旧安田庭園・亀戸天神など
隅田川テラスを上がると、目の前に、両国国技館があります。そして、その隣りに「旧安田庭園」(注1)があります。コース図ではその庭園に入らず、その脇を歩くことになっていたのですが、参加者は入場料無料なので、みんな入っていきます。
この庭園は、江戸時代の小大名が築造したもので、こじんまりと纏まっていました。ちょうど紅葉が真っ盛りで、とてもきれいでした。
紅葉を堪能した後は、江戸東京博物館を横切ります。時間的に博物館に入る余裕はありませんので、館外に展示されていた汐留遺跡の出土品を見て、通過です。
残り4kmとなり、葛飾北斎に因んで付けられた「北斎通り」・大横川親水公園などを歩き、亀戸天神を目指します。
この2kmは下町をただ歩くだけで多少単調でした。天神橋まで来ると、朝見た東京スカイツリーが見えます。
天神橋を渡ると、橋の東詰に、くず餅で有名な「船橋屋」があります(注2)。甘い物好きの亀さんは、迷いもなく、船橋屋に入り、くず餅でエネルギー補給です。江戸時代の文化年間から200年以上の伝統の味は格別なものがあります。
その前に、亀さんは、門前の「鼈甲磯貝」(注3)に入り、亀の根付を購入しました。亀さんは、名前に「亀」に因んだ根付や置物を集めており、江戸の伝統工芸の鼈甲の亀の根付が気に入り、携帯のストラップにしました。
さて、亀戸天神は、春には藤の花で有名で、境内には藤棚が整備されています。
この日は、七五三の祝いで、多くの家族が子供の成長と学業の成就を願って、お参りに来ていました。若夫婦とおじいさん・おばあさんの親馬鹿・孫馬鹿ぶりが各所で繰り広げられており、ほほえましく感じました。
亀さんたちは、ここでも家族の健康と成長を願い、最後のゴールを目指しました。
ゴールの半蔵門線錦糸町駅には、制限時間の1時間前の午後2時に着きました。
秋晴れの下での快適な「東京まちさんぽ」でした。
追記:この「東京まちさんぽ」の行程は、約10kmだったのですが、実は、亀さんは、ゴール後、「船橋屋」に忘れ物をしていたのに気付き、それを取りに往復したため、往復2kmの追加ウォーキングをしてしまいました。
(注1)旧安田庭園:http://hix05.com/gardens/yasuda/yasuda.html、http://myshutter.haru.gs/yasuda/newpage2.html、http://www.ee-tokyo.com/teien/yasudateien/yasudateien.html
(注2)船橋屋:http://www.funabashiya.co.jp/
(注3)鼈甲磯貝:http://www5e.biglobe.ne.jp/~bekko/、http://itours.jp/monodukuri/monodukuri/bekko/bekkou.html
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コメント
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亀さんへ 「亀グッズ」を収集するお気持ちよくわかります。<東京散歩の達人>の坂崎重盛さんに『収集する猿』(角川書店→ちくま文庫)という快著があり愛読書です。つまり私も同じく「収集癖」あり。西荻窪で行きつけだった「亀ちゃん」という飲み屋は「亀グッズ」だらけのお店で私が進呈したのもかなりあります。マッチョでやさしい店主は名前に「亀」がつきます。亀さんとは違いますが。
投稿: 野次馬 | 2009年12月 2日 (水) 22:56
> 野次馬さんへ
この亀の根付、プラスチックではなく、鼈甲ですから結構した値段でした。でも、つい買っちゃうんですよ。
一度、西荻の「亀ちゃん」に連れて行ってくださいよ。野次馬さんが上京したときに。
投稿: 亀さん | 2009年12月 2日 (水) 23:32