ(2)」(京野菜料理教室―その3)

次は会場の「ラ・キャリエール」校長の仲田雅博さんによる「京野菜料理の基本について」です。仲田さんは卓越した技能者を表彰する「現代の名工」に選ばれている料理界でもプロ中のプロです。

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出席者の皆さんは熱心にメモをとりながら解説を聞いていました。もちろん私も。いくつもある大型ビジョンに料理などがアップで映されるのも理解を助けます。料理の基本になる「一番だし」は利尻昆布の<特上品>と<上花かつお>を使います。
「鍋に分量の水と昆布を入れて火に掛け、中火でゆっくりと沸騰直前まで温度を上げて昆布を取りだす」「この<昆布だし>を沸騰させ、上花かつおを一気に入れて火を止め、表面に浮かんだ花かつおが沈みかけたら、一呼吸おいて火からはずし、固く絞ったペーパータオルで漉す」というところを鮮やかにやって見せ「昆布と花かつおは同じ重さですよ、これが大事、見た目の量はこんなに違いますが」と言われて、水2.2リットル、昆布・花かつお各30グラムというところをチェックしていきます。

以前、『青柳』の小山裕久さんの本『恋する料理人』(講談社)を「気まぐれ読書日記」で紹介した時に「鰹節と昆布の出汁は、出汁そのものが料理です」というところを書いたのをなぜか思い出しました。

続いて実習テーマの「えび芋と棒だらのたいたん」「筍ごはん」「聖護院かぶらの霙(みぞれ)汁」の3品が鮮やかに完成です。

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見ているだけで食欲をそそりますね。反面、大丈夫かな、出来るかなという不安も心をかすめます。それにあのエプロンのことも・・・ (記入者:野次馬)

「野次馬のお勉強シリーズ(2)」(京野菜料理教室―その2)

料理教室に先立って京都府農業会議の田中大三さんから「京野菜検定試験問題」の解説がありました。正解率が低かった8問の解説のうちふたつだけ紹介しておきます。

問題:宮廷の女官ことばで「ひともじ」と呼ばれていた野菜を1.~4.から選んでください。
 1.金時にんじん 2.みず菜 3.壬生菜 4.九条ねぎ

この問題の正解率は41%です。「この4択なら<菜>がつくのが二つあるのでどちらかかな」と判断した方も多かったかな。私は友人のSさんの山荘が別名ながら同じ野菜*1の産地・群馬県の下仁田にあり、地元のコンビニでなぜか売っていた「ハンドブック」を買って読んでいたのと熊本の郷土料理「ひともじのぐるぐる」*2を知っていたので迷わず正解の4.を選びました。

正解:「ねぎ」の古い呼び名は「き」で、一文字であったことから宮廷の女房詞で「ひともじ」と呼ばれていました。また日本書紀には「岐」の字をあてて「き」、匂いが強いことから「気」をあらわす意味とも言われています。

問題:「聖護院だいこん」を下ゆがきする時、水に米粒を加えたり、米のとぎ汁を使用しますが、その理由を1.~4.から選んでください。
 1.米のうま味成分が聖護院だいこんにしみ込み味を良くする
 2.聖護院だいこんのうま味成分がゆで汁に溶け出すのを防ぐ
 3.聖護院だいこんの灰汁(あく)抜きを早くする
 4.聖護院だいこん特有の臭いを早く無くす

この問題の正解率はさらに低い34%です。「この4択なら<聖護院だいこん>から同じように始まる2.から4.のうちのどれか」と判断したわけではなく直感で正解の2.に○を付けました。フフフ、しかし解説を聞いて大いに納得しました。

正解:ゆで汁のでんぷんコロイドが、だいこんのうま味成分に溶出するのを防ぐため。

「つべこべ言ってないで早く本番の料理教室に進んでよ」という声もあるでしょうがもう少しお待ちを。 (記入者:野次馬)

<メモ>
*1:特産「下仁田ねぎ」が有名。
*2:「ひともじのぐるぐる」細ねぎの白根の部分を青いねぎ葉でぐるぐると巻き、からし酢味噌で食べる。酒の肴にもなるが「桃の節句」の料理としても知られる。

「野次馬のお勉強シリーズ(2)」(京野菜料理教室―その1)

「料理教室」などこれまで一度も体験したことはなかったのでどうしようかと悩んだものの、そこは何事も経験主義というか、文字どおりの野次馬の私、勇気を奮って?出掛けて来ました。前回参加した京たけのこと花菜の現地見学会に申し込んだ際に主催者の京のふるさと産品協会の方から「27日の料理教室のほうは定員40名ですが希望者が多そうなので」と聞いていましたので「ま、選ばれてから考えようか」と思っていました。数日前に参加案内が届いたので初めてかみさんに報告した次第です。実はその中に「ご持参いただくもの:エプロン、三角巾」と書かれていたので報告せざるを得なくなったというワケです。実際の<雄姿?>を紹介するのは気が引けるのでしてこれでご勘弁を。

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三角巾がわりのバンダナはアウトドア用にたくさんある中から選びましたが、エプロンのほうは全体にプリーツがついているかみさん用なので気恥かしいことこの上なし、勇気を奮って、と書いたのは実はそれもありました。

いよいよ当日、会場の京都市中京区の「ラ・キャリエール クッキングスクール」に出掛けるとエレベーターで一緒になったのが男性、同じ7階を押したのでちょっと安心、女性ばかりではさすがの私も気後れしますから。 (記入者:野次馬)

スランプのカワセミ撮影(1)

  ―午前中は3時間で30分いたが…―

亀さんは、27日も9時半からカワセミの撮影のために近くの公園へ行きました。

行ってみるとカワセミは既に来ていましたが、亀さんが撮影準備をしている間にいなくなりました。100327061 100327072 100327083 10032709 10032705_2

その後1時間程、カワセミがやってこなかったので、他の鳥を撮りましたが、上にはコゲラとジョウビタキのメスとコサギの写真を載せておきます。コゲラは動きが激しく、撮るのが大変でした。

その後、カワセミは、約2時間で4回、合計で30分間、公園にやってきたので、まずまずと言ったところでしょう!10032713 10032712 100327142

しかも、近くの枝やロープに止まるサービスもしてくれます。

しかし、その日の亀さんの狙いは、魚捕りのシーンです。最近3回、魚捕りや水浴びのシーンを置きピンで上手く撮れていたので、実を言うと、亀さんは、その日もそのようなシーンを置きピンで狙いました。10032716 100327182

今日は何度も水に飛び込み、魚捕りをするのですが、亀さんの置きピン撮影は、ことごとく失敗でした。全くスランプです。カワセミの飛翔もピンボケばかりです。柳の下にいつもどじょうはいないということですね。

午後はどうだったかは次回以降で報告します。(記入者:亀さん)

追記:最近、カワセミのお気に入りの場所は、小さな池のそばのメタセコイヤの枝です。チーと啼きながら飛んできて、まず最初にこの枝に止まります。オス・メスともほぼ同じ場所でしょう!10032710 10032711

2010年3月27日 (土)

カワセミ 青い鳥見つけた

   ―日本絵本大賞を受賞―10032601 100326022

23日のブログ「22日のカワセミ」に、野次馬さんから次のようなコメントが入りました。

“けさ(24日)の毎日新聞に、…「第15回日本絵本賞」の大賞に動物写真家、嶋田忠さんの『カワセミ 青い鳥見つけた』が選ばれたと報じられています。「カワセミは写真の先生」という嶋田さんは「鳥たちに撮らせてもらっているという謙虚な心を忘れない」とも。28年ぶりに作った子ども向けの本だそうです。”と。

このコメントを読んだ限りは、亀さんとしては、放っておくわけにはいきません。絵本を読む歳ではありませんが、“とにかく、実物を見て、その購入を考えよう。”ということで、先日、神田神保町の本屋に行ってみました。

ところが数軒の本屋で探してもありません。“最後の頼みの綱”の三省堂の本店に行って書籍検索をして貰ったら、1冊だけありました。

内容を見てみると、嶋田忠さんは埼玉県出身の写真家で、カワセミも埼玉県の高麗川のカワセミだということが分かり、親近感を感じました。

また、この本はカワセミの素敵な写真が満載で、亀さんは、“「絵本」というよりは「写真集」として素晴らしい!”と思い、直ちに購入しました。

ただ、この本でも、“カワセミがきれいな川にすむ”とか“”カワセミがえさ場にやってくるのは1日に2回から3回です”という趣旨の説明があり、多くの人はそのような考えているようですが、亀さんの常識とは異なっています。

亀さんがカワセミの撮影に通っている近所の池は夏はアオコの出るような池で、決してきれいとは言えず、また、カワセミは1日に何回もやってきて、延べ4時間以上もいる日もあるくらいなんですよ。

亀さんが撮っているカワセミは、カワセミに付けられた“清流にすむ青い宝石”というキャッチフレーズのうち、“青い宝石”の部分はその通りですが、“清流にすむ”は該当しません。(記入者:亀さん)

(参考)日本絵本賞:http://dokusyokansoubun.jp/ehon/index2.html

2010年3月26日 (金)

土筆とアケビの花

   ―寒い日が続きますが・・・―

桜の開花が宣言されたのに、今週は、冬に逆戻りしたように、寒い日が続きます。

しかし、自然界の草木は確実に「春」を感じているようです。10032302

亀さんが栽培しているアケビ(五ツ葉アケビと三ツ葉アケビ)には、先週末からたくさんのツボミが付いています。

アケビは雌雄異花で、白っぽいものが雄花で、紫色のものが雌花です。

これが咲くと、アケビの果実が出来るように、雄花の花粉を雌花の雌しべに付ける人工授粉をする必要がありますが、その作業は今月末から来月の初めになりそうです。10032301

また、今年は、なぜか土筆の出現が遅れていましたが、先日、最寄のバス停脇の空地に、土筆が出てきました。

このように、寒い日が続いていますが、アケビや土筆は春を感じているようです。

それにしても、今週は寒いですね!(記入者:亀さん)

