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2009年9月18日 (金)

歴史的建造物の運命の色々・2

    -かさぶたのついたビル-090915031 090915042

前回の「日本工業倶楽部会館」と対照的なのは、すぐ近くにある「東京銀行協会ビル(注1)です。

ルネッサンスの赤煉瓦の建物が、高層ビルにくっつけているのです。「瘡蓋(かさぶた)建築」との酷評もあり、どうみても、違和感があります。

保存・再生の程度が極端に違う歴史的建造物が、こんなに近く-隣の街区-にあるのは、皮肉と言うべきか? “天の配剤”というべきか? 建築の勉強をしている人にとっては比較できて、便利ですね。

ただ、日比谷の「三信ビル」(注2)のように取り壊され、日比谷パティオになっている例もあるので、どういう形にせよ、一部保存されたのですから、是とすべきでしょうか。

もっとも、調べてみると、色々検討したが、建物自体が皇居側へ傾いていたので、このような建て替えしかできなかったという話もあるようです09091505 09091506

このように、歴史的な建造物の保存・再生には、色々なパターンがあるようです。

因みに、皇居のお堀端をみると、「明治生命館」のように、隣接地の明治安田生命ビルとの一体的な開発(丸の内マイプラザ)で、全面的な保存をしている例(注3・写真左)や、大区画で再開発することによって歴史的建造物(「旧第一生命館」と「旧農林中央金庫」)のかなりの部分(ファサード)を保存した「DNタワー」の例(注4・写真右)があります。これらもいい例でしょう!

なお、昨年2月下旬に、7回にわたって霞が関・丸の内の文化財探訪をUPしていますので、参考までに再掲しました。(記入者:亀さん)

(注1)東京銀行協会ビル:http://home.att.ne.jp/sun/osum/uti-09ginko.html

(注2)三信ビル:http://home.att.ne.jp/sun/osum/2005best.htmlhttp://humsum.cool.ne.jp/cho-101a.htmlhttp://humsum.cool.ne.jp/fuu-299.html

(注3)DNタワー:http://maskweb.jp/b_dntower_1_1.htmlhttp://home.att.ne.jp/sun/osum/uti-30daiiti.html(旧第一生命館)、http://home.att.ne.jp/sun/osum/uti-31tyukin.html(旧農林中金ビル)

(注4)法務省レンガ棟(08.02.20):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_c19e.html、旧文部省庁舎(02.21):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_a01a.html、明治生命館(02.23):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_a130.html、第一生命館・農林中金(DNタワー21)(02.26):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_3f4c.html

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コメント

こんばんは^^

歴史的建造物は趣があるので残してほしいなぁ~と思っているので
このような形でも残してほしいと思いますconfident
のめり込んでいるように見える「日本工業倶楽部会館」も
かさぶたのように見える「東京銀行協会ビル」も
素敵な建物なので違和感はあっても
保存されることになって嬉しい気持ちです♪

>ほよりんさんへ
国など公的な建物などは原型保存できるのですが、私企業のものはなかなか保存することが難しそうですね。
たしかに、部分的な保存でも嬉しいですね。

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