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2009年12月 7日 (月)

湖北逍遥(その2)

余呉湖にはもうひとつ「菊石姫伝説」というのがあります。都からこの土地に移り住んだ大夫にひとり娘=菊石姫=があり、乳母に大事に育てられていました。ある年の夏、これまでにない日照りが続き村人は大変苦しんでおりました。これを見かねた姫は湖に身を投げ、蛇身となって雨を降らせました。世話になった乳母には自分の目を差し出し、舐めれば万病に効く薬となり、祈ってくれれば雨を降らせると言いました。水中から投げた目が落ちたのがこの「蛇の目玉石」と伝えます。立てられた御幣がなんとも神秘的なイメージで、暗くなってからはちょっと遠慮したいスポットです。

Cimg1935 「蛇の目玉石」

すぐ先には芭蕉の門人だった路通の句碑もありました。路通は「奥の細道」から戻る芭蕉を敦賀まで迎え、美濃の大垣まで送りました。句碑には「ほそみあり」とほめられた代表作「鳥共も寝入りて居るや余呉の海」が刻まれています。水鳥の季語は冬、「ほそみ」とは虚無的な静かさと寂寥感があるという意味でしょうか。

Cimg1930 「路通句碑」

 (記入者:野次馬)

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