2010年3月25日 (木)

野次馬さんの缶つぶし

    ―週刊誌「SPA!」に報道―100324011_2 100324022_2 100324033 

このブログの共同執筆者の野次馬さんは、とっても珍しいことに熱中していますその熱中ぶりが、現在発売中の若者向けの週刊誌の「SPA!」に取り上げられています。

その熱中の対象は、缶つぶしです。ビールのアルミ缶を踏みつぶして小さくするのですが、その小ささを測るためのルールを定め(注1)、競技として、缶つぶしをしているのです。そのうえ、野次馬さんは、「国際CANつぶし協会」を設立して会長を務めています。

この活動は、今までも、日経新聞(注2)やNTVの「ぶらり途中下車の旅」(注3)やNHKの「熱中時代」(注4)などのほか、各方面に取り上げられているほか、各地のイベントに招かれています。

今回の「SPA!」では、CREATIVE HOBBYのコーナーに、[ゼロ円・趣味道の極め方]と題して、銭湯巡り、野宿、映画鑑賞、間取り図、納豆研究、ペン回し、けいどろ(注4)などともに取り上げられているのです。

実際は、アルミ缶を手に入れるためにひたすら缶ビールを飲み、また、アルミ缶つぶしに適した靴底の探求のために沢山の靴を買い、さらには、各地のイベントに自前で行っています。ですから、結構な出費になり、決して、「ゼロ円・趣味道」ではないと思います。

しかし、野次馬さんは、「ゼロ円・趣味道」という取材の趣旨を尊重して、経費として「アルミ缶代 000円」としてあります。これも、アルミ缶つぶし競技の普及と国際CANつぶし協会の発展のための努力なんでしょうね!

亀さんも、この野次馬さんの意欲に賛同するとともに、岡山の会社員に奪われたチャンプの地位を野次馬さんが早く取り戻すことを祈っています。(記入者:亀さん)

(注1)国際CANつぶし協会・ルールブック:http://homepage3.nifty.com/ICCS/sakusaku/1_1.htm

(注2)2006.12.6「阿部さんの「缶つぶし 狙え世界新記録」日経記事」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_d70f.html

(注3)2007.12.15「阿部さん、テレビに出演!」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_7ec5.html

(注3)2008.5.9「科学の目で「缶つぶしゲーム」を分析!?」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_0d0f.html?no_prefetch=1

(注4)刑事と泥棒にチーム分けした鬼ごっこ。http://45web.net/keidoro.htm

2010年3月24日 (水)

TBSの「総力報道!THE NEWS」が消える

けさの『石山文也の「きょうのB玉」』「天気予報にモノ申す!」という雑文を書いたついでに検索したらTBSの「総力報道!THE NEWS」が番組改編で今週いっぱいでなくなるそうで誠に残念。視聴率が期待したほど伸びなかったからという裏話もあります。私の雑文が引退した朝青龍が<横綱の品格>を問われたあの「勝負が決まったあとのひと押し=ダメ押し」にならなければと。ま、そんなことはないでしょうが野次馬の<日頃の不満>を遅ればせながら紹介します。他にも東京のキー局制作の天気予報に同じようなのがありますから。
(記入者:野次馬)

「きょうのB玉」(2010.03.24)「天気予報にモノ申す!」

「天気予報に不満」といえばひと昔前は<当たらない>だったがスーパーコンピュータの導入成果などにより的中精度が大きく改善された。ならばなぜ?と聞かれそうだから具体的に言うと「天気予報の地図画面に不満」なのだ。特に某局=東京=のは文字を見やすく大きくしたのはわかるが「うちの位置」に「岡山」が毎回表示される。住民としては<地域情報ナシ>は我慢するとして天気予報風には<うちの上空によそが張り出している>のは何とかならないかと。こんな不満は私だけ? 

外務省の伊東桜、満開!

     ―東京の桜は22日に開花!―

東京の桜の開花が22日に発表されました。この「桜」とはソメイヨシノのことで、早咲きの寒緋桜や大寒桜はすでにピークを越しています(注1)10032305

昨日、外務省の近くに行きましたが、外務省の正面のソメイヨシノは、数論の花びらが開き、咲き始めの状態でした。100323031_2 100323042_2

しかし、外務省の敷地の南側には、早咲きの桜の陽光桜や伊東桜が植えてあります(注2)が、今、伊東桜が満開で、歩道に白い花びらが散りだしています。

伊東桜は、1977年に伊東市内で発見された自然交配種の白一重の桜で、ソメイヨシノよりも小さめです。ソメイヨシノよりも1週間から10日早く咲きます。外務省の敷地に伊東桜が植えられているのは、前にも書いたように、鈴木善幸内閣の伊東正義外務大臣当時、伊豆の伊東市から寄贈されて植えられたのだそうです。

東京都内には、ソメイヨシノだけでなく、早咲きの桜から遅咲きの桜まで色々と植えられているので、当分、色々な桜が楽しめそうですね。(記入者:亀さん)

(注)3月3日付「寒緋桜にメジロ―日比谷公園の早咲きの桜―」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-f56a.html

(注2)2008年3月18日付「外務省の桜、早々と開花!―伊東桜とソメイヨシノ―」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_90a2.html

2010年3月23日 (火)

22日のカワセミ

   ―水浴びをするようになりました!―10032201 10032202

22日の日曜日は、近所の公園で9時半から14時半までカワセミの撮影をしました。カワセミがよく出てくるようになったので、カメラマンは延べ10人以上になっていました。1、2月には亀さんなど2、3人だけであったことに比べると様変わりです。

公園は、春休み期間中というのもあって、ザリガニ釣りの子供たちもいて、カワセミも多少警戒しているようですが、頻繁に魚・ザリガニ・川エビなどの餌捕りをしています。

それに、オスやメスが単独だけでなく、オス・メスつがいでやってきていました。(上左がオス、右がメス)100322041_2 1003220622_2 

亀さんは、最近、止まっているカワセミには飽きてきたので、カワセミの飛翔や餌捕りの姿の撮影に重点を置いています。

ただ、これは失敗の連続です。特に、餌捕りは飛び込みそうな場所に置きピンするのですが、予想が外れると、写っているのは水面だけなんです。

この日、成功したのは、上の水浴びのシーンだけです。今までは、寒かったせいか、あまり水浴びをしなかったのですが、ここのところの暖かさで、水浴びをするようになりました。(なお、水浴びのときは餌捕りのときと違って、完全に水の中に潜ることはなく、羽根を水中でバタバタしているように見えました。)

2枚目の写真は、飛び上がっているカワセミが水面にも写っていて、素敵だと思いませんか?100322052

なお、ザリガニを捕っていた、近所の小学生に、カワセミの写真をねだられて、20日の冒頭の写真をあげました(注)最初は一人の子だったのですが、残りの3人の子も欲しそうにしていたのであげたら、大喜びでした。

良いことをした気分です。(記入者:亀さん)

追記:小学生たちは、カワセミが公園に来ることを知らなかったようで、“自分たちの町にカワセミがいるのはうれしいので、いつまでも来てくれるように、カワセミを追いかけたり、驚かしたりしないように、学校で話し合おう!”と話していました。

(注)3月21日付「20日のカワセミ」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-97d5.html

2010年3月22日 (月)

ちょっと散歩に(その2)=「恋の神社」はやはり気になる

このタイプの橋は沈下橋とか潜水橋とか言われ、増水時には水中に沈むことで流出を免れます。四国の四万十川などには多くありますよね。

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よくある橋なのにこちらは「恋路橋」というロマンチックな名前がついています。川は木津川、車一台がやっとでもちろん増水時は危険なので通行禁止になります。橋を渡ったところに「戀志谷神社」という神社があってこの橋を渡ってお参りすると恋が叶うといううわさが広まっているのだそうです。最近ではネットで知ったという人たちが恋の成就をお願いに来るとか。こちらが「戀志谷神社」です。さっそくお参りを、と思いましたがよく見ると石段の左側に立て札が。それが右の写真です。

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なにせ霊験あらたかな恋の神社ですから。土足厳禁、靴を脱いで上がると平たい小石が一面に敷き詰められていました。左側手前のお社が「戀志谷神社」それを正面から見ると右の写真です。野次馬、石段下で待っているというかみさんの手前もあって<そそくさと>お祈りを済ませました。 (記入者:野次馬)

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ちょっと散歩に(その1)=「北海道」へドライブ

3連休の最終日になってようやく天気が回復したので「北海道」までドライブに行きました、と書き出すと皆さん「北海道に行ってレンタカーを借りてドライブ」でしょ、と言われそうですね。ご存じの通り自宅は滋賀県の大津市ですから。実は最近、地図を見ていて偶然「北海道」という地名を見つけたんです。どこにあるかというと京都府の東南端にある南山城村です。府内では唯一の「村」で滋賀、三重、奈良の3県と接しています。自宅から2時間弱、村役場から木津川を挟んで南側に「北海道」があります。

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こんな感じの静かな集落です。読み方は「きたかいどう」つまり「北」+「海道」で、すぐ西側に「西海道」があり、こちらも「にしかいどう」と読みます。東と南はないそうです。農作業をしていたおばあさんに聞いたところでは、もとは垣内(かいと)だったということをおじいさんから聞いたとか。警察で免許証を貰う際に「へーえ、住所が北海道やな」とずいぶん珍しがられましたと笑って話してくれました。一緒に作業していたもう一人のおばあさんのお宅が西海道でした。

余談ながら西海道(さいかいどう)といえばご存じ松本清張の『西海道談綺』の題名にもある通り現在の九州のこと。<北海道のおばあさんと九州のおばあさんが陽だまりで仲良く農作業を>と微笑ましく感じましたが「変人」と思われそうなのでそれは言いませんでした。 (記入者:野次馬)

これは便利!

