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2009年8月 1日 (土)

「象つなぎ岩」(その2)

案内看板に従って水田の中の農道を進むと民家の前にめざす「象つなぎ岩」がありました。幅120センチ、高さ85センチ、厚さ50センチでどこにでもありそうな岩というか石です。「昔は子供の背丈ほどあったのが舗装で道路をかなりかさ上げしたので低くなりました」というのが通りかかったお年寄りの話。

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すぐ脇の説明板には「人の駅」として亜烈進卿の名前が。使者が携えたのは日本国王=将軍・足利義持=あての親書と黒象、山馬各一疋(匹)、孔雀、鸚鵡(オウム)各二対などの進物でした。これまで見たことがないものばかりだったので人々を驚かせたに違いありません。「黒象」というのは当時は「白象に乗った普賢菩薩」など仏画の象しか知られていなかったので灰色の普通の象が「黒い」と記録されたようです。

ここから都(京都)までは日本海のサバが運ばれた「鯖街道」をたどって約60キロの行程です。驚かせないように大きな箱に入れて運んだのでは、という説などがあるようですが世話をする「象使い」も同行していたはずですから私は「歩いて」説です。

(記入者:野次馬)

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コメント

本文中には書きませんでしたが、山馬(さんば)は亜熱帯地方の山岳地帯、それも沼や湖のそば(湖畔)に生息する大型の鹿だそうです。中国では「水鹿」、インドでは「サンバー」といってその毛で作る「山馬筆」は山水画や日本画で例えば岩肌や竹、枯枝などを書く際に使われるようです。弾力があるので「硬質な描線が描ける」ことで珍重されます。
私は「馬」というのでロバやラバなどか、縞馬ではと想像していましたけど。

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