    ―アイデアグッズは面白い!―

昔、駅の地下街などに、メガネの金鳳堂がやっていた「王様のアイデア」という店がありましたが、そこには、色々なアイデアグッズがあり、亀さんはそこを覘くのが好きでした。

今は、その「王様のアイデア」は閉店しましたので、東急ハンズやロフトやSCの中にある類似の店を時々覘いています。色々な面白く実用的なグッズがあって、なかなか楽しいですよ。100319051 100319071

先日も、近くのSCのアイデアグッズの店を覗いて、上の2つを買いました。

皆さんは、これらが何をするものか、ご存知ですか?

左のものは、注意して見ると、会社名と品名が英語で書いてあります。

右のものは、何かを吊下げ、長持ちさせる装置です。

その答は、下の写真の通りです。100319062 100319082

左のものは、GMMYのシリコン製「ティー・ストレイナー(紅茶漉し器)」です。紅茶を1杯だけ飲みたいときに、頭部のふたを開け、紅茶の葉を入れて、紅茶を作るのです。

右のものは、バナナ吊下げ器です。亀さんちではよくバナナを食べるので、数年前にこれを買ってバナナを吊下げています。これを使うと、バナナが長持ちするうえに、青いものも美味しく熟します。上のものは、長男坊のプレゼントするために、奥さんが買い求めたものです。

ショッピングも、買うものを決めて行くのも良いのですが、こんなアイデアグッズの店に行って、面白いアイデアグッズを色々と見ていくのも楽しいですよ。(記入者:亀さん)

追記:奥さんが他の買物をしているときは、亀さんのスィーツ・タイムです。いつもは、「キハチ」や「キクスイ」のアイスクリームにするか、「銀のあん」の薄皮たい焼を食べています。

この日は、いつも長蛇の列で買えなかった「ロマンドーロール」の“さくら姫”というロールにしました。この店のロールは、フランスロールというケーキとクレープの中間のような、新感覚の生地に、生クリームと各種トッピングをロール状に巻いたデザートです。なかなか美味しかったですよ。100319091_2 100319102 10031911

(注)ロマンドーロール:http://www.romando-roll.co.jp/

2010年3月21日 (日)

苔盆栽?

「書斎に緑を」と始めた<苔盆栽>のコレクションが順調に生育しています。近所の石垣から採取してきた苔を使うだけですから材料費はタダ、数日おきに水をやって枯れた部分を新しいのに入れ替えればいいだけですから簡単です。

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数か月前から始めて現在8鉢、ベランダで撮った右の写真の中央のと奥の陶器は京都の陶芸教室のバザーで求めた<実験作品>です。発泡スチロールを粘土に入れて焼くとその部分が高熱で焼けてなくなることで空洞になったり、凹凸ができると聞きました。手前左のは小石を配して庭園風に。

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真ん中の石は京都の某所で拾ってきたただの石ですがもともと苔がついていました。その周りに苔をあしらい石垣に生えていた雑草を植えてみました。観察していると苔も花?をつけたり、種が残っていたのか小さな草が生えてきたりしてなかなか面白いです。そのうち「野次馬流苔盆栽宗家」を名乗ったりして。 (記入者:野次馬)

20日のカワセミ

 ―仲の良いカップルは元気に魚捕り!―100320081 100320092 100320103 100320114

亀さんは、昨20日、カワセミ撮影のため、9時半に近所の公園に行きました。

公園に行くと、既にカワセミが来ていました。昨日は、1日中、カワセミがよく来て、亀さんがいた6時間のうち3時間くらい来ていました。また、オスとメスが交互にまたは仲良く同時に来ていました。(14日に交尾したそうで、仲の良いつがいです。)

この日の亀さんの課題は、カワセミの魚捕りのシーンの撮影です。亀さんは、先日、カワセミの魚捕りの初撮影に成功しました(注)が、背景がヨシの茎でキレイでないので、不満なのです。

この日は、カワセミは何度も魚捕りをするのですが、亀さんの撮影はなかなか成功しませんでした。飛び込むところを予想して、置きピンをして待つのですが、ことごとく外れます。

“飛翔の写真だけで我慢するか…”と諦めかけたときに、置きピンが成功しました。ラッキー! それが冒頭の写真です。ただ、残念なことに、このときに限って、カワセミは魚捕りに失敗したので、魚を咥えた写真になっていません。ザンネン!

カワセミの魚捕りのシーンの撮影の成功には、カワセミの魚捕り自体が成功しなければならないんですね。こんな当然のことにあらためて気付かされた亀さんでした。(記入者:亀さん)

(注)3月13日「カワセミの魚捕りの撮影成功!」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-82c9.html

2010年3月20日 (土)

日比谷公園のソメイヨシノ、開花!

   ―上野公園はツボミふくらむ―10031807100318081003180610031809

各地で、桜(ソメイヨシノ)の開花宣言がなされていますが、東京(靖国神社)の桜の開花はまだです。

しかし、同じソメイヨシノでも場所によって開花の時期は、異なるものですね。

一昨日(18日)、大調和展の往復に、上野公園の中を散策しましたが、寒桜、大寒桜、寒緋桜は満開でしたが、ソメイヨシノは、ツボミがふくらんでいる状態で、“もう少しで開花 ”という状態でした。100319011_2 100319022 100319033

ところが、昨日(19日)、日比谷公園を散策していると、第一花壇脇のソメイヨシノが開花していました。

多くの人が携帯で写していたほか、NHKテレビのカメラがその撮影に来ていました(下段左の写真)なんでも、お天気報道の映像として使うために撮影に来たんだそうです。NHKのカメラマンが「この花が一番きれいですよ!」と言っていた桜を、亀さんも撮りました(下段右の写真)

この桜は、一昨日から咲いていたようです(注1)

あくまでも、東京の桜の標準木は靖国神社の能舞台の前のソメイヨシノですから(注2)、正式の開花宣言になりませんが、東京の桜はすでに開花しているんですよ。

東京は、桜が咲いてから時季外れの雪が降るということがよくありますが、全体としては、春本番の到来もあと一歩というところですね。(記入者:亀さん)

追記:この撮影の際、紫色の花―ムラサキハナナやハナニラがきれいだったので、撮ってきました。10031810 10031904

(注1)「桜開花 東京・日比谷公園でソメイヨシノ咲く」(3月18日20時33分配信・毎日新聞):http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000018-maip-soci

(注2)「靖国の桜、千鳥ヶ淵の桜は?」(「団塊の広場」09.03.26):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-8012.html

友人のH君、大調和展に連続受賞!

     ―会友に推挙される!―10031801_2 10031802_2 

亀さんの中学・高校の友人のH君が、大調和展で2年続けて受賞したというので、上野の東京都美術館に行ってきました。

大調和展は、美術募集団体の「大調和会」(注1)が毎年行なっているもので、会員部門と会友・一般部門に分かれているようです。会員部門は大調和賞・武者小路賞・優秀賞・会員努力賞・会員佳作賞、一般・会友部門は東京都知事賞・努力賞・佳作賞・奨励賞という賞があり、最高賞の文部科学大臣賞も贈られるようです。

上の写真は、友人のH君の作品です。昨年の努力賞(注2)に続き、一般・会友部門で佳作賞を受賞しました。加えて、この連続受賞によって、H君は、大調和会の会友に推挙されました。

H君は、定年退職後、中学・高校時代にやっていた油絵を再開して、ここまでの成果を挙げたのは、“老後の趣味”を超えています。素晴らしいことです。10031803_21003180410031805

上に、順に大調和賞、武者小路賞、東京都知事賞の作品を掲載しておきます。なお、文部科学大臣賞は亀さんが行ったときにはまだ決まっていませんでした。(記入者:亀さん)  

(注1)大調和会のHP:http://daichowa.com/

(注2)昨年3月16日付け「友あり、遠方より来る!」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-90a2.html

2010年3月19日 (金)

卒業式の季節

      ―頑張れ!若者!―100317031 100317042

先日、九段会館で会議がありました。

九段会館の周辺には、日本武道館で行われる卒業式に出席する私立のT大学生で一杯でした。

女性は着物と袴、男性はスーツ姿で、いつも繁華街で見かける若者のファッションとは異なり、卒業式の定番の服装です。

親子連れの人たちもいます。親たちは卒業した我が子よりも嬉しそうにニコニコされていました。仕送りなどで苦労させられた、我が子の晴れの卒業式ですからその喜びは大きいのでしょう。

でも、最近では、大学入試の際にも親が付いてくるために、受験生の父兄用の控室が用意してあるようで、基本的に親が子離れしておらず、子も親離れしていないのでしょう。

このような風景をみると、亀さんたちの頃とは隔世の感があります。亀さんの時代には、親同伴の大学受験などはなく、親同伴の卒業式は中学校くらいまででした(注)

ところで、この卒業式にあわせて九段会館で謝恩会を行うグループもあり、卒業する大学生たちの会話を聞いていると、彼たちの会話は就職のことが中心でした。就職の決まっていない人もいるようで、就職戦線の厳しさがひしひしと感じられました。

いずれにしても、卒業した若者たちは、今後色々な困難に遭遇することでしょうが、それぞれの幸せと日本の将来の繁栄を目指して頑張って欲しいものです。(記入者:亀さん)10031811

追記:昨日の日比谷公園の付近は、K外語大学の卒業式に出る学生さんで一杯でした。

(注)もっとも、亀さん自身は、卒業式らしい卒業式を経験していません。なぜかと言うと、大学の卒業式は大学紛争で大学の講堂が炎上したために行われず、また、中学校の卒業式は中高一貫だったので形式的に行われ、高校の卒業式は大学受験を失敗した亀さんにとってはいい思い出ではありませんでしたから。

2010年3月18日 (木)

コブシ咲く!

   ―「北国の春」を口ずさみたくなるね…―100317011 100317022

街路樹のコブシの花が咲き出しました。

この花を見ると、亀さんは、“パブロフの犬”のように、条件反射で、千昌夫の「北国の春」(注)を口ずさんでいます。

♪白樺(しらかば) 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春 季節が都会ではわからないだろうと 届いたおふくろの小さな包み あの故郷(ふるさと)へ帰ろかな 帰ろかな♪という歌詞です。

東京の大学を出て、東京で就職して、若い頃は、仕事や人間関係に悩んで弱気になったときに、この歌を口ずさんだものです。この歌を口ずさみながらも、決してふるさとに逃げ帰る選択肢はなかったのですが、この歌を歌うことで、仕事・人間関係の困難を克服していたんですよ。(神経の図太い、亀さんもそんな若いときも有ったんですよ。)

今日は、こんなことも思い出しながら、「北国の春」を口ずさんでいました。(記入者:亀さん)

追記:コブシはモクレン科なので、花がよく似ており、亀さんは、コブシとモクレンの区別があまり出来ません。

調べてみると、“①こぶしは、花は小型で、花が咲くときに花のすぐ下の葉が出ている。また、花底が赤く、花があっちこっち向いている。また、②モクレンは、花が大柄で、花の時期に葉がない。花底が白く、花が上を向いている。”と書いてありました。

今日の街路樹には、「コブシ」という樹名板が付いていたので、コブシに間違いのですが、紫色がかったものや緑っぽいものの2種類の花がありました。

(注)千昌夫の「北国の春」:http://www.youtube.com/watch?v=Qz0oGLIqOX4http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/kitaguninoharu.html

2010年3月17日 (水)

亀さんがかめさんをGET!

    ―ウェルかめのかめっ太―10031401_2

亀さんは、毎朝、BS3CH(デジタルハイビジョン)で7:30から放映するNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」(注1)を見ています(注2)

この「ウェルかめ」は今月27日で最終回を迎えますが、ヒロイン波美を演じる倉科カナと、室井滋、石黒賢ら豪華キャストで贈る、笑いあり涙ありのさわやかな青春物語です。

ドラマは、ヒロイン波美の人間的な成長をコミカルに描くのですが、家族、友人、会社関係が上手にかみ合って織りなす人間模様は結構楽しめました。

必ずしも視聴率は高くないようです(注3)が、亀さんは結構良いドラマだったと思います。

ところで、亀さんは、「ウェルかめ」のオープニングタイトルに登場するキャラクターの「かめっ太」は、“可愛いなあ!”と思っていました。

もともと、亀さんは、自分の苗字に「亀」が入っているので、亀の人形や置物を集めており、この「かめっ太」のぬいぐるみも“欲しいなあ!”と思っていました。

日曜日に、長男のお嫁さんから、写真の「かめっ太 ぬいぐるみキーチェーン」(注4)を貰いました。NHKの子会社のNHKエンタープライズの通販で入手したようです。税込みで683円は多少高いような気もしますが、結構丁寧に作ってあります。

キーチェーンとして使うのはもったいないので、当分は室内に飾っておこうと思います。(記入者:亀さん)

(注1)「ウェルかめ」のHP:http://www9.nhk.or.jp/asadora/welkame/

(注2)その理由は、地デジ1CH(NHK総合)の放映時間は8:15からなので、それを見ると出勤時間に遅れるからです。

(注3)NHK朝の連続テレビ小説の視聴率:http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/02asa.htm

(注4)かめっ太 ぬいぐるみキーチェーン:http://www.nhk-ep.com/shop/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/06073PP

2010年3月16日 (火)

土曜日のカワセミ

    ―巣作りを始めた?カワセミ―10031301 100313072 10031302 100313092

(記事ネタが沢山あったので、掲載が遅れました。)

先週木曜日のカワセミ撮影の大成功に気を良くした、亀さんは、土曜日(13日)も10時から近所の公園にカワセミの撮影に出かけました。

結論的には、午前中のカワセミの出は悪かったのですが、午後からは頻繁に(6、7回)やって来て餌の魚を捕ったり、オス・メスで啼き合ったりするのですが、1回の滞在時間は短く、合わせても40分間の滞在でした(上段の写真は左がオス、右がメス)暖かい土曜日だったので、家族連れ・子供たちが多く、子供たちが池の畔でザリガニ釣りをしているので落ち着かなかったのかもしれません。10031304_2 10031305_2

この日のメスのくちばしの状態からは、重大な事実が分かりました。左はお昼頃のメスの写真で、右は3時過ぎのメスの写真です。右のオスのくちばしには、泥が付いています。

これは、先日カップルが成立した(注1)ために、メスがさっそく巣作りを始めた証拠ではないかということです。

カワセミは清流に棲むと誤解されていますが、くちばしで、川の土手や断崖に1メートル弱の横穴を掘って巣穴を作るようです。最近は、途中まで水抜き穴を活用する場合もあるようです。ですから、メスのくちばしの泥は巣穴を掘るときに付いた可能性が強いようです。100313103 10031303 100313114 10031308 100313132

なお、この日は、飛翔や飛込みをきれいに撮るように、シャッター優先オートにして1250分の1のシャッター速度で撮ってみました。以前よりはきれいに撮れていると思いますが…。(記入者:亀さん)

(注1)3月14日付「カワセミの婚約成立か?」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-850f.html

(注2)http://www2.kct.ne.jp/~ryouchan/newpage48.htmlhttp://homepage2.nifty.com/yn_club/kawasemi.htmhttp://walkbirder.exblog.jp/d2006-06-10

2010年3月15日 (月)

ホワイトデーの亀さんの贈り物

  ―和光のプティマカロン マーブル―10031314

昨日(14日)は、ホワイトデーでした。3月のバレンタインデーのお返しを“する”と言うか、“させられる”日です。

お返しをするなら、“貰う人に気に入られるものがいいだろう”と思って、奥さんに、“何がいい?”と聞きました。奥さんはあらかじめ欲しいものを選んでいたようで、即座に“和光のプティマカロン マーブルが食べたい!”と言います。

奥さんを含めて女性は美味しいお菓子に目がない人が多いようで、奥さんは「東京五つ星の甘味処」(岸朝子選)や月刊の「味覚春秋」などで研究しているようです。この「和光のプティマカロン マーブル」も「味覚春秋」3月号で見つけたようです。

そのお菓子は、“マーブル模様が目にも楽しい、カシス、ピスタチオ、オレンジ味のマカロン”で、ホワイトデー向け期間限定のものでした(注)

1個300円と多少お高いマカロン(焼き菓子の一種)ですが、美味しそうなので、要望にこたえることにしました。

そこで、金曜日の昼休みに銀座の和光まで買いに行きました。

行ってみると、“冷凍配送するか、進物包装するか”を尋ねられます。よく聞くと、冷凍配送のものは包装できず、進物包装して持ち帰るものは家まで持って帰ると自然解凍しているので、再冷凍しないように…ということでした。

せっかく冷凍してあるものだから、6個入りのものを3箱、冷凍配送してもらいました。

翌日、このプティマカロン マーブルは届きました。奥さんは大喜びでさっそく解凍して食べていました。亀さんも1個貰って食べましたが、とても美味しかったですよ。(記入者:亀さん)

(注)和光のプティマカロン マーブル:http://shop.wako.co.jp/ecvm/cmd/item_detail/category_cd/TOP008-002/item_cd/102100030000

知床・弦間さんのジャガイモ

    ―日本一の美味しいジャガイモ―10031315 10031316

ふるさとのミカンを産直で送ってもらって以来、亀さんの家では「産直」がマイブームになりそうです。

先日(3月5日)、亀さんが愛読している京都の『ちずやん』の「京都から、気まぐれ日記」に、至極のジャガイモの記事がありました。“ジャガイモランキング日本一になった北海道・斜里町の弦間さんの甘~いジャガイモ”の記事です(注1)

ちずやんは、「紹介してもアフェリエイト料など発生」しないのに、「気に入った店が閉店しないようにするには、顧客が付かないとね!」と、リンクまで貼(張)っておられました。

この記事を一緒に見ていた亀さんの奥さんが、この「気に入った店が閉店にならないようにするには、顧客が付かないとね!」の言葉に強烈に反応しました。

ということで、即座に、購入の申込みをし、翌日には代金を振り込んで、首を長くして待ちました。

そして、先週末、弦間さんのジャガイモが届きました。「栗男爵(北あかり)」と「金時メーク(レッドムーン)」の2種類です。

栗男爵は「実は黄色、ホクホクしていて甘味が強い、大人気品種」と、金時メークは「サツマイモのような赤い皮と、実は黄色、栗のような甘味が特徴」と説明書に書いてあります。

さっそく蒸かして食べてみました。とても甘く、料理に使うだけでなく、蒸かしただけで十分美味しく食べられます。病みつきになりそうです。

注意書に「通常のジャガイモよりも旨み成分のアミノ酸や糖分が高いため、傷みやすいジャガイモ…。また、殺虫剤を使用していないために、…若干傷んでいるものや虫食いの部分がある場合…」とあるように、傷んだものがあり、大きさも不揃いですが、本当に美味しいジャガイモです。しかも、農薬を極力使わない方法で栽培された、優れものです。さすがに、日本一です。

今後、肉じゃが、カレー、シチュー、コロッケなどの料理が楽しみです。(記入者:亀さん)

(注1)京都の『ちずやん』の「京都から、気まぐれ日記」:http://sky.ap.teacup.com/chizuyan/1350.html#readmore

(注2)弦間久吉さん:http://fukinoto.com/blog/archive/1/2005-12/catid/6、弦間さんのジャガイモの通販:http://rawfood-lohas.com/jyagaimo.shtml

2010年3月14日 (日)

「野次馬のお勉強シリーズ(1)」(京野菜/京たけのこ・花菜―おまけ)

試食・懇談会では今回の「京野菜検定」で正答率が少なかった問題の解説もありました。「思い出したくないなあ」というぼやきも聞こえましたがひとつだけ紹介しましょう。

[問題] 「九条ねぎ」は古くから栽培されていますが、その原種は浪速(大阪)から伝わったと言われています。栽培され始めた時代を、(1)~(4)から選んでください。

 (1)飛鳥時代 (2)奈良時代 (3)平安時代 (4)室町時代

弘法大師が暴漢に襲われそうになった時に九条ねぎの畑に身を隠して難を逃れたという故事京都に都が移された(平安京)のは平安時代なので私は(3)平安時代と思いましたが正解は(2)奈良時代でした。解説では平安時代以前からこの地にあった伏見稲荷大社には神前にねぎが供えられたという古記録があるとのこと。野菜というより薬草だったのかも。この解説に「マニアックすぎるよ!」という声も。

さらにゲストとして紹介されたのが「京野菜音頭」を歌っている歌手の奥野ひかる(オクノヒカル)さん。NHKのど自慢で「チャンピオン賞」をとったのをきっかけにプロ歌手に。TVコマーシャルやイメージソングを歌って各地のイベントなど活躍しているそうで、京野菜の宣伝隊長としても京野菜の魅力を勉強中とか。長靴を履いてやる気十分で参加していました。流された「京野菜音頭」のCDを聞いていたら「鹿ケ谷カボチャ」は津軽(青森)からとか「えびいも」は長崎からとか・・・聞いていたらこれだけで2、3問はできたのにね。

<メモ>伏見稲荷大社(京都市伏見区)は和銅4年(711)に豪族、秦氏の秦伊呂具が稲荷山に農耕守護神を祀ったのがはじまり。代々、秦氏が春秋の祀りをつかさどったとされる。(「図絵 京都名所100選」竹村俊則、淡交社)

カワセミの婚約成立か?

   ―木曜日はカワセミ休暇!(3)―

亀さんちの近所の公園は、観察するところ、メスの縄張りなのですが、特定のオスが飛んで来て魚捕りをしています。しかし、このメスとオスはカップルとは言えず、今までは、オス・メスが呼び合ったり、啼き合ったりすることはあっても(注1)、一方が他方にちょっかいを掛けても逃げるという状態でした。100311221 100311232 100311243 100311254 100311265

ところが、この日は、決定的事件が発生しました。この日もオスとメスが啼き合っていたのですが、メスが啼いている枝にオスが魚をくわえてとまったのです。そして、オスはメスにその魚をプレゼントしました。

この行為は、カワセミの求愛行動として有名であり、人間で言えば、「婚約指輪」か「結納」に相当するようです。

たぶん、このメスとオスは婚約成立のようです。魚を受け取ってもらったオスは誇らしそうなポーズを決めていました。

「エッ、魚を渡す直前の写真と直後の写真はあるが、渡すところの写真が無いではないか!」ですって…。これは、亀さんの決定的なミスで、連写をしていなかったので(注2)、この決定的場面だけ、ピンボケだったという決定的ミスをしてしまいました(しかも、自分に腹が立って、ピンボケの写真を消去してしまいました。)

“決定的場面の決定的ミス”って、あるんですね。

いずれにしても、カワセミのカップルに乾杯!(記入者:亀さん)

追記1:カップル成立は、今後掲載する「土曜日のカワセミ」で確信できます。

追記2:前回、少し離れたところに飛び込んで魚捕りをするカワセミが撮りにくい話をしました。そのようなケースの失敗作を末尾に載せておきます。最初の3枚は、枝から飛び上がったところ。次の2枚は、飛び込み姿勢に移行するところ。次の1枚は、飛び込み姿勢直前。この辺まではピントが合うのですが…。

また、次の2枚はとまっていた杭からほぼ直下に飛び込んだ場合です。(ただし、この後はピンボケでした。)100311194 1003112152 100311287 100311205 100311298 100311309 1003113110 1003113111

(注1)3月1日付「小雨の中、カワセミ撮影を敢行!(2)」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-2905.html

(注2)最初は徐々に近づき、魚を渡すときは急速度で移動するという習性を知らなかったので、低速で移動すると思い込んで、連写にしなかったんですよ。

飛翔の撮影技術も少し向上?

  ―木曜日はカワセミ休暇!(4)―

カワセミの撮影も場数を踏むと段々上手になるような気がするのですが、カワセミの飛翔だけは?中々上手くなりません。

上手に撮るためには、ピント、シャッタースピードをうまく合わせるほかに、カメラを振ってカワセミの飛翔を追っていかなければならないのですが、どうも上手くいかないのです100311161 100311183_2

上の2枚の写真を見ると、いずれも目の光ったところが横長の線状になっており、シャッタースピードが遅いか、カメラがカワセミの動きを追いきれてないことが分かります。100311172 100311276

上の他の写真も一様にそうなっています。1003113212

上の写真は、縦長に線状になっています。これは上下の動きについて行けてないせいです。

以前の亀さんなら、ピントが合っているだけで満足していたのですが、段々満足できなくなりました。

今後はシャッター優先モードにし、シャッタースピードを調整するとともに、カワセミの動きを追う技術の修練をしていこうと思います。

今後、亀さんの技術の向上をご期待下さい。記入者:亀さん)

「野次馬のお勉強シリーズ(1)」(京野菜/京たけのこ・花菜―その3)

さて現地見学会の最後の<お楽しみ>は「京たけのこ」と「花菜」を使った料理の試食と懇談会でした。地元の料理屋さん「うお寿」*で行われました。折角ですからいくつかを紹介しましょう。

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初めに出されたのが西洋料理ならオードブルにあたる「寄せ物」、手前右がたけのこの上にトマトを乗せさらに花菜のあんかけをあしらったもの、左はたけのこを大葉で巻き、練りもので揚げたもの、切り口の中央、チーズのように見えるのはたけのこです。黄色の舟形皿は花菜やたけのこなどの白あえです。

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続いて花菜と白魚の柳川(右)と茹でた花菜を裏ごしした汁物、まったりしてとてもおいしかったです。

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左のてんぷらは定番でしょうが右の「竹の子姿ずし」は初めて食べました。店の<登録商標>なのでそのまま書きましたが、パンフレットに「春の味覚の竹の子をさらに時間をかけ、酒、みりん、鰹などでまろやかに焚き込み、香り豊かなすし飯を詰めたここでしか味わえない逸品です。柔らかな竹の子の歯ごたえと木の芽、柚の香りがお楽しみいただけます」とあります。これはぜひお土産にしたい!と思ったのですがバスの発車時間が迫っていたので残念、購入は断念しました。
(記入者:野次馬)

<メモ>*京の味処「うお寿」 http://www.uosu.jp

「野次馬のお勉強シリーズ(1)」(京野菜/京たけのこ・花菜―その2)

続いて「花菜」の畑へ。長岡京市の「花菜部会」の会長をつとめる生産農家の小山さんからお話を聞きました。京の花菜は日本在来の観賞用の「寒咲きなたね」を使うところが他県の「西洋なたね」とは違います。軸と呼ばれる茎の部分が太くて軟らかく、そのまま食べても苦味はなく甘いのが参加者の驚きでした。配られたビニール袋にいくらでも持って帰って下さいと言われ、皆さん説明よりは摘み取りに熱中していました。私も。

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京の花菜の特徴は「短い花茎に花蕾が密生して大きな花蕾になっているところ。生で食べた時にも軟らかくてしかも口の中に繊維質が残らない」のはさすがでした。

「市場に出した時にパックの中に花がちょっとでも開いたのがあるとそれを詰めた箱全体の値が5分の1とか10分の1にガクンと下がる。手間をかけてしかもそのタイミングを取るのが難しい」とは小山さんの苦労話。そうかー、菜の花とわかっていてもねえ。 (記入者:野次馬)

2010年3月13日 (土)

「野次馬のお勉強シリーズ(1)」(京野菜/京たけのこ・花菜―その1)

今年の「京野菜検定」に落ちた私、再チャレンジをめざして1年がかりでじっくり京野菜を勉強してみることにしました。生産現場から流通、そして京料理まで、その様子をお伝えすることで皆さんに少しでも京野菜に関心を持ってもらえれば嬉しいです。もちろん何冊も本が出ていますからあくまで<野次馬目線>で。時々脱線したりするかもしれませんがそこはお許しください。

第1回目は13日の「京たけのこ・花菜現地見学会」のレポートです。京野菜検定を行う社団法人京のふるさと産品協会のお誘いを受けたので出掛けて来ました。参加者は約35人、皆さんメモを取りながら熱心に説明を聞いています。

わが国への竹の伝来は江戸時代の初めに宇治の黄檗山万福寺に明国の僧・隠元が孟宗竹の母竹を携えて来日し、これが繁殖したという説と、唐に渡っていた僧が持ち帰り、京都西山の奥海印寺あたりに植えたのが始まりという2説があります。えぐみがなく、軟らかで甘みがある伝統の「京たけのこ」は手作業での土入れ、油かすなどの施肥、竹の間伐など年間を通して生産農家の丹精で日本一の誉れを守り続けています。

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説明役のJA京都中央の方が持っているのが専用の「たけのこ鍬(くわ)」で柄が90センチなのに対し刃はそれより長い1メートルほどあります。刃の先端がU字になっていて地下のたけのこに当てて掘り出します。ベテランになると百発百中とか。シーズンには少し早かったので実演は見られませんでしたが、肝心なのは土から顔を出す寸前のを掘り出すということ。にょきにょきと出たのは同じたけのこでも値段の安い普及品なのです。最高級品は「白子(しろこ)」と言いそのままでも食べられるそうですがもっぱら高級料亭へ。下の写真が「たけのこ畑」、日光が入るように間引いてありますし手入れも行き届いていてまさしく「畑」ですね。よく見ると一本ずつにペンキで数字が。「0」は昨春の竹。4、5、6と各年のを表しています。そして寿命はあっても使うのは7年ほど。ですから「7」の竹は今春でお役目終了だそうです

(記入者:野次馬)

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<メモ>西山地区の「たけのこ畑」は約180~200ha、地目ももちろん畑です。早朝に掘り出して出荷するので「朝掘りたけのこ」と言われます。京都盆地は太古の昔は海底だったのが隆起したので一帯の海性粘土層がたけのこの生育に適しているとされています。

カワセミの魚捕りの撮影成功!

  ―木曜日はカワセミ休暇!(2)―

その日、カワセミは、何度も魚捕りに成功しました。オス、メスとも10回近く成功したのではないかと思います。特に、この日は水が澄んでいたために、獲物が見つけやすかったようで、いつもは長時間探す動作をしているのですが、この日はすぐ見つけ、すぐ飛び込んで、殆ど失敗無しでした。100311331 100311342 100311353 100311364

この日の獲物は、上の写真の通り、ザリガニの子供、川エビ、小魚、ドジョウでしたが、おたまじゃくしも食べるようです。

何度も魚捕りをするので、連写をして、魚をキャッチするところを捕ろうとするのですが、なかなかピントが合いません。水に飛び込む途中までピントが合っていても、水面に飛び込み、飛び上がるシーンの撮影はなかなか上手くいきません 100311061 100311072 100311083_2 100311094 100311105_2 100311116 100311127 100311138 100311149 1003111510

何度も失敗した後に、ついに、魚捕りの瞬間から枝に戻って魚を食べるまでの一連の動きの撮影に成功しました成功の理由は、とまった枝から真下に飛び込み、元の枝に戻ったためにピントが合いやすかったのです。なお、飛び込むまでの動きは上手く撮れていませんし、背景が良くないのはお許しを…。

なお、とまっている枝から少し離れたところに飛び込むためには、少し飛んで行って飛び込み姿勢に移行します。また、多くの場合、元の枝とは別の枝に戻ります。したがって、全過程の動きにピントを合わせることは、亀さんには出来ません

まあ、以前に比べて格段の技術向上と自負していますが、今後とも頑張ります。乞うご期待!!(つづく)(記入者:亀さん)

富士はきれいだが、野鳥が来ない!

    ―木曜日はカワセミ休暇!(1)―

ここのところ、土日の天候が悪く、カワセミの撮影が出来ません。そこで、亀さんは、木曜日(11日)に「カワセミ休暇」を取りました。つまり、カワセミを撮影するために、ズル休みをしたんですよ。10031100 10031101

その日は、亀さんは、10時頃に近くの公園に行きました。天候も良く、気温もまずまずで、真白い富士山もよく見え、公園内のモクレンの花も咲き出していました。正に、“カワセミ日和”だと思いました。

しかし、午前中は、カワセミどころか野鳥自体が殆どいないのです。北風が強いせいでしょうか…。魚釣りをしている人に聞いても魚が殆ど釣れないようです。10031102 10031105 10031104 10031103

“これでじゃあ、今日はカワセミは来ないかなあ…”と諦めかけた11時半過ぎ、風が弱くなり、ハクセキレイ、カシラダカ、ツグミ、ジョウビタキのメスなどが出てきました。10031105_2

“そろそろカワセミも…”と思っていると、12時前、ついにカワセミがやってきました。

ただこの時は、“魚が捕れるかどうか”の偵察だったようで、たった2分で帰っていきました。

この後の展開は、(2)以降にしますが、カワセミは、12時半から16時頃までの間に合わせて2時間以上も、この公園の池で、魚捕りをしていました。また、劇的な事件も発生しました。

亀さんは、劇的なショットの撮影に成功しましたが、それは(2)以降をご期待下さい。(つづく)(記入者:亀さん)

2010年3月12日 (金)

印刷局のミツマタ

      ―お札の原料―100310011

このブログの愛読者の“ほよりん”さんのブログ(注1)に、ミツマタの花が咲いていることが書いてありました。

そこで、亀さんは、虎の門の印刷局(注2)の本局敷地内のミツマタを見に行きました。

印刷局は、お札(日本銀行券)や旅券・印紙・郵便切手などを印刷していますが、ミツマタがお札を印刷する和紙の原料になることから、その敷地にミツマタが植えられているようです。100310022 100310033

行ってみると、ミツマタは3分~5分咲きでした。ツボミの緑色、花の白色・黄色・橙色がきれいです。100310041 100310052

ちょうどタイミングが良いことに、1本のミツマタにメジロが来ており、盛んにミツマタの花の間を飛び回ってその蜜を吸っていました。

ところで、お札には印刷局が印刷してことが分かるように、「印刷局製造」と書かれていることを知っていますか? また、その書き方が少しずつ変化し、今は「国立印刷局製造」と書かれていることを知っていますか? 下のお札をご覧下さい。10031006 100310072

この印刷局が昔は「大蔵省印刷局」と言っていましたが、中央省庁の再編で大蔵省が財務省に変わった際に、「財務省印刷局」に変わり、さらに独立行政法人化され、「独立行政法人 国立印刷局」になりました。

そのため、お札の製造元の表記も、「大蔵省印刷局製造」から「財務省印刷局製造」に変わり、さらに「国立印刷局製造」に変わったのです。現在流通しているお札は、「国立印刷局製造」のものが一番多いのですが、古いお札には大蔵省印刷局製造」などと書いてあるものもあります。注意して見ると面白いですよ。(記入者:亀さん)

追記:なお、貨幣を造る造幣局も、大蔵省造幣局→財務省造幣局→独立行政法人造幣局に変わりました。

(注1)3月9日付の“ほよりん”さんのブログ:http://hoyorin-pu.seesaa.net/article/143164475.html

(注2)国立印刷局:http://www.npb.go.jp/

2010年3月11日 (木)

もういい加減にして!

    ―また雪か…!―

亀さんは、最近、お天気にうんざりしています。

先週金曜日は、最高気温が20℃くらいで、5月頃の陽気でした。多くの人がコートを脱いでしたし、昼どきには、ワイシャツ姿の人も見かけました。亀さんも、あわてて春用のコートを引っ張り出しました。

ところが、今週は天候が不順で、気温も低く、冬の逆戻りです。1003090110030902

おまけに、一昨日(9日)夕方から昨日(10日)未明にかけて、大雪でした。都心では雨だったのですが、最寄り駅でバスを待っているとみぞれに変わり、バスを降りたときには完全に雪になりました。

“関東地方南部も雪が降る”という天気予報がピタリと当たりました。(いつも外れるのに、こんな時だけ当たるんですね。)10030903

9時頃、玄関の扉を開けてみると、庭に雪が積もっています。

翌朝の駅までの足が心配なので、道路の積雪状況を見ようと思ったのですが、とっても寒いので、止めました。

幸い、午前1時くらいには雨に変わったために、翌朝は、道路の雪は融けていました。

本当に、今年の冬は寒暖の差が激しく、体調管理が大変です。亀さんは、風邪にもインフルエンザにも罹らず、何とか過ごしてきましたが、お天気の神様に“もういい加減にして!”と怒鳴りたいくらいですよ。(記入者:亀さん)

2010年3月10日 (水)

久しぶりに「きょうのB玉」

われら「団塊世代の記憶」に関連してけさの『石山文也の「きょうのB玉」』に書きましたので紹介します。愛読されている方は同じものですのでごめんなさい。

「東北新幹線の新型車両のネーミング」

東北新幹線の新型車両<E5系>が発表され名称募集が始まった。12月に迫った新青森駅への延伸には遅れるが来年3月デビュー予定という。E5系は国内最高時速の320キロで東京―新青森を3時間10分で結ぶ。空気抵抗を減らすためロングノーズで運転席は航空機のようなキャノピー形、カーブで車体を傾ける傾斜装置を搭載している。上半分が緑がかったブルー、間にピンクのラインを挟んで下半分は白色だ。東京―八戸間の「はやて」の名称を聞いて「ああ、月光仮面の」とその主題歌を思い出したのは我ら団塊世代の記憶のなせるところだったが「はやて」は疾風を意味する。ならば光を、というと東海道・山陽新幹線に「ひかり」はあるし。うーん、むつかしいなあ。いっそ「マタギ」はどうだ。

『石山文也の「きょうのB玉」』は月曜~金曜 http://plaza.rakuten.co.jp/tabe3532

「てんぷら 近藤」で豪華な昼飯

    ―名物のさつま芋は絶品!―10030904_3 10030905

先日、同僚と“どこの天ぷらが一番美味いか”という話をしました。亀さんは、最近、神田神保町の「いもや」(注1)の安い天ぷら定食を食べることはありますが、高級店の天ぷらは食べたことがありませんので、黙っていました。

結論としては、「山の上ホテルの天ぷらが美味かった。」ということで一致しました。同時に、同ホテルの天ぷらの料理長の近藤文夫さん(注2)は独立して、銀座に店を開いている話もでました。その店の「てんぷら 近藤」は今年のミシュランで☆☆をとった人気店です。

そんな話から、銀座の「てんぷら 近藤」(注3)で豪華な昼食ツアーをやろうということになりました。

昼食は、12:00からと13:30からで、お昼のメニューは6300円の「菫」と8400円の「椿」です。亀さんたちは、「菫」にしましたが、それには名物の「さつま芋」の天ぷらが付いていないので、それを2人で1個ずつ追加することにしました。

なかなか予約が取れないかと心配でしたが、意外と予約は取りやすく、1週間後の火曜日の12:00の予約が取れました。

そこで、昨日(9日)、同僚たちと「てんぷら 近藤」に行って、豪華な昼飯を食べました。

店は、15人のカウンター席で、3人の天ぷら職人が手際よく天ぷらを作ってくれました。料理の出る前に、天つゆ、大根おろし、塩、レモンが出され、天ぷらの出来るのを待ちます。10030906 10030907

最初は車えびのあたまをカラッと揚げたもの、続いて、車えび2本が出ます。なかなかプリッとして美味しい。10030908 10030909

次に、太いアスパラと蓮根です。良い油を使っているので、すっきりしている。10030910 10030911_2

次は、江戸前のキス、ナスが出てきます。美味すぎて、写真を撮り忘れそうです。10030912 10030913 10030914

続いて、宍道湖産の白魚をシソの葉で包んだものが出ます。白魚がとろりとして美味しい。小さなタマネギの丸ごと揚げたものをパクリと食べます。そして、コースの最後は、アナゴです。

この辺で、周囲のお客さんを見ると、日本酒の熱燗を飲みながら料理を楽しんでおられます。我々は、午後の仕事があるので、アルコール抜きですから、“ご飯が欲しいなあ!”と思い、ご飯をお願いしました。10030915

追加のさつま芋とご飯・香物・赤だしが出てきました。

このさつま芋は、この店の名物で、出来るまで40分掛かるので、最初に頼まないといけません。40分間、温度管理をしながら、時々ひっくり返して、じっくり揚げていきます。

食べてみると、甘くて、美味しい。この店の名物だけのことはありますし、“さつま芋を食べないで、「近藤」に行ったとは言えない!”と断言できます。

最後に、フルーツが出て、豪華な昼食が終了です。所要時間1時間10分程でした。

みんなは満足して、「今度は奥さんを連れてこよう!」などと言っていました。さて、亀さんはどうするかな…。(記入者:亀さん)

(注1)天ぷら いもや:http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000413/

(注2)天ぷら職人 近藤文夫:http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/049.html

(注3)てんぷら 近藤:http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13004993/

2010年3月 9日 (火)

禁煙と禁酒

     ―たばこを止めるかな…―10030801

亀さんは、下戸ですが、タバコは1日に20本弱飲みます。

酒については、ほとんど飲めませんし、飲みません。しかも、好きでもありませんので、宴会では、乾杯でビールを1杯飲んだ後は、烏龍茶を飲んでいます。

しかし、酒を強く勧められれば、座の雰囲気を壊さないように、無理をして少しだけ付き合います。決して、“嫌酒権”など主張しません。そして、酒のいやな匂いを我慢し、酒飲みの取り留めない話にも付き合っています。

タバコについては、、“吸える”ときや場所では吸っています。登山、食事や会議のときや歩行中とか公共の場所のように、“吸うべきでない”とき・場所では何時間でも吸いません。

亀さんがタバコを吸っていると、「タバコを止められないのですか?」と質問されますが、そうではありません。つまり、タバコを止めようと思ったこと自体がないのです。

でも、最近は、建物の中で「分煙」が推進され、道路では禁煙条例が喫煙を禁止されています。さらに、公共の場所や官公庁では「全面禁煙」の方針が出されています。

しかも、財政難に対処するために、増税まで決定しています。

アルコールへの増税は反対が強いのですが、タバコへの増税は主婦たちの反対が少ないので、過去にも、“湾岸戦争の費用”や“国鉄再建”というタバコとは関係ない理由で、増税されてきました。

嫌煙権を主張する人は、タバコの健康面での害を強調し、健康保険負担の増加で財政的に迷惑を掛けると言いますが、アルコールもアル中や肝臓病という害があります。そもそも、アル中で家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)や家庭崩壊はありますが、タバコ中毒で家庭崩壊ということは聞いたことがありません。

何となく、タバコとアルコールへの対応の違いに納得できない亀さんです。

もっとも、娘が孫の受動喫煙を嫌がるので、孫が来ているときは素直に禁煙をしている、今日この頃です。

面倒くさいので、タバコが値上げになったら、この際、タバコを止めるかな…?!(記入者:亀さん)

(注)冒頭の写真は、亀さんの愛飲するマイルドセブンです。左が新デザイン、右が旧デザイン。

2010年3月 8日 (月)

雨中のマラソン応援

亀さんとのメールのやり取りで「びわ湖毎日マラソンは自宅でTV観戦です」と書いたものの、ちょっと覗いてこようかと散歩がてら復路の応援に行ってきました。今年から少しコースが変わり、自宅から十数分ほどの石山寺前が復路の30キロ地点になりました。到着後間もなくトップの選手が。ゼッケン1番のエチオピア・ツェガエ選手です。続いて第2集団が。

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トップとは100メートルほどの間隔がありますが期待の国内選手、佐藤選手もいました。ここはぜひ独走態勢を阻止して欲しいと精一杯応援しておきました。そのせいかこのあとがんばってあと少しのところまで追い上げ2位になりました。

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そうそう、この大会らしさと言えば外輪船の「一番丸」での<湖上応援>と伴走車両にもエコカーが多かったこと。これはM社の電気自動車です。車体に関西電力と書いてあるところをみると「発電」している電力会社が率先してPRしているみたいで・・・。時代なんですかねえ。

もうひとつはこの写真。「こちらの御方をどなたと心得る」というと石山寺の鷲尾座主です。雨中で懸命に選手たちに応援をされていました。とてもエライ方なのに庶民派のやさしいお坊さんです。 (記入者:野次馬)

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雨に濡れる黒ツバキ

   ―マイクロレンズで撮ってみました―10030701 10030702

先週の金曜日は、最高気温が20℃近く、暑いくらいだったのですが、この土日は、冷たい雨が降り、昨日も、最高気温も9℃と肌寒い1日でした。せっかくの土日なんですが、日課になっているカワセミの撮影にもいけません。

ふと見ると、咲き始めた黒ツバキが雨に濡れてきれいです。

そこで、最近使っていないマイクロレンズ注1)で、黒ツバキを撮ってみました(最初の写真)同時に、コンパクトデジカメ(2枚目の写真。注2)でも撮ってみましたので、比較してみてください(コンパクトカメラもきれいに撮れていますが、マイクロレンズだと背景がぼやけて写らないので、花が引き立つのかな…。)10030703 10030704 10030705

また、雨に濡れた満開の馬酔木、ジュリアンや咲き始めた黄水仙もマイクロレンズで撮ってみました(ただし、黄水仙は木の下なので、雨に濡れていません。)

最近は、花をあまり撮らないので、マイクロレンズの出番がありませんが、春になったら、もっとマイクロレンズを使い、色々な花を撮ることにしよう。(記入者:亀さん)

(注1)NikonのAF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G

(注2)PanasonicのLUMIX FX60

2010年3月 7日 (日)

高校の関東同期会の開催

 全員参加にうれしい悲鳴!亀さんの料理が…!1003050312

金曜日(5日)、亀さんの高校の関東同期会をやりました。

亀さんの高校からは、多くの人が東京、大阪など県外の大学に進学し、社会人になっても多くの人が東京、大阪などに住んでいます。亀さんの同期生も関東地方に100人以上住んでいて、毎年、3月の第一金曜日に、関東同期会を開いています。

亀さんは、10年来、その同期会の幹事をしており、名簿の管理や案内状の印刷・発送などを一手に引き受けています。みんなが定年後の最近は、特に職場の変更が多いうえに、親の介護で田舎に帰る人も多く、名簿の管理が大変です。

今年も、往復の案内状を102通出し、全員に届きました。そのうち、43名の出席と50名の欠席の返事を貰いました。

43人の参加の返事ですが、その日になってドタキャンする人が毎年2、3人出るので、他の幹事と相談して、料理の申込みを1名を減じて、「42名」にして、当日を迎えました。

ところが、これが計算違いでした。当日までに、“都合の悪くなった”との連絡は一切なく、当日の出席状況も順調で、開会1時間ほどで、恩師のT先生を含む全員の43名が揃いました。

うれしい悲鳴です。料理が1つ足りません。亀さんの料理がありません(会費は払ったのにトホホ…。ドタキャンが多くて赤字になるよりはマシかな!?)

同期会では、それぞれが昔の思い出を語り合い、近況の報告をして旧交を温め合いました(写真下左)亀さんは、近況として、カワセミの写真撮影の趣味を報告し、カワセミの写真を披露しました。(結構、好評でしたよ!)

外形は、年齢より老けて、恩師と区別できない人から、いまだに髪が黒々ふさふさの人もいましたが、会のあいだは、みんな昔の高校生に戻っていました。

また、初参加で卒業以来四十数年ぶりに会う人や大阪に単身赴任中で久しぶりの参加の人もいて、今年は、例年以上の盛大な会になりました。

会の最後に記念の集合写真を撮り(写真上)、校歌を歌って、この夏の同窓会、来年の同期会での再開を誓って散会しました。

毎年、幹事をするのは大変ですが、みんなが喜び、楽しんでおられるのを見ると、“苦労のし甲斐があったなあ!”と感じます。

その後、有志は、同期生が経営する新宿のスナックに行って二次会を楽しみました(写真下右)(記入者:亀さん)1003050412_2 100305082

追記:なお、亀さんに料理がないのを心配して、何人もの同期生が料理の一部を一品ずつ回してくれました。どうも、ありがとうございました。(どうも、メタボ対策で食べないものを回してくれたようですが…。笑)

2010年3月 6日 (土)

買って松竹 梅エ話?!

   ―グリーンジャンボ2億円、本日限り―100305011_3

先月15日から、グリーンジャンボ2億円の宝くじが売られ、昨日5日が最終日でした。

宝くじ売場で、「グリーンジャンボ、お早めに!2億円、買って待つだけ(松竹)、うめえ(梅エ)話」と、がなっています。

亀さんは、前日までは、“2億円かあ。運は4億円のときまで残しておこう!”と、グリーンジャンボを買うつもりが全くありませんでした。

ところが、「本日限り」という看板を見たとたんに、意志の弱い亀さんは、宝くじの誘惑に負けて、つい、宝くじ売場の前で、「連番10枚」と叫んでしまいました。

きっと、投資した3000円は、300円になってしまうでしょうが、抽選日まで1週間だけ、当ったときの夢を見ることにします。

“買って松竹 梅エ話”となりますか、“買って松竹 無駄な話”となりますか…。(記入者:亀さん)

2010年3月 5日 (金)

クリスマスローズの花は満開です!

       ―花は31個も―100304022_2

2月23日付けの「亀さんちのクリスマスローズ」の記事で、奥さんが丹精込めて育てた、亀さんちのクリスマスローズが咲き始めました。しかも、昨年は、わずか2個しか咲かなかったのに、今年は20個以上のツボミがあります。」と報告しました。

そのクリスマスローズの花がいま満開になっています。その数も、数えてみると、31個あります。

一昨日、奥さんが「クリスマスローズを撮ったので、ブログに載せてよ!」と申しますので、その写真を載せておきます(冒頭の写真)ただ、奥さんは昼間に撮ったので、花が萎れています。100304011_2

そこで、亀さんが昨朝撮りなおしました。花が元気で、色もきれいです。

やはり、花は朝の方かきれいですね。(記入者亀さん)

追記:ところで、ここのところの陽気で、建物の植え込みのビンカミノールの紫色のが咲き出しました。この花は、普通は4~5月に咲くのですが、今年は早いですね。また、キョウチクトウと同じ科の花なのに、かわいい花ですね。10030403_2

2010年3月 4日 (木)

三月三日は…。

    ―ちらし寿司・金魚・電話―10030301_3 10030307 10030308

昨日(3日)、朝、出かけるときに、奥さんから、「今日はお昼に寿司は食べないでね。」と言われました。3月3日は、雛祭りで、ちらし寿司を食べるというのです。

夕方、家に帰ると、夕食はちらし寿司とハマグリのお吸い物で、そして、デザートはイチゴのショートケーキでした(参考)なぜ、これらを食べる習慣なのか、よく分かりませんが、ちらし寿司とイチゴのケーキは、華やかだからで、ハマグリは二枚貝なので、“夫婦仲良く”ということらしい。1003030210030303

さて、先日、新聞広告で「3月3日は金魚の日」というものがありました。“なぜなんだろう?”と思って、その広告を見ましたが、何も書いてありませんでした。 

そこで、亀さんが調べてみると、江戸時代から雛市では金魚が売られ、ひな祭りの日にはひな壇に金魚を供える習慣があったため、3月3日は「金魚の日」となったそうです(注110030304 10030305

ついでに言えば、3月3日は、「耳(33)の日」でもあり、その関連で、「民放ラジオの日」でもあるそうです。10030306_2

また、偶然ですが、電話を発明したベルの誕生日だそうです。彼は、もともと聴覚障害児の教育者で、電話は発声指導の中で生まれたんだそうです。「耳(33)の日」というのは偶然ですが、でき過ぎですね。(記入者:亀さん)

(参考)ひな祭りレシピ:http://www.kikkoman.co.jp/homecook/college/saiji/hina/。ちらし寿司:http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/special/463/S1.asphttp://cookpad.com/recipe/338766。ハマグリのお吸い物:http://allabout.co.jp/gourmet/washokukotu/closeup/CU20080201A/。イチゴ:http://cookpad.com/recipe/520708http://cookpad.com/recipe/336351

(注)やとみフォトギャラリーより:http://city.yatomi.aichi.jp/gaiyou/gallery_19/kingyo-hinadan.html

2010年3月 3日 (水)

寒緋桜にメジロ

   ―日比谷公園の早咲きの桜―

3月1日(月曜日)は、前日と一転して4月並みの気温でした。

日比谷公園の梅やロウバイは最盛期を過ぎ、マンサクやサンシュユが満開になっています。100301041_3 100301052 10030106

そして、早咲きの桜の寒緋桜が満開に近く、大寒桜(上段と下段左の写真)が5分咲きです。また、ヒイラギナンテン(下段右)も満開に近くなっています。10030102100301011_3100301032_3

これに関連して、2年前から亀さんが不思議に思っていることがあります。

日比谷公園には、寒緋桜が3箇所にあります。テニスコート脇(上段と下段左の写真)、第二花壇脇のトイレのそば(下段右)、松本楼の裏の3箇所です。

ところがこの3箇所のうち、テニスコート脇の寒緋桜だけにメジロが飛んできて、花の蜜を吸っているんですよ。

ひょっとすると、テニスコート脇の寒緋桜が“一番日当りがいいので、早く満開になるから”というような合理的な理由があるのかもしれませんが、不思議です。

ということで、今年もテニスコート脇の寒緋桜のメジロを撮ってきました。(記入者:亀さん)

追記:昨日(2日)は、一転して寒い日でした。こうも寒暖の差があると、体調管理が大変です。

2010年3月 2日 (火)

高尾の「うかい竹亭」で食事!

   ―孫娘の初節句のお祝い―100228011_2 100228022 100228033

日曜日(28日)、昨年の夏に生まれた孫娘の初節句(桃の節句)のお祝いにかこつけて、娘夫婦、お婿さんのご両親と亀さん夫婦で、高尾の「うかい竹亭」(注)で会食をしました。

この店を選んだのは、お婿さんの実家と娘の実家(=亀さんの家)の中間点の東京都西部にあり、系列の店が「ミシュランガイド東京」に掲載され、料理が美味しいと有名な店だからです。また、離れ家風の部屋であるので、孫2人を含めて落ち着いた会食ができるからです。100228044 100228055 100228066

会食をする部屋まで行く経路には、雛飾りなどの装飾が季節感を醸し出しており、いい雰囲気でした。部屋にも木目込人形の豆市松が飾られています。10022807 10022808 10022809 10022811 10022813 10022813_3

料理は、先付、前菜、椀、造り、温物、強肴、進肴、蒸し物、飯、水菓子が約2時間掛けて出てきますので、ゆっくりくつろげます。

料理自体は都心の有名料亭の料理に比べるべくもありませんが、庶民的なグルメスポットとして、いい店だと思いました。

なお、祝って貰う孫娘は、部屋の片隅でずっと眠っていて、祝う側だけが料理を楽しんでいましたよ。(記入者:亀さん)10022815 10022816

追記:高尾は都心よりは気温が低いようで、高尾山口駅の近くの氷川神社の梅は、今が満開でした。

また、高尾に行った記念に、天狗のぬいぐるみを買いました。可愛いでしょう!

(注)うかい竹亭:http://www.ukai.co.jp/chikutei/index.html

日曜日のテレビは津波警報付!

 ―海のない県でも津波警報を1日中放送―10022817_2 10022818

日曜日のテレビは、実に見にくかったですね。

海のない埼玉県や山梨県のテレビも、テレビ画面には、チリ地震関係の津波警報関係の情報をプロットした日本列島の地図が常時映されていました。

テレビCFの一部は隠れて商品名が見えないことや対談番組では一方の人が見えないことなどが生じていました。

リモコンのボタンをどう操作しても消すことができません。深夜になってもずっと流れています。

“災害関連情報だから仕方ないか…”と思いつつ、また、“NHKという公共放送だから止むを得ないか…”と、多少諦め気味でしたが、それにしても…。

“民放なら視聴者のことを考えているんだろうな…”と思って、チャンネルを民放に替えたら、その民放の画面では、NHKよりも大きい日本列島の地図が画面のより中心の方に流されているんですよ。(ナンジャコリャア!)

こう感じたのは亀さんだけなんでしょうかね。(記入者:亀さん)

2010年3月 1日 (月)

近江花紀行―ザゼンソウ(その3)

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近江花紀行―ザゼンソウ(その2)

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近江花紀行―ザゼンソウ(その1)

以前から行ってみたいと思いながらなかなか機会がなかったザゼンソウが見ごろと聞き出かけて来ました。お坊さんが座禅を組んでいる姿に似ているところから名前がついたとされ、達磨大師そっくりというのでダルマソウの別名もあります。ミズバショウの仲間で琵琶湖の北西にある滋賀県高島市にわが国の南限とされる群落があります。現地へ行くまでは山の谷間のような場所を想像していましたが集落のすぐわきにある竹藪のなかの湿地が群生地でした。木道の両脇に数十個体が咲いていましたが奥の方にもたくさんあります。大きさは15センチから大きいもので25センチほど、仏像の光背ににた焦茶色の部分は花ではなく「苞(ほう)」でこの中に花芽がのぞいています。

ザゼンソウは自身が熱を出す珍しい「発熱植物」です。発熱することで回りの雪を溶かし、時期的には数少ない虫を集めることで受粉に役立てるとされています。高島市は「ザゼンソウの町」がキャッチフレーズで、雪はありませんでしたが今がちょうど見頃でした。このページではなぜか写真が挿入できませんでしたので(その2・その3)で紹介します。 (記入者:野次馬)

小雨の中、カワセミ撮影を敢行!(2)

 ―カワセミの“恋の成就”はもうじきか?―

亀さんがサンニッパを仕舞い終え、帰ろうとしていていた午後2時半頃のことです。

突然、「チー」という自転車のブレーキ音のようなカワセミの鳴き声が聞こえ、目の前をカワセミが通過して、あっという間に公園外に飛んでいきました。一度も公園内ではとまらず、通過しただけです。

亀さんは、サンニッパをセットし直すことも考えましたが、小雨が降っているので、70-300mmのズームレンズを取り出して、カワセミが来るまで、東屋で待つことにしました。10022709_2 10022710 10022711

すると、2時50分過ぎに、カワセミがやってきました。まず、メスが来て、上を向いて啼き続けます。すると、すぐに、オスがやってきて、メスに合わせて、啼きます。メスとオスとの合唱です。(下の写真は、分かりにくいので、写真をクリックしてご覧下さい。両端の竹の杭にカワセミが止まっているでしょう。)

メスとオスが合唱するということは、“恋の成就”が近いということなんでしょうかね。10022712

一しきり合唱して、オスがメスの方に飛んでいきました(クリックして見ると分かります。)が、メスは相手にせず、オスは仕方なく、近くの木にとまって啼いていました。そのうち、2羽とも公園外に飛んでいきました。

この間の時間はわずか2分で、サンニッパで撮れなかったという点はありますが、カワセミの啼き合いが見られただけで満足すべきなんでしょうね。

その後も、天気が安定せず、カワセミも帰ってしまったので、午後3時過ぎ、亀さんも帰ることにしました。 100227142  100227153 100227164 100227175

帰る時に見沼代用水のほとりの電信柱にカワウがとまっていました。じっと見ていると、頭やのどを足で掻きだし、その仕草が可愛かったので、写真を撮りました

この日の小雨の中の撮影敢行は、それなりの成果もあり、行くだけの価値はありましたよ。(おわり)(記入者:亀さん)